【2026年9月29日】ストップ高まとめ|S高8銘柄

2026年9月29日(火)のストップ高銘柄と理由

本日のポイント

S高 8銘柄

9月29日は、Sharing Innovations、アクリート、レントラックス、Skyfall、レイヤード、アクセル、HYUGA PRIMARY CARE、プロジェクトホールディングスの8銘柄がストップ高となった。

企業再編では、HYUGA PRIMARY CAREがMBOを目的とする1株2,110円のTOB、プロジェクトホールディングスがTX1による1株2,200円のTOBを材料に連続ストップ高。Sharing InnovationsはOrchestra Holdingsによる完全子会社化を目的とする株式交換が株価形成の中心材料となっている。

業績面では、アクセルが2027年3月期の第2四半期累計・通期業績予想を大幅に上方修正し、年間配当予想も41円から79円へ引き上げた。レントラックスは9月25日に公表した8月度月次で取扱高・売上高が前年同月を大幅に上回り、子会社化した井嶋金銀工業の連結効果も反映されている。

アクリートは9月28日に特別調査委員会の調査報告書を受領・公表し、対象取引の会計処理見直しと過年度決算訂正の方向性を示した。Skyfallとレイヤードは9月に新規上場した直近IPOで、Skyfallはリワードマーケティング、レイヤードは医療DXを主力テーマとする。

MBO・TOB・株式交換
4178 Sharing Innovations/7133 HYUGA PRIMARY CARE/9246 プロジェクトHD
業績・株主還元
6045 レントラックス/6730 アクセル
会計・ガバナンス
4395 アクリート
IPO・新規上場
625A Skyfall/634A レイヤード

ストップ高銘柄(8銘柄)

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4178 Sharing Innovations 東証G 時価総額 約29億円 株式交換 DX AI 751円(前日比 +100円 +15.36%)

クラウド・DX・データ活用を中心に企業のデジタル変革を支援するIT企業。Salesforceをはじめとするクラウド導入、システム開発、データ分析、AI活用などを組み合わせ、顧客企業の業務改革と事業変革を支援する。

8月25日、親会社Orchestra Holdingsとの株式交換契約を締結した。目的はSharing Innovationsの完全子会社化で、Sharing Innovations株式1株に対してOrchestra Holdings株式0.478株を割り当てる条件となっている。

株式交換の効力発生日は2026年11月30日を予定。交換比率が固定されているため、足元ではOrchestra Holdingsの株価変動がSharing Innovations株の理論価値にも影響する構造となっている。

9月28日に続き9月29日もストップ高となり、終値は751円。2営業日連続の値幅上限到達となった。

4395 アクリート 東証G 時価総額 約55億円 SMS 会計・ガバナンス 700円(前日比 +100円 +16.67%)

法人向けSMS配信を中核とするメッセージング企業。企業から個人への本人認証、通知、販促などに利用されるSMS配信サービスを展開し、メッセージングを軸に事業領域を広げている。

9月28日、特別調査委員会から調査報告書を受領し、その内容を公表した。調査対象はソリューション事業領域のコンテナデータセンター関連取引の会計処理などで、会社は調査結果を踏まえた対応方針を示した。

対象取引について従来の売上計上方法を見直し、過年度決算を訂正する方向が示されている。2025年12月期売上高については、訂正前87億9,121万円から76億2,997万円へ変更する内容が示された。

2026年12月期第1四半期についても売上高の訂正が予定されており、半期報告書は11月13日までの提出を予定。長期化していた調査案件について、調査結果と今後の会計・開示対応が具体化した。

9月29日の終値は700円、前日比100円高のストップ高となった。

6045 レントラックス 東証G 時価総額 約190億円 業績・月次 広告 2,384円(前日比 +388円 +19.44%)

成果報酬型広告を中心にインターネットマーケティングを展開。クローズド型アフィリエイトサービスを主力とし、金融、不動産、転職、ECなど幅広い広告主と媒体をつなぐ成果報酬型ビジネスを手掛ける。

直近の業績材料は9月25日に公表した2027年3月期8月度の月次売上高等。8月の取扱高は57億8,600万円となり、前年同月比108.3%増となった。

8月売上高は32億1,000万円で前年同月比959.6%増。4月から8月までの累計でも取扱高319億6,600万円、売上高182億1,600万円まで拡大している。

売上高の大幅増には、2026年2月に子会社化した井嶋金銀工業の連結効果が含まれる。既存の成果報酬型広告事業に加えて、M&Aによる連結業績への寄与が月次数字に表れている。

9月29日は2,384円まで上昇し、前日比388円高、上昇率19.44%となった。

625A Skyfall 東証G 時価総額 約152億円 IPO・新規上場 リワード広告 2,080円(前日比 +400円 +23.81%)

リワードマーケティングプラットフォーム「SKYFLAG」を主力とする広告テクノロジー企業。アプリやWebサービスのユーザーに報酬を提供しながら広告主の成果獲得につなげるリワード広告領域を中心に事業を展開する。

