2026年6月11日(木)のストップ高安銘柄と理由

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2026年6月11日(木)のストップ高安銘柄と理由

本日のポイント

ストップ高 12銘柄 ストップ安 5銘柄

2026年6月11日のストップ高は12銘柄、ストップ安は5銘柄。ストップ高は業績見通し・株主優待・特許出願・生成AI・データセンター関連などに広がり、ザラ場で一時ストップ高を付けた銘柄も含まれた。ストップ安は決算・業績見通し・新規事業関連の開示後に大きく下落した銘柄が中心となった。

業績・株主還元関連:リミックスポイント、カラダノート、ハウテレビジョン、光・彩がストップ高。カラダノートは第3四半期業績と株主優待制度の再開、光・彩は2027年1月期業績予想の上方修正が材料として扱われた。

AI・生成AI関連:BRANU、NEXYZ.Group、キャスターが該当。BRANUは建設現場の品質安全を担保する独自のAI制御プロセスに関する特許出願、NEXYZ.Groupは生成AIで加速するIP権利リスクに対応するシステム開発が材料として扱われた。

データセンター・半導体関連:ジーネクスト、Link-U Group、岡本硝子が該当。岡本硝子は一時ストップ高まで上昇し、終値は700円だった。

ストップ安:アピリッツ、モイ、ANYCOLOR、地盤ネットホールディングス、GENDAの5銘柄。事実関係は各銘柄カード参照。

ストップ高銘柄(12銘柄)

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3825 リミックスポイント 東証S 時価総額 約300億円 201円(+50円 +33.11%)▲ 業績 エネルギー 暗号資産

エネルギー関連事業や蓄電ソリューション、デジタルアセットマネジメント事業などを展開するリミックスポイントは、2026年6月11日に201円(前日比+50円、+33.11%)まで上昇し、ストップ高となった。未定としていた2027年3月期業績予想を公表し、営業利益を67.2億〜140.6億円のレンジで示したことが材料として扱われた。前期は54.8億円の営業赤字だったため、今回の計画は営業黒字転換を見込む内容となる。エネルギー事業の収益力回復、蓄電ソリューション事業の成長加速に加え、デジタルアセットマネジメント事業ではセグメント利益51億〜124億円を見込んでおり、業績見通しの開示を受けて値幅制限いっぱいまで買われた。

4014 カラダノート 東証G 時価総額 約33億円 500円(+80円 +19.05%)▲ 業績 株主優待 ヘルスケア

妊娠・子育て世代向けアプリ、家族向けヘルスケアサービス、ライフイベントデータを活用したマーケティング支援などを手掛けるカラダノートは、2026年6月11日に500円(前日比+80円、+19.05%)まで上昇し、ストップ高配分となった。2026年7月期第3四半期の経常利益は1.47億円となり、前年同期の0.68億円の経常損失から黒字転換した。売上高は7.31億円で前年同期比32.0%減だった一方、利益面の改善が明確に示された。あわせて株主優待制度の再開も発表しており、黒字転換と優待再開の2つの開示材料が重なった。取引時間内に商いは成立せず、大引け時点で約9万2900株の買い注文を残した。

4179 ジーネクスト 東証G 時価総額 約23億円 420円(+80円 +23.53%)▲ データセンター SaaS CRM

顧客対応DXプラットフォーム「Discoveriez」などを提供するジーネクストは、2026年6月11日に420円(前日比+80円、+23.53%)まで上昇し、ストップ高となった。企業の問い合わせ対応、顧客接点データの管理、サポート業務の効率化といった領域を手掛ける小型グロース銘柄で、同日の市場ではデータセンター関連の物色テーマに含まれる銘柄として取り上げられた。決算・業績修正型の銘柄とは異なり、AI・クラウド・データ活用領域への関心が続くなかで、顧客対応データを扱うSaaS系企業として値幅を伴う上昇となった。終値はストップ高水準の420円となり、前日比で80円高の大幅高となった。

