2026年5月27日(水)のストップ高安銘柄と理由

2026年5月27日のストップ高安銘柄と理由 | ストップ高安研究所

2026年5月27日(水)のストップ高安銘柄と理由

2026年5月27日(水)

ストップ高 13銘柄 ストップ安 5銘柄

本日のストップ高は、神戸物産との資本業務提携を発表したマキヤがS高+25.00%、PFAS規制関連の室町ケミカル、感光性材料最大手のダイトーケミックス、量子AI関連のHPCシステムズ、アサイーのフルッタフルッタなど多彩なテーマで物色が広がった。ストップ安は前日急騰銘柄のFIG・モイ・QDレーザ・ダントーHDが反動安、業績悪化(営業損失5.59億円・自己資本比率△54.2%)のアーキテクツがS安。半導体製造装置関連のTMHはザラ場で一時ストップ高をつけた後反落する乱高下となった。

本日のポイント

マキヤが神戸物産との資本業務提携で張り付きS高+25.00%:5月26日17:00付の適時開示で「業務スーパー」運営の神戸物産(東証P・3038)がマキヤ株19.8%を約16.77億円で取得し筆頭株主に。共同仕入れによるコスト削減、惣菜事業「馳走菜」へのマキヤ商品導入が期待される。

化学・半導体材料関連の物色拡大:室町ケミカル(4885)はPFAS除去用イオン交換樹脂・半導体プロセス向け高純度イオン交換樹脂で「AI・半導体相場に合流」と評価されS高、ダイトーケミックス(4366)は感光性材料最大手として2026年3月期決算と中期経営計画更新発表後の物色でS高。

個別好材料・新規物色銘柄:弘電社(1948)はきんでんTOB継続でS高、HPCシステムズ(6597)は量子AI関連、フルッタフルッタ(2586)はアサイー関連、北川精機(6327)はプリント基板関連、大日光・エンジニアリング(6635)はEMS関連で物色。

ザラ場一時S高後反落銘柄:TMH(280A)は半導体製造装置関連の物色一服で-10.75%、ツバキ・ナカシマ(6464)も-1.19%とザラ場の高値から大きく反落。

需給反動・利食い売り:前日張り付きS高のモイ(5031)・QDレーザ(6613)・ダントーHD(5337)が反動安でS安。FIG(4392)も大幅安。業績悪化(自己資本比率△54.2%)のアーキテクツ(6085)もS安。

ストップ高銘柄(13銘柄)

神戸物産との資本業務提携を発表したマキヤを筆頭に、化学関連・半導体材料関連・個別好材料銘柄が物色された1日。各銘柄カードをタップで詳細表示。なお280A・6464はザラ場で一時ストップ高をつけた後、終値では反落しています。

きんでんによる完全子会社化を目的とした公開買付(TOB・買付価格1万1,501円)の継続物色。TOB期間中の鞘寄せ的な動きが継続しており、本日は前日比+1,500円・+16.39%の張り付きストップ高で終値10,650円。三菱電機グループからの親子上場解消案件で、TOB成立後は東証スタンダード市場からの上場廃止予定。

半導体製造装置関連のフィールドソリューション事業を手掛ける。ザラ場で一時ストップ高水準まで買われたものの、その後利食い売りが優勢となり、終値は前日比-301円・-10.75%の2,498円と大きく反落。前日5/26のストップ高張り付きからの反動と、半導体製造装置関連株の物色一服が背景。

アサイーのパイオニアとしてアマゾンフルーツの輸入・加工・販売を主力事業とする。直近5年で売上高4倍超の急成長を達成しているが、2026年3月期は中国市場への本格参入と国内主要チャネル新機軸展開向け先行投資により売上+23.3%・営業利益-58.9%の増収減益。本日は前日比+30円・+37.50%の張り付きストップ高で終値110円。本日付の個別材料は適時開示・株探ニュースから特定できなかったため、決算後の需給的な動きの可能性。

「キャリコネ」運営のメディア事業、Salesforce導入支援のDX事業、タイムチケットによるTikTokライバー事業の3本柱を展開。5月12日に2026年3月期通期営業利益予想を倍増の3.07億円に上方修正、3期ぶりの営業黒字転換を達成し、5月13日には+32.1%のストップ高を達成。米国・インドネシアでのTikTok海外展開、Salesforce関連の継続出展、東芝プロジェクト参画など好材料が連続。本日はザラ場で一時ストップ高水準まで買われ、終値は前日比+18円・+11.32%の177円。本日付の個別材料は特定できなかったため、需給的な動きの可能性。

1938年創業の感光性材料最大手スペシャリティ・ファインケミカルメーカー。株探の「動意株・27日(前引け)」筆頭で取り上げられた。半導体集積回路や液晶ディスプレイのフォトレジスト向け感光性材料を提供。2026年5月11日に2026年3月期決算(売上+4.5%・経常+9.1%の増収増益)と「中期経営計画の更新」を公表。半導体材料関連株への物色拡大の流れを受けて本日は前日比+80円・+17.78%の張り付きストップ高で終値530円。

株探10:19付ニュースで「高純度イオン交換樹脂のニッチプレーヤーとしてAI・半導体相場に合流」と評価。2026年4月施行の改正水道法省令によりPFAS(有機フッ素化合物)が水質基準に格上げされ、PFAS除去用イオン交換樹脂の需要拡大期待。同社は活性炭比5~10倍の吸着容量を持つPFAS除去用イオン交換樹脂を保有。半導体プロセス向け高純度イオン交換樹脂のニッチトップとしての評価。2026年4月14日発表の通期業績予想29%上方修正・最高益予想も継続的な買い材料に。本日は前日比+150円・+15.59%の張り付きストップ高で終値1,112円。

