6136 オーエスジー

オーエスジー 6136 東証P

OSG Corporation|タップ、ドリル、エンドミル、転造工具、測定工具などを展開する総合切削工具メーカー。創業製品のタップを軸に、精密機械工具を世界35カ国の製造・販売ネットワークで供給する。
※2026年7月5日時点の情報

事業内容

2026年7月5日の時価総額は約3,943億円(直近取引日である2026年7月3日終値4,101円ベース)。2025年11月30日時点の発行済株式総数は96,145,417株。

オーエスジーは1938年3月26日設立、本社は愛知県豊川市本野ケ原三丁目22番地。代表者は代表取締役会長の石川則男氏、代表取締役社長の大沢伸朗氏。決算期は11月、上場市場は東京証券取引所プライム市場および名古屋証券取引所プレミア市場。事業内容は、切削工具、転造工具、測定工具、工作機械、機械部品の製造販売および工具の輸入販売。

2025年11月期は売上高160,619百万円、営業利益20,330百万円、経常利益22,354百万円、親会社株主に帰属する当期純利益14,334百万円。2026年11月期第1四半期は売上高42,627百万円、営業利益6,134百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益5,040百万円。2026年7月2日には2026年11月期第2四半期累計予想を売上高92,000百万円、営業利益15,600百万円へ上方修正したが、通期予想は確定次第開示とされている。

日本

日本セグメントは2021年11月期の売上高684.9億円から2025年11月期の766.7億円へ増加。セグメント利益は2022年11月期の96.2億円をピークに2024年11月期は72.1億円まで低下したが、2025年11月期は88.8億円へ回復した。
日本 セグメント業績推移(単位:億円)
900 675 450 225 0 2021 2022 2023 2024 2025 684.9 734.7 732.8 743.1 766.7 71.2 96.2 79.8 72.1 88.8 売上高セグメント利益
日本セグメントは、国内の開発、生産、販売、技術サポートを担う中核地域である。

オーエスジーの主力製品は、ねじ加工用のタップ、穴あけ用のドリル、金型・部品加工に使われるエンドミル、インデキサブル工具、転造工具、ねじゲージなどで構成される。国内では工作機械、自動車部品、金型、航空宇宙、エネルギー、半導体製造装置、医療機器などの加工現場に対し、工具単体だけでなく加工条件や工具寿命改善を含めた提案を行う。

2025年11月期の日本セグメントは、売上高76,669百万円、セグメント利益8,884百万円。国内市場では製造業向け需要に強弱があった一方、輸出の増加、国内工場の稼働率改善、材料・コーティング関連子会社の稼働改善が利益面を押し上げた。

日本は単なる国内販売地域ではなく、Aブランド製品、微細・精密加工向け工具、超硬エンドミル、コーティング、特殊工具開発の起点でもある。中期経営計画では、超硬エンドミル新工場、微細・精密工具の能力増強、自動化、省人化、DXが投資対象に含まれており、国内の生産性改善と高付加価値化が利益率の重要な変数になる。

投資判断では、国内機械受注や工作機械受注だけでなく、半導体製造装置、電子部品、航空機部品、医療機器向けの高付加価値工具比率、国内工場の稼働率、素材価格上昇を価格や原価改善で吸収できるかが確認点となる。

米州

米州セグメントは2021年11月期の売上高224.9億円から2024年11月期の358.6億円まで拡大し、2025年11月期は356.9億円と高水準を維持。セグメント利益は2023年11月期の45.2億円をピークに、2025年11月期は42.4億円となった。
米州 セグメント業績推移(単位:億円)
500 375 250 125 0 2021 2022 2023 2024 2025 224.9 287.6 329.9 358.6 356.9 31.7 43.3 45.2 44.1 42.4 売上高セグメント利益
米州セグメントは、北米、中南米の製造業向けに精密切削工具を供給する地域事業である。

オーエスジーは1968年に米国シカゴで初の海外現地法人を設立しており、米州は同社のグローバル展開で歴史の長い地域である。自動車、航空宇宙、エネルギー、医療、一般機械、電子機器関連の加工需要に対し、タップ、ドリル、エンドミル、インデキサブル工具、転造工具、再研磨・再コーティングなどを組み合わせて展開する。

2025年11月期の米州セグメントは、売上高35,685百万円、セグメント利益4,241百万円。米国の製造業全般の回復は鈍かったが、コンピューター関連はAI需要を背景に高水準を維持し、航空機、自動車向けは堅調に推移した。

米州では航空宇宙や医療機器のように工具品質、加工安定性、認証、トレーサビリティが重視される領域の重要度が高い。単価の高い難削材向け工具や工程改善提案が評価されやすい一方、製造業景況、設備投資、在庫循環の影響を受けやすい。