4346 NEXYZ.Group 東証S 時価総額 約118億円 873円(+150円 +20.75%)▲ 生成AI 知財 システム開発

省エネ設備導入支援、メディア・プロモーション、電子雑誌、企業向けソリューションなどを展開するNEXYZ.Groupは、2026年6月11日に873円(前日比+150円、+20.75%)まで上昇し、ストップ高となった。生成AIの普及で課題となるIP権利リスクに対応するシステムを開発したことが材料として扱われた。コンテンツ制作、広告、メディア運営などの現場では、生成AIの利用拡大に伴って著作権・肖像権・商標などの権利管理が重要なテーマになっている。同社の材料は、生成AIそのものの活用だけでなく、AI時代に必要となる権利保護・リスク管理の周辺領域に位置づけられた。株価は値幅制限いっぱいまで買われ、生成AI関連テーマの一角として強い値動きとなった。

4446 Link-U Group 東証P 時価総額 約99億円 695円(+100円 +16.81%)▲ データセンター 電子コミック アプリ

電子コミック配信、アプリ開発、サーバー運用、コンテンツ配信基盤の提供などを手掛けるLink-U Groupは、2026年6月11日に695円(前日比+100円、+16.81%)まで上昇し、ストップ高となった。マンガIPの価値最大化を支援する新事業や、同社が持つコンテンツ配信・サーバー運用の機能が、データセンター関連の物色テーマとあわせて材料として扱われた。電子コミックやアプリ配信は大量のアクセス処理、安定した配信基盤、ユーザー行動データの活用と結びつく領域であり、同日の市場ではIPビジネスとデータインフラの両面を持つ銘柄として位置づけられた。終値はストップ高水準となり、テーマ性を伴う上昇となった。

460A BRANU 東証G 時価総額 約39億円 877円(+150円 +20.63%)▲ 人工知能 建設DX 特許

建設業界向けDXプラットフォーム「CAREECON Platform」などを提供するBRANUは、2026年6月11日に877円(前日比+150円、+20.63%)まで上昇し、ストップ高配分となった。建設現場の品質安全を支えるAI制御プロセスに関する特許を出願したことが材料として扱われた。建設業界では人手不足、現場管理の効率化、安全管理、品質の標準化が継続的な課題となっており、同社の建設DXサービスはそうした現場課題にデジタル技術を組み合わせる領域にある。今回の特許出願は、建設現場の品質・安全管理にAI制御を活用する取り組みとして、人工知能・建設DXのテーマに結びついた。取引時間内は買い優勢のまま推移し、ストップ高配分で取引を終えた。

7064 ハウテレビジョン 東証S 時価総額 約26億円 969円(+150円 +18.32%)▲ 業績 人材 キャリア

新卒向けキャリアプラットフォーム「外資就活ドットコム」や若手社会人向けサービス「Liiga」などを運営するハウテレビジョンは、2026年6月11日に969円(前日比+150円、+18.32%)まで上昇し、ストップ高配分となった。前日に発表した第1四半期決算で、営業利益は1.6億円となり、前年同期比で4.7倍に拡大した。据え置きの通期営業利益計画0.5億円を第1四半期時点で大きく上回る実績となった点が材料として扱われた。新卒サービス売上の急拡大が寄与しており、採用スケジュールの前倒しや内定時期の早期化といった採用市場の変化が業績に反映された。第1四半期から通期計画を上回る利益水準を示したことで、決算評価型のストップ高となった。

7746 岡本硝子 東証S 時価総額 約204億円 700円(+18円 +2.64%)▲ 半導体製造装置 ガラス 光学部品

特殊ガラス、光学部品、照明用ガラス、半導体製造装置向け部材などを手掛ける岡本硝子は、2026年6月11日に一時782円まで上昇してストップ高を付け、終値は700円(前日比+18円、+2.64%)となった。光学関連や半導体製造装置向けの部材を扱う企業で、同日の市場では半導体製造装置関連の物色テーマに含まれる銘柄として取り上げられた。ストップ高到達後は上げ幅を縮小し、大引け時点ではストップ高水準から離れたものの、前日比プラスで取引を終えた。終値ベースの上昇率は小幅にとどまった一方、ザラ場で値幅制限いっぱいまで買われたため、一時ストップ高銘柄として本日の一覧に含まれる。

