東計電算 4746 東証S
TOUKEI COMPUTER CO., LTD.|業種・業務別のシステム設計・開発・運用、ネットワーク・クラウド、BPOを展開する独立系SIer。
※2026年8月4日時点の情報
事業内容
2026年8月4日の時価総額は約1,053億円。同日の終値は5,630円、発行済株式数は18,700,000株である。
東計電算は1970年4月1日設立、本社は神奈川県川崎市中原区市ノ坪150。代表取締役会長は甲田英毅、代表取締役社長は古閑祐二、決算期は12月、東証スタンダード上場の情報サービス企業である。公式会社概要では、製造、流通、住宅、建設、物流、外食、公共、通信などの業種向けに、システム設計・開発・運用、アウトソーシング、ネットワークサービス構築、コンサルティングなどを事業内容としている。
直近の2026年12月期中間期は、売上高108億3百万円、営業利益33億30百万円、経常利益39億66百万円、親会社株主に帰属する中間純利益29億27百万円。通期会社予想は2026年8月3日に修正され、売上高218億84百万円、営業利益68億25百万円、経常利益78億79百万円、親会社株主に帰属する当期純利益86億1百万円となった。
情報処理・ソフトウェア開発業務
全社の主力セグメントであり、業種・業務別システム、システム運用、ソフトウェア開発、ファシリティサービスを含む。
2025年12月期の内訳では、ソフトウェア開発売上高が52億47百万円、システム運用売上高が119億95百万円、ファシリティサービス売上高が14億61百万円であり、運用収益の比重が高い。
同社は顧客の業務領域ごとにサービスを細分化しており、建設、住宅、不動産、物流、製造、外食、百貨店、医療・介護、給与・会計、SFA/CRM、AI-OCRなどの領域をサービス一覧に掲げる。
この構造は、単発の開発案件だけではなく、稼働後の運用、保守、アウトソーシング、データセンター利用までを取り込むモデルにつながる。
2021年12月期はソフトウェア開発で不採算案件の影響が残った一方、システム運用とファシリティサービスが堅調だった。
2022年12月期以降はソフトウェア開発の採算が改善し、システム運用の安定収益が全体の利益率を押し上げた。
2023年12月期は法改正に伴うシステム改修需要や先行検収案件が業績を支え、2024年12月期はシステム運用が引き続き堅調に推移した。
2025年12月期は顧客の情報化投資が底堅く、システム運用業務を中心に売上高、利益ともに増加した。
2026年12月期中間期でも、同セグメントは売上高97億4百万円、セグメント利益31億19百万円となり、前年中間期比で売上高7.2%増、利益12.1%増となった。
事業の読み筋は、システム運用の継続収益、業種別ノウハウ、AI-OCRや認証系サービス、BPOとの組み合わせによる顧客内シェアの拡大にある。
機器販売業務
機器販売業務は、システム導入や更新に付随するハードウェア、関連機器、設定作業などを扱う補完的なセグメントである。
情報処理・ソフトウェア開発業務と比べると売上規模は小さいが、顧客の基幹システム更新、端末更新、サーバー・ネットワーク更新と連動しやすい。
2021年12月期はソフトウェア導入や更新に伴うハードウェアの売上が落ち着いたものの、パソコン設定作業の確保で利益を出した。
2022年12月期はハードウェアの入れ替え需要が堅調で、売上高と利益がともに増加した。
2023年12月期はハードウェア入れ替えの特需により売上高が20億80百万円まで伸び、5年間で最も高い売上水準となった。
2024年12月期は前期の特需の反動で売上高が14億59百万円に減少したが、セグメント利益は3億91百万円と高水準を維持した。
2025年12月期はハードウェア入れ替え需要が堅調に推移し、売上高17億79百万円、セグメント利益4億2百万円となった。
2026年12月期中間期はハードウェア入れ替えの特需を背景に、売上高9億21百万円、セグメント利益1億98百万円となり、前年中間期比で売上高32.8%増、利益42.4%増となった。
このセグメントは単独で成長ドライバーを見るより、顧客のシステム刷新サイクル、端末更新、ネットワーク・クラウド環境構築の付帯需要として確認する必要がある。
リース等その他の業務
リース等その他の業務は、事務用機器のリース、建設業向け事務機器レンタル、不動産賃貸などで構成される。
主力の情報サービスとは性質が異なるが、既存顧客基盤を背景にした周辺収益として位置付けられる。
2021年12月期は新型コロナウイルス感染症の影響により建設業向け事務機器レンタルが伸び悩んだ。
2022年12月期は不動産賃貸が堅調だった一方、建設業向け事務機器レンタルは引き続き鈍い動きとなった。
2023年12月期は建設業向け事務機器レンタルと不動産賃貸が堅調だったが、費用増加が利益の伸びを抑えた。