2026年11月期第1四半期および第2四半期累計予想の上方修正では、米州の製造業全般の需要が堅調に推移したことが収益押し上げ要因に含まれている。米州は、需要回復局面で利益の上振れに寄与しやすい一方、景気後退局面では在庫調整と設備投資抑制が重なりやすい地域でもある。

欧州・アフリカ

欧州・アフリカセグメントは2021年11月期の売上高247.1億円から2025年11月期の382.2億円へ拡大。セグメント利益は2023年11月期の36.8億円をピークに、2025年11月期は26.8億円となり、売上成長と利益率の方向感に差が出ている。
欧州・アフリカ セグメント業績推移(単位:億円)
500 375 250 125 0 2021 2022 2023 2024 2025 247.1 292.3 338.3 370.2 382.2 19.4 28.2 36.8 31.2 26.8 売上高セグメント利益
欧州・アフリカセグメントは、欧州の自動車、航空宇宙、エネルギー、医療、一般機械、金型関連の加工需要を取り込む地域事業である。

欧州では航空機、医療、エネルギー関連の難削材加工比率が高く、切削工具には工具寿命、加工精度、加工面品質、欠けにくさ、再現性が求められる。オーエスジーのタップ、ドリル、エンドミル、転造工具、ダイヤモンド・CBN関連工具、コーティング技術は、こうした高付加価値加工で差別化しやすい。

2025年11月期の欧州・アフリカセグメントは、売上高38,215百万円、セグメント利益2,680百万円。売上は前期比で増加したが、利益は減少しており、為替、製品ミックス、販売費、地域別需要の濃淡が利益率に影響した。

2026年11月期第1四半期では欧州・アフリカが増収増益となり、第2四半期累計予想の上方修正では、欧州で航空機、医療、電力向けの需要が堅調だったことが挙げられている。航空機や医療向けの回復が続く場合、高付加価値工具の販売比率改善により利益率の持ち直しが期待される。

欧州はSandvik、Seco、Walter、Dormer Prametなど強い競合ブランドの存在感が大きい地域でもある。製品性能だけでなく、加工条件提案、現地在庫、テクニカルサポート、再研磨・再コーティング対応の質が、シェア維持の重要な差別化要因になる。

アジア

アジアセグメントは2021年11月期の売上高333.4億円から2025年11月期の401.7億円へ増加。セグメント利益は2022年11月期の63.9億円をピークに低下した後、2025年11月期は47.9億円へ回復した。
アジア セグメント業績推移(単位:億円)
500 375 250 125 0 2021 2022 2023 2024 2025 333.4 384.0 359.8 377.8 401.7 45.9 63.9 44.5 41.5 47.9 売上高セグメント利益
アジアセグメントは、中国、韓国、台湾、東南アジア、インドなどの製造業向けに切削工具を供給する成長地域である。

アジアでは電子部品、半導体製造装置、データセンター関連、自動車部品、二輪、一般機械、金型、スマートフォン関連の加工需要が重なりやすい。オーエスジーにとっては、タップ、ドリル、エンドミルの量的需要と、微細・精密加工向け工具の高付加価値需要が同時に発生しやすい地域である。

2025年11月期のアジアセグメントは、売上高40,166百万円、セグメント利益4,793百万円。中国やタイは回復基調となり、インドも堅調に推移した。海外売上比率が68.2%に達する中で、アジアは米州や欧州と並ぶ海外収益の柱となっている。

2026年11月期第1四半期ではアジアが増収増益となり、第2四半期累計予想の上方修正では、中国で電子部品、半導体製造装置、データセンター関連の需要が好調だったことが示されている。AIサーバー、電子部品、半導体製造装置関連の加工需要が続く場合、Aブランドや微細・精密工具の販売比率上昇が利益面の焦点となる。

一方で、アジアは需要の振れが大きい。中国景気、スマートフォンや電子部品の在庫循環、半導体製造装置の投資サイクル、現地競合の価格攻勢、為替が業績に影響する。成長地域であるほど、販売数量だけでなく、製品ミックスと価格維持力が重要になる。