2026年9月17日に東京証券取引所グロース市場へ新規上場。公開価格は1,500円、初値は1,760円となった。

上場直前の9月16日には「SKYFLAG サブリワード」の本格リリースを発表。広告利用の成果に応じて付与されるリワードに加え、追加的な報酬体験を提供するサービスとして展開している。

9月23日には運営するオンラインポーカーゲーム「ポーカーチェイス」で、VTuber「博衣こより」とのコラボイベントを9月29日から10月21日まで開催すると発表した。

9月29日の終値は2,080円となり、前日比400円高のストップ高。上場から2週間弱の直近IPOとして高い値動きが続いている。

634A レイヤード 東証S 時価総額 約89億円 IPO・新規上場 医療DX 3,115円(前日比 +504円 +19.30%)

医療機関と患者の接点をデジタル化する医療DX企業。受診先検索、予約、受付、問診、待ち時間、診察、患者説明、決済、受診後フォローまで、外来診療における患者動線を広くカバーするサービスを提供する。

WEB問診「Symview」や患者管理システムなど複数のプロダクトを展開。2026年6月末時点でレイヤードのプロダクトを導入する医療機関は約6,000施設に達している。

2026年9月25日に東京証券取引所スタンダード市場へ新規上場。公開価格1,400円に対して初値は2,230円となり、公開価格を大きく上回ってスタートした。

9月28日は2,611円でストップ高、9月29日も3,115円まで上昇し、前日比504円高のストップ高。上場後2営業日連続で値幅上限まで買われた。

6730 アクセル 東証S 時価総額 約171億円 業績上方修正 増配 半導体 1,526円(前日比 +300円 +24.47%)

パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIを主力とする半導体・先端技術企業。描画表示LSI、メモリーモジュールなどの開発・販売に加え、AI、ブロックチェーン、画像処理など新規事業領域にも取り組む。

9月28日、第2四半期累計業績予想、通期業績予想、配当予想を一斉に上方修正した。

2027年3月期第2四半期累計の営業利益予想は9億7,000万円から13億3,000万円へ引き上げ。通期営業利益予想は12億円から22億9,000万円へ大幅に増額した。

パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIやメモリーモジュールの販売が想定を上回って推移していることが上方修正の背景となる。

株主還元も強化し、年間配当予想を従来の41円から79円へ引き上げた。業績予想の大幅増額と増配が同時に発表された形となる。

9月29日は1,526円まで上昇し、前日比300円高、上昇率24.47%のストップ高で引けた。

7133 HYUGA PRIMARY CARE 東証G 時価総額 約149億円 MBO・TOB 在宅医療 2,041円(前日比 +400円 +24.38%)

在宅訪問薬局を軸に医療・介護サービスを展開。「きらり薬局」を中心とした在宅訪問薬局、ケアプラン、医療・介護事業者支援、ICTサービスなどを提供し、在宅医療の効率化と地域医療の支援を進める。

9月25日、JG44によるMBOを目的とした公開買付けの実施を発表。TOB価格は1株2,110円で、会社側は公開買付けへの賛同と株主への応募推奨を表明している。

買付予定数に上限は設定せず、買付予定数の下限は151万8,400株。公開買付け成立後は所定の手続きを経て非公開化し、上場廃止となる予定。

買付期間は2026年9月29日から11月10日まで。MBOに伴い、2027年3月期の期末配当予想も無配へ修正した。

9月29日の終値は2,041円。TOB価格2,110円を69円下回る水準で、前日比400円高のストップ高となった。

9246 プロジェクトホールディングス 東証G 時価総額 約79億円 TOB 完全子会社化 1,442円(前日比 +300円 +26.27%)

企業のDX・事業変革支援を手掛けるコンサルティング企業。デジタルマーケティング、DX戦略、システム・業務改革支援などを中心に企業の事業成長を支援する。

9月28日、TX1による完全子会社化を目的とした公開買付けの開始が発表された。普通株式のTOB価格は1株2,200円、新株予約権は1個1円。

買付期間は2026年9月29日から11月11日までの30営業日。買付予定数の下限は355万4,400株で、上限は設定されていない。

プロジェクトホールディングスはTOBへの賛同を表明し、株主に応募を推奨。TOB成立後はスクイーズアウト手続きを経て上場廃止となる予定で、東京証券取引所は9月28日付で監理銘柄(確認中)に指定した。

TOB関連費用としてアドバイザリー費用や弁護士費用など約2億7,000万円を特別損失に計上する見込みとなり、2026年12月期の当期純利益予想は3億4,000万円から1億5,000万円へ修正された。

9月29日の終値は1,442円。TOB価格2,200円を758円下回る水準で、前日比300円高、上昇率26.27%のストップ高となった。

主な出典

免責事項

本記事は公開情報をもとに作成した情報提供を目的とするもので、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。掲載内容は作成時点の情報であり、正確性・完全性を保証するものではありません。

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