7878 光・彩 東証S 時価総額 約17億円 1,046円(+150円 +16.74%)▲ 業績修正 ジュエリー 増益

ジュエリーパーツや貴金属製品の製造・加工を手掛ける光・彩は、2026年6月11日に1,046円(前日比+150円、+16.74%)まで上昇し、ストップ高配分となった。前日に2027年1月期業績予想の上方修正を発表し、営業利益予想を従来の2億円から4億円へ引き上げた。新しい営業利益予想は前期比2.2倍の水準となり、期初段階で大幅な増益見通しが示された。国内受注の堅調さや高付加価値商品の販売好調に加え、生産効率の改善、在庫評価益などの要因も押し上げ材料として示されている。業績予想の早期かつ大幅な引き上げを受け、ジュエリー関連の小型株として強い買いを集めた。

9331 キャスター 東証G 時価総額 約26億円 1,308円(+265円 +25.41%)▲ 生成AI BPO リモートワーク

リモートアシスタント、BPO、人材関連サービス、オンライン業務支援などを展開するキャスターは、2026年6月11日に一時1,343円まで上昇してストップ高を付け、終値は1,308円(前日比+265円、+25.41%)となった。リモートワークや業務代行の領域を主力とし、企業のバックオフィス業務、採用支援、秘書業務、事務作業などをオンラインで支援するサービスを展開している。生成AIの活用によって事務作業や情報整理、問い合わせ対応、業務プロセスの自動化が注目されるなか、同日の市場では生成AI関連の物色テーマに含まれる銘柄として取り上げられた。終値ではストップ高水準をやや下回ったものの、前日比25%超の大幅高で取引を終えた。

9417 スマートバリュー 東証S 時価総額 約41億円 385円(-66円 -14.63%)▼ クラウド 自治体DX モビリティ

自治体向けクラウド、スマートシティ、モビリティ関連サービス、地域情報プラットフォームなどを展開するスマートバリューは、2026年6月11日に一時531円まで上昇してストップ高を付けたものの、終値は385円(前日比-66円、-14.63%)となった。前日まで2日連続でストップ高となっており、6月11日もザラ場では値幅制限いっぱいまで買われる場面があった。自治体DX、クラウド、モビリティ、スマートシティといった公共領域のデジタル化テーマを持つ銘柄で、短期的な値動きが大きくなった。大引けにかけては上げ幅を失い、最終的には前日比マイナスで終了したため、同日のカードでは一時ストップ高銘柄として扱う。

9444 トーシンHD 東証S 時価総額 約18億円 271円(+44円 +19.38%)▲ 通信 不動産 リゾート

移動体通信関連事業、不動産事業、リゾート事業などを展開するトーシンホールディングスは、2026年6月11日に一時307円まで上昇してストップ高を付け、終値は271円(前日比+44円、+19.38%)となった。前日もストップ高となっており、2営業日にわたって値幅を伴う上昇が続いた。携帯ショップ運営などの通信関連、不動産賃貸・管理、ゴルフ場やリゾート施設といった複数の事業を持つ企業で、同日は前日に続いてザラ場で大きな値幅を伴う展開となった。ザラ場ではストップ高水準まで買われた後に上げ幅を縮小したが、終値でも前日比19%超の大幅高を維持して取引を終えた。