2024年12月期は建設業向け事務機器レンタルが低調に推移し、売上高は3億31百万円、セグメント利益は6千5百万円に減少した。
2025年12月期は建設業向け事務機器レンタルが堅調に推移し、売上高3億54百万円、セグメント利益6千7百万円となった。
2026年12月期中間期は売上高1億78百万円、セグメント利益1千2百万円となり、賃貸不動産の売却に伴う費用が利益を圧迫した。
投資判断上は、同セグメントを成長評価の主軸に置くよりも、全社収益の下支え、保有資産の活用、キャッシュ・フローへの影響として読む位置付けとなる。
1.会社予想と実績
2021年12月期から2025年12月期は期首の通期会社予想と実績を比較。2026年12月期は2026年8月3日時点の最新会社予想を掲載しています。
| 指標 | 2021年12月期 | 2022年12月期 | 2023年12月期 | 2024年12月期 | 2025年12月期 | 2026年12月期 | ||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 会社予想 | 実績 | 達成率 | 会社予想 | 実績 | 達成率 | 会社予想 | 実績 | 達成率 | 会社予想 | 実績 | 達成率 | 会社予想 | 実績 | 達成率 | 会社予想 | 実績 | 達成率 | |
| 売上高百万円 | 17,136 | 16,782 | 97.9% | 18,192 | 17,605 | 96.8% | 18,972 | 19,562 | 103.1% | 19,985 | 19,634 | 98.2% | 20,962 | 20,835 | 99.4% | 21,884 | 未発表 | 予想のみ |
| 営業利益百万円 | 3,567 | 3,742 | 104.9% | 4,180 | 4,541 | 108.6% | 4,929 | 5,060 | 102.7% | 5,631 | 5,576 | 99.0% | 6,074 | 6,270 | 103.2% | 6,825 | 未発表 | 予想のみ |
| 経常利益百万円 | 4,053 | 4,205 | 103.8% | 4,744 | 5,154 | 108.6% | 5,520 | 5,727 | 103.8% | 6,394 | 6,451 | 100.9% | 6,916 | 7,299 | 105.5% | 7,879 | 未発表 | 予想のみ |
| 親会社株主帰属純利益百万円 | 2,814 | 3,008 | 106.9% | 3,294 | 3,409 | 103.5% | 3,836 | 3,968 | 103.4% | 4,441 | 4,495 | 101.2% | 4,803 | 5,374 | 111.9% | 8,601 | 未発表 | 予想のみ |
| EPS円 | 304.57 | 329.41 | 108.2% | 369.90 | 382.69 | 103.5% | 215.24 | 222.54 | 103.4% | 248.93 | 251.63 | 101.1% | 268.47 | 299.87 | 111.7% | 119.30 | 未発表 | 予想のみ |
2.達成・未達理由
売上見通しは期中に下方修正され、期首予想には届きませんでした。一方、不採算案件の収束、システム運用・ファシリティの堅調、機器設定作業の受注で採算が改善し、利益は全項目で超過しました。
売上は期首予想を下回りましたが、ソフトウェア開発の採算性改善、システム運用の安定成長、ハードウェア入替需要により営業利益率が上昇し、全利益指標を達成しました。
機器販売の大口案件、法改正に伴うシステム改善需要、前倒し検収、システム運用の堅調が寄与。ハードウェア入替特需も加わり、売上・利益とも期首予想を上回りました。
前年の機器入替特需の反動とリース収入の伸び悩みで売上・営業利益はわずかに未達。情報処理の増益に加え、受取配当金など営業外収益が増え、経常利益・純利益は予想を超えました。
受注・検収予定の見直しで売上は期首予想をわずかに下回りました。一方、継続取引の拡大と人件費・経費の見直し、システム運用・機器入替需要の堅調で利益は大幅に超過しました。
中間期は全指標で中間計画を上回りました。通期の売上・営業利益・経常利益予想は据え置き、純利益のみ投資有価証券売却益を織り込み86億1百万円へ上方修正されています。
3.事業セグメントの自信度
決算短信の年度別コメントの変化と実績推移から、会社の自信度を推定しています。
情報処理・ソフトウェア開発業務
システム運用業務及びファシリティサービス業務が堅調に推移するとともに、ソフトウェア開発業務においても前期に発生した不採算案件が収束しつつあります。
不採算の解消とストック型業務の安定が同時進行。