プリント基板用真空プレス機を主力とする機械メーカー。温度・圧力・真空の制御技術を持ち、半導体・航空宇宙産業向け装置も提供。AI半導体実装基板・電子部品関連の需要拡大期待を背景に物色されている。本日は前日比+700円・+19.44%の張り付きストップ高で終値4,300円。半導体製造装置・電子部品関連株への物色拡大の流れを受けた動き。

精密ボール世界トップ企業として連日物色されていたが、本日はザラ場で一時ストップ高水準まで買われたものの、その後利食い売りが優勢となり、終値は前日比-5円・-1.19%の414円と小幅反落。直近の急騰局面からの利食い圧力が強まった。

高性能計算機(HPC)・量子AI関連事業を展開。株探の「動意株・27日(大引け)」でも上位に取り上げられ、量子・AI・データセンター関連株のテーマ物色拡大を受け、本日は前日比+700円・+16.67%の張り付きストップ高で終値4,900円。AI計算需要拡大とそれに付随する高性能計算機需要拡大期待が継続的な買い材料となっている。

EMS(電子機器受託製造)事業を主力とし、キヤノン関連・宇宙・蓄電池関連のテーマで物色されている。前日5/26のストップ高張り付き(+150円・+21.07%)に続き、本日も前日比+150円・+17.40%の張り付きストップ高で終値1,012円。2026年12月期第1四半期はアジアセグメントが好調、医療機器向け・大型精密検査機器向け受注の増加で売上+7.6%増収だが、販売価格への転嫁の遅れで営業利益は減益。

1950年創業のひずみゲージ国内シェア40%の応力計測機器メーカー。1969年上場以来営業黒字を継続する老舗の安定収益企業。2026年12月期第1四半期はエネルギー・航空宇宙関連の好調で受注高+11.4%と伸長。本日はザラ場で一時ストップ高水準まで買われ、終値は前日比+26円・+3.02%の888円。本日付の個別材料は特定できなかったため、需給的な動きの可能性。

マイクロ波技術により化学産業のカーボンニュートラル実現を目指す企業。「Amazon Devices Climate Tech Accelerator」採択(5月21日発表)を起点とした連日物色が継続。5月26日には「マイクロ波を利用した金属製錬/鉱山プロセス標準ベンチ装置による鉄鉱石の還元に成功」を発表。再生可能エネルギー・グリーンケミストリー関連のテーマで物色されている。本日はザラ場で一時ストップ高水準まで買われ、終値は前日比+94円・+8.43%の1,209円。

本日最大の材料銘柄。5月26日17:00付の適時開示で神戸物産(東証P・3038)との資本業務提携を発表。「業務スーパー」運営の神戸物産がマキヤ株19.8%(140万株)を約16.77億円・1株1,198円で取得し7月15日に筆頭株主に。創業家マキリ(保有比率43.4%)の保有株式整理に伴うスキーム。共同仕入れによるコスト削減、神戸物産の惣菜事業「馳走菜」へのマキヤ商品導入、業務スーパー54店舗運営の本部直系化が期待される。マキヤは1895年創業130年の静岡県東部地盤のディスカウントストア「エスポット」運営企業。本日は前日比+300円・+25.00%の張り付きストップ高で終値1,500円。

ストップ安銘柄(5銘柄)

前日張り付きストップ高となった銘柄の利食い反動と、業績悪化銘柄(自己資本比率△54.2%のアーキテクツ)への売り。各銘柄カードをタップで詳細表示。

IoT・ペイメント事業(モバイルクリエイト)とロボット・オートメーション事業(REALIZE)の持株会社。前日5/26にストップ高水準まで買われていたが、本日は大幅反落で売り気配スタート、ザラ場でストップ安水準まで売り込まれた。終値は前日比-325円・-12.64%の2,246円。2026年12月期第1四半期は売上+12.7%・営業利益+55.0%増の好決算を発表していたが、急騰後の利食い売りが優勢となった。

ライブ配信コミュニケーションプラットフォーム「ツイキャス」を運営。前日5/26のストップ高張り付き(+150円・+19.23%)の反動で本日大幅反落、終値は前日比-150円・-16.13%の780円で張り付きストップ安となった。SBI提携によるツイキャスのフィンテック領域拡張思惑をきっかけとした短期資金の利食い売りが優勢となった模様。

1885年創業140年のタイル製造企業を傘下に持つ純粋持株会社。タイル事業、不動産事業、米国住宅金融事業を展開。直近の急騰局面からの反動売りが優勢となり、本日終値は前日比-150円・-16.85%の740円で張り付きストップ安まで売り込まれた。

全国の建築家を組織化したASJ建築家ネットワーク事業を主力とする。2026年2月期は売上高6.58億円(-26.6%)、営業損失5.59億円と業績悪化。自己資本比率△54.2%まで低下し債務超過状態を示唆、子会社売却・事業再構築により財務体質が悪化。2027年2月期予想も赤字継続見通しで、業績再建の道筋が見えにくい状況。本日は前日比-100円・-19.12%の423円で張り付きストップ安まで売り込まれた。

量子ドットレーザ技術の富士通スピンオフ企業。レーザデバイス事業と視覚情報デバイス事業を展開。直近の急騰局面(量子・AI関連物色テーマ)の反動で本日大幅反落、終値は前日比-700円・-21.08%の2,620円で張り付きストップ安となった。短期資金の利食い売りが優勢となった模様。

※本ページは2026年5月27日大引け時点での確定情報に基づいて作成しています。各銘柄の出典はすべて各社公式IRサイトの一次情報です。本サイトは投資情報を提供するものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

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