ストップ安銘柄(5銘柄)
4174 アピリッツ 東証S 時価総額 約30億円 715円(-150円 -17.34%)▼ サイバーセキュリティ Web開発 ゲーム

Webシステム開発、EC支援、オンラインゲーム関連事業、デジタル人材支援などを展開するアピリッツは、2026年6月11日に715円(前日比-150円、-17.34%)まで下落し、ストップ安となった。サイバーセキュリティ関連として物色されていた銘柄で、直近では資本業務提携やフィジカルAI領域への参入に関する材料で連日ストップ高を付けていた。6月11日はその急伸後の局面で大幅安となり、値幅制限いっぱいまで売られた。事業面ではWeb開発、クラウド・EC支援、ゲーム運営といった複数領域を持つが、同日の値動きは直近の材料株としての大きな上下動の延長線上にある。終値は715円となり、ストップ安水準で取引を終えた。

5031 モイ 東証G 時価総額 約57億円 405円(-57円 -12.34%)▼ ライブ配信 SNS 決算

ライブ配信サービス「ツイキャス」を運営するモイは、2026年6月11日に一時382円まで下落してストップ安を付け、終値は405円(前日比-57円、-12.34%)となった。直近で発表した2〜4月期決算では営業利益が前年同期比19%増となった一方、会社計画に届かなかったことが材料として扱われた。ツイキャスは個人配信者や視聴者によるライブコミュニケーションを中心とするサービスで、課金、広告、プラットフォーム利用を軸に収益を構成している。増益ではあったものの、計画比での進捗が重視される決算発表後の値動きとなり、ザラ場では一時ストップ安水準まで下落した。大引けではストップ安からやや戻したが、前日比では2桁下落率となった。

5032 ANYCOLOR 東証P 時価総額 約1,451億円 2,375円(-500円 -17.39%)▼ VTuber 減配 業績見通し

VTuberグループ「にじさんじ」などを運営するANYCOLORは、2026年6月11日に2,375円(前日比-500円、-17.39%)まで下落し、ストップ安配分となった。前日に発表した2026年4月期決算では営業利益が202億円となり、前期比23.9%増で、3月に下方修正したレンジの上限水準で着地した。一方で2027年4月期の営業利益予想は180億〜200億円のレンジにとどまり、中期計画で示していた目標数値240億円を下回る内容となった。あわせて1株13円の減配計画、VTuber起用の規律強化方針、人件費関連費用の増加も示されており、今期見通しと株主還元の変化が材料として扱われた。大引け時点では売り注文を残すストップ安配分となった。

6072 地盤ネットHD 東証S 時価総額 約255億円 1,100円(-400円 -26.67%)▼ 地盤解析 新規事業 住宅

地盤解析、地盤補償、住宅関連サービスを展開する地盤ネットホールディングスは、2026年6月11日に1,100円(前日比-400円、-26.67%)まで下落し、ストップ安配分となった。前日に「新規事業に関する検討状況および今後の方針について」を開示し、資本業務提携先であるKaihou社との協議を進めている一方で、具体的に決定した事実はないと説明した。開示では、今後の進展により変更または中止となる可能性があることも記載された。地盤解析・住宅地盤関連を主力とする同社は、直近で新規事業関連の開示を材料に大きく動いていた銘柄であり、6月11日はその開示後の大幅安となった。終値はストップ安水準の1,100円となり、売り注文を残して取引を終えた。

9166 GENDA 東証G 時価総額 約999億円 532円(-60円 -10.14%)▼ エンタメ アミューズメント 決算

アミューズメント施設、エンターテインメント関連事業、国内外の店舗運営やコンテンツ関連事業を展開するGENDAは、2026年6月11日に一時492円まで下落してストップ安を付け、終値は532円(前日比-60円、-10.14%)となった。2027年1月期第1四半期では、売上高が497.02億円となり前年同期比45.0%増と大幅な増収を確保した一方、調整後純利益は7.36億円で前年同期比46.5%減となった。連結子会社の業績が下期偏重となる点などが示され、増収と減益が同時に確認された決算発表後の値動きとなった。アミューズメント施設運営を中心にM&Aや海外展開も進める成長企業として注目されているが、同日は利益面の減少が意識され、ザラ場で一時ストップ安まで売られた。

本記事は公開情報をもとに作成した情報提供を目的としたもので、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。記載内容の正確性については最善を尽くしておりますが、その完全性を保証するものではありません。

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