ソフトウェア開発業務にかかる採算性の改善とともに、システム運用業務が堅調に推移しました。
改善が実績として定着し、利益成長が加速。
法改正に伴うシステム改善需要があったこと及び前倒し検収により売上・利益とも増額となりました。
需要増と検収前倒しで上振れ要因が明確。
システム運用業務が堅調に推移したことにより、売上高は178億43百万円、営業利益は51億20百万円となりました。
特需がなくても増収増益を維持。
システム運用業務が堅調に推移したことにより、売上高は187億3百万円、営業利益は58億2百万円となりました。
利益成長率が売上成長率を上回る。
システム運用業務が堅調に推移したことにより、売上高は97億4百万円、セグメント利益は31億19百万円となりました。
中間期で増収7.2%、増益12.1%。主力の収益力が一段強化。
中間売上97億4百万円は通期セグメント売上予想201億90百万円の48.1%。システム運用の継続成長と増益率の高さから、計画達成の確度は高いと判断します。
機器販売業務
ソフトウェアの導入や更新に伴うハードウェア販売の増加が一服したものの、PC入れ替えに伴う設定作業等の受注により収益を確保できました。
販売一服を付帯作業で補完。
ハードウェアの入替え需要が堅調に推移しました。
需要の安定で増収増益。
ハードウェアの入替えの特需がありました。
売上47.3%増、利益38.1%増の急伸。
前期のハードウェアの入替えの特需が一服したことにより収益が反動減となり
売上29.9%減で特需反動が顕在化。
ハードウェアの入替え需要が堅調に推移したことにより
売上21.9%増で回復。
売上高はハードウェアの特需があったため、9億21百万円、セグメント利益は1億98百万円となりました。
通期計画を大きく先行する一方、特需の反動には注意。
中間売上9億21百万円は通期予想13億42百万円の68.6%。達成余地は大きいものの、上振れの主因が特需であるため持続性は主力事業より低いと判断します。
リース等その他の業務
不動産賃貸業務は堅調であったものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響により建設業界向け事務機器レンタル収入が伸び悩みました。
レンタル低迷で減収減益。
不動産賃貸業務は堅調であったものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響により建設業界向け事務機器レンタル収入が伸び悩みました。
売上は弱いが利益は改善。
建設業界向け事務機器レンタル収入、不動産賃貸業務ともに堅調に推移しましたが、一部の費用が増加しました。
需要回復を費用増が相殺。
建設業界向け事務機器レンタル収入が伸び悩んだため
売上6.6%減、利益9.1%減。
建設業界向け事務機器レンタル収入が堅調に推移したことにより
増収増益へ回復。
賃貸用不動産の一部を売却し費用が発生したため
売上1.0%減、利益63.8%減。費用負担が顕著。
中間売上1億78百万円は通期予想3億51百万円の50.7%ですが、セグメント利益は大幅減。売上達成と利益回復は分けて見る必要があります。
4.最新予想信頼度
中間期の本業は計画超過で、売上・営業利益・経常利益は通期計画の約49〜50%に到達。純利益予想の達成は、下期に予定する投資有価証券売却と43億円の特別利益計上が主条件です。
達成できると判断する理由
- 中間実績は中間会社計画に対し、売上100.5%、営業利益103.6%、経常利益105.1%、純利益110.6%と全項目で上回りました。
- 主力の情報処理・ソフトウェア開発は増収7.2%、増益12.1%。継続型のシステム運用が利益成長を牽引しています。
- 機器販売の中間売上は通期セグメント予想の68.6%に達し、全社売上の下支えになっています。
- 前年中間期は通期実績の約47%だったのに対し、今期の売上・営業利益・経常利益は約49〜50%まで進み、前年の進捗ペースを上回ります。
- 投資有価証券の一部売却により43億円の特別利益を見込み、親会社帰属純利益を55億1百万円から86億1百万円へ上方修正しています。
達成できないと判断する理由
- 純利益の上方修正額30億99百万円は有価証券売却に依存し、売却時期・価格・税効果のずれが最大の不確定要因です。
- 機器販売の上振れは「特需」が主因。下期に反動が出れば、売上の先行進捗が縮小します。
- リース等その他は賃貸用不動産売却費用により中間利益が63.8%減。小規模ながら利益面の下振れ要因です。
- 中東情勢、原油価格、人件費、金利上昇が顧客の情報化投資や費用構造に影響する可能性があります。
- 下期に必要な売上は110億81百万円、営業利益は34億95百万円。上期並みの収益性維持が前提です。
収益計上時期
前年2025年12月期の中間実績は、通期実績に対して売上47.3%、営業利益47.3%、経常利益47.5%、純利益46.4%で、やや下期偏重でした。今期の本業3指標は約49〜50%と前年より速いペースです。純利益34.0%は、下期計上予定の有価証券売却益を含む修正後予想との単純比較であり、進捗の低さだけで未達とは判断できません。
総合判断
売上高・営業利益・経常利益は達成可能性が高く、純利益・EPSは投資有価証券売却の完了を条件に達成可能性が高いと判断します。本業は中間計画を上回り、主力セグメントの増益も確認済みです。一方、純利益予想は本業だけではなく一過性の特別利益への依存度が高いため、売却実行の開示が最重要確認点です。
直近5年業績サマリー
| 業績項目 | 2021年12月期 | 2022年12月期 | 2023年12月期 | 2024年12月期 | 2025年12月期 | 2026年12月期予想 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 16,782百万円 | 17,605百万円 前期比 +823 (+4.9%) |
19,562百万円 前期比 +1,957 (+11.1%) |
19,634百万円 前期比 +72 (+0.4%) |
20,835百万円 前期比 +1,201 (+6.1%) |
21,884百万円 前期比 +1,049 (+5.0%) |
| 営業損益 | 3,742百万円 | 4,541百万円 前期比 +799 (+21.4%) |
5,060百万円 前期比 +519 (+11.4%) |
5,576百万円 前期比 +516 (+10.2%) |
6,270百万円 前期比 +694 (+12.4%) |
6,825百万円 前期比 +555 (+8.9%) |
| 経常損益 | 4,205百万円 | 5,154百万円 前期比 +949 (+22.6%) |
5,727百万円 前期比 +573 (+11.1%) |
6,451百万円 前期比 +724 (+12.6%) |
7,299百万円 前期比 +848 (+13.1%) |
7,879百万円 前期比 +580 (+7.9%) |
| 当期純利益 | 3,008百万円 | 3,409百万円 前期比 +401 (+13.3%) |
3,968百万円 前期比 +559 (+16.4%) |
4,495百万円 前期比 +527 (+13.3%) |
5,374百万円 前期比 +879 (+19.6%) |
8,601百万円 前期比 +3,227 (+60.0%) |
| EPS | 164.71円 | 191.35円 前期比 +26.64 (+16.2%) |
222.54円 前期比 +31.19 (+16.3%) |
251.63円 前期比 +29.09 (+13.1%) |
299.87円 前期比 +48.24 (+19.2%) |
119.30円 |
| PER | 29.83倍 | 26.97倍 | 15.55倍 | 16.69倍 | 13.47倍 | – |
| PBR | 3.07倍 | 3.14倍 | 1.82倍 | 1.87倍 | 1.44倍 | – |
| BPS | 1,598.80円 | 1,641.16円 前期比 +42.36 (+2.6%) |
1,903.71円 前期比 +262.55 (+16.0%) |
2,246.04円 前期比 +342.33 (+18.0%) |
2,802.01円 前期比 +555.97 (+24.8%) |
– |
| 純資産 | 28,489百万円 | 29,311百万円 前期比 +822 (+2.9%) |
34,061百万円 前期比 +4,750 (+16.2%) |
40,319百万円 前期比 +6,258 (+18.4%) |
50,516百万円 前期比 +10,197 (+25.3%) |
– |
| 営業CF | 4,914百万円 | 4,472百万円 前期比 -442 (-9.0%) |
5,044百万円 前期比 +572 (+12.8%) |
3,736百万円 前期比 -1,308 (-25.9%) |
6,401百万円 前期比 +2,665 (+71.3%) |
– |
| 投資CF | -1,625百万円 | -1,835百万円 前期比 -210 (-12.9%) |
-3,601百万円 前期比 -1,766 (-96.2%) |
-1,696百万円 前期比 +1,905 (+52.9%) |
-3,564百万円 前期比 -1,868 (-110.1%) |
– |
| 財務CF | -2,882百万円 | -1,404百万円 前期比 +1,478 (+51.3%) |
-1,662百万円 前期比 -258 (-18.4%) |
-2,876百万円 前期比 -1,214 (-73.0%) |
-2,221百万円 前期比 +655 (+22.8%) |
– |
| 現金及び現金同等物 | 2,033百万円 | 3,266百万円 前期比 +1,233 (+60.6%) |
3,046百万円 前期比 -220 (-6.7%) |
2,210百万円 前期比 -836 (-27.4%) |
2,826百万円 前期比 +616 (+27.9%) |
– |
中期経営計画
独立した中期経営計画資料は確認できず。2026年12月期会社予想と既存方針を代替指標として読む。
公式IRメニューおよびIRニュース上で、中期経営計画、長期ビジョン、中期経営方針に相当する独立資料は確認できない。
2026年12月期通期の会社予想は、売上高218億84百万円、営業利益68億25百万円、経常利益78億79百万円、親会社株主に帰属する当期純利益86億1百万円。投資有価証券売却に伴う特別利益43億円を見込み、2026年8月3日に当期純利益予想を55億1百万円から86億1百万円へ修正した。
営業面の基本方針は、同社の情報システム資産を活用したサービス商品の拡販、商品化の促進、システム運用業務売上の拡大である。主力の情報処理・ソフトウェア開発業務では、自社データセンター、業種別システム、BPO、ネットワーク・クラウド、AI-OCRや認証関連サービスの組み合わせが収益の柱となる。
株主還元・流動性面では、2026年10月1日を効力発生日として普通株式1株につき4株の株式分割を実施予定。投資単位の引き下げ、株式流動性の向上、投資家層の拡大を目的としている。
- 数値目標: 2026年12月期予想は売上高218億84百万円、営業利益68億25百万円、経常利益78億79百万円、当期純利益86億1百万円。
- 基本方針: 情報システム資産を活用したサービス商品の拡販、商品化の促進、システム運用業務売上の拡大。
- 事業戦略: 業種別SI、運用、データセンター、ネットワーク・クラウド、BPO、AI関連サービスを組み合わせ、顧客業務の継続利用領域に入り込む。
競合他社
株価は約4,373円、時価総額は約2兆1,515億円。
統合基幹業務ソフト、システムインテグレーション、運用支援で競合する大手。東計電算が業種別システムと運用に強みを持つのに対し、オービックは自社開発・直接販売型の基幹システムで高い利益率を持つ。
2026年3月期は売上高1,352億9百万円、営業利益888億23百万円。営業利益率は65%を超え、国内情報サービス企業の中でも突出した収益性を示す。
競争軸は、中堅・大企業向けERP刷新、クラウド移行、保守運用収益の囲い込みである。
株価は3,664円、時価総額は約8,371億円。
金融、産業、決済、BPO、クラウド、セキュリティなど幅広い領域を持つ大手SIer。東計電算の業種別SI、運用、BPO、クラウド関連サービスと顧客課題が重なる。
2026年3月期は売上高5,964億79百万円、営業利益762億29百万円。2027年3月期会社計画は売上高6,200億円、営業利益810億円で、規模の面では東計電算を大きく上回る。
東計電算は規模では劣るが、特定業種の深掘り、自社データセンター、運用・BPOまで含めた継続取引で差別化を図る構図である。
株価は4,774円、時価総額は約4,724億円。
金融、製造、流通、公共向けのシステム構築、運用、アウトソーシングで競合する情報サービス企業。大規模案件や基幹システム領域では、東計電算の業種別SIと比較対象になる。
2026年3月期は売上収益4,337億円、営業利益426億円。2027年3月期会社予想は売上収益4,700億円、営業利益484億円である。
BIPROGYは大規模ユーザーと共創型案件に強く、東計電算はより小回りの利く業種別サービス、運用、データセンター、BPOの組み合わせで競争する。
出典
- 東計電算 会社概要
- 東計電算 サービス
- 東計電算 業種・業務別サービス
- 東計電算 ネットワーク・クラウドサービス
- 東計電算 ファシリティサービス
- 東計電算 投資家向け情報
- 東計電算 決算短信一覧
- 東計電算 令和7年12月期 決算短信
- 東計電算 令和8年12月期 第2四半期決算短信
- 東計電算 投資有価証券売却に伴う特別利益計上見込み及び通期業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ
- 東計電算 株式分割及び定款の一部変更に関するお知らせ
本ページは公表資料を基に作成した情報提供コンテンツであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。株式投資には価格変動リスクがあります。投資判断は各自の責任で行ってください。

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