直近5年業績サマリー

業績項目 2021年11月期 2022年11月期 2023年11月期 2024年11月期 2025年11月期 2026年11月期
会社予想
売上高 126,156 142,525+13.0% 147,703+3.6% 155,517+5.3% 160,619+3.3% 165,000+2.7%
営業損益 16,105 21,898+36.0% 19,800△9.6% 18,868△4.7% 20,330+7.7% 22,000+8.2%
経常損益 16,141 23,648+46.5% 21,350△9.7% 19,825△7.1% 22,354+12.8% 23,000+2.9%
当期純利益 10,989 16,534+50.5% 14,307△13.5% 13,439△6.1% 14,334+6.7% 15,400+7.4%
EPS 114.30円 171.97円 148.81円 139.78円 149.09円 160.17円
PER 14.40倍 11.26倍 12.37倍 12.42倍 15.43倍 25.60倍
PBR 1.02倍 1.05倍 0.91倍 0.93倍 1.14倍
BPS 1,610.06円 1,839.28円 2,024.43円 1,866.04円 2,016.29円
純資産 154,800 176,838+14.2% 194,640+10.1% 179,411△7.8% 193,857+8.1%
営業CF 26,982 20,175 23,331 28,557 26,389
投資CF △6,961 △12,170 △8,543 △21,741 △13,976
財務CF △14,264 △14,740 △3,831 △7,985 △15,035
現金及び現金同等物 40,354 36,717 49,722 48,206 48,005
単位は、売上高・利益・純資産・キャッシュフロー・現金及び現金同等物が百万円、EPS・BPSが円、PER・PBRが倍。EPS、BPS、PER、PBRは最新発行済株式総数96,145,417株で再計算。PERとPBRは各期末株価終値を使用し、2026年11月期会社予想PERは2026年7月3日終値4,101円で計算。

中期経営計画

中期経営計画「Beyond the Limit 2027」(2025年11月期から2027年11月期)

Beyond the Limit 2027は、2025年11月期から2027年11月期までを対象とする中期経営計画である。前中期計画であるBeyond the Limit 2024の収益性向上に向けた取り組みを継続しながら、財務資本政策、資本効率向上、ESG関連施策を加えた内容になっている。

事業戦略では、タップ、転造工具、微細・精密加工工具、ダイヤモンド・CBN工具、コーティングを重点領域に置く。タップでは新製品開発と開発・技術・生産・販売の一体運営により市場シェア拡大を狙い、世界タップシェア40%が目標として示されている。転造工具ではグローバル展開と収益率向上、微細・精密工具とダイヤモンド・CBN工具ではGIGS営業グループの活性化、新製品投入、グループ会社を活用した新市場開拓が掲げられている。

財務資本政策では、ROE10%以上の実現、バランスシート改革、成長投資、株主還元の強化が示されている。Stage2のキャッシュアロケーションでは、キャッシュイン・キャッシュアウトともに1,300億円規模を想定し、営業キャッシュフロー800億円から900億円、戦略投資600億円から700億円、株主還元最大500億円、維持投資最大300億円が主要項目となっている。戦略投資には、超硬エンドミル新工場、微細・精密工具など成長分野の能力増強、戦略的M&A、自動化・省人化、DXが含まれる。

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競合他社

① Sandvik AB
時価総額は約5,166億SEK、円換算で約8.6兆円規模。株価は400SEK台前半で推移している。

Sandvikは、鉱山・インフラ向け機械、岩石処理、製造業向け切削工具・加工ソフトウェアを展開するスウェーデンの産業技術グループである。オーエスジーと直接競合する中心はMachining and Intelligent Manufacturing事業であり、Sandvik Coromant、Seco、Walter、Dormer Prametなどのブランドを持つ。

2025年のグループ売上高は120,680百万SEK、EBITは20,809百万SEK、当期純利益は14,691百万SEK。Machining and Intelligent Manufacturing事業は売上高47,273百万SEK、調整後EBITA9,385百万SEK、調整後EBITAマージン19.9%であった。

競合領域は、タップ・ねじ切り工具、ドリル、エンドミル、インデキサブル工具、フライス工具、加工ソフト、工具選定、工程最適化である。オーエスジーがタップやAブランドを軸に高付加価値工具で競争するのに対し、Sandvikは工具、CAM、シミュレーション、計測、加工データを組み合わせた総合提案力が強い。航空宇宙、医療、難削材、精密加工では、工具単体の性能だけでなく加工プロセス全体を押さえる点で最大級の競合になる。
② 住友電気工業<5802>
2026年7月3日終値は2,664円、時価総額は約8.46兆円。

住友電気工業は、自動車、環境エネルギー、情報通信、エレクトロニクス、産業素材などを展開する総合電線・素材メーカーである。オーエスジーと直接競合するのは、産業素材事業に含まれる超硬工具・切削工具分野である。

FY2025の売上高は5兆1,102億円、営業利益は4,182億円、経常利益は4,313億円、親会社株主に帰属する当期純利益は3,695億円。産業素材その他の売上高は3,884億円であった。

競合領域は、超硬ドリル、エンドミル、フライス工具、溝入れ・突切り・ねじ切り工具、CBN工具、PCD工具、ダイヤモンド工具である。住友電工は、IGETALLOY、SUMIBORON、SUMIDIAなどの材料技術を基盤に、高硬度材、非鉄金属、焼入れ鋼、難削材、自動車部品、航空機部品の加工で強い。オーエスジーはタップ、ドリル、エンドミルのブランド力と加工提案で対抗するが、材料技術を重視する顧客では住友電工が強力な競合になる。
③ 三菱マテリアル<5711>
2026年7月3日終値は4,555円、時価総額は約5,989億円。

三菱マテリアルは、金属、先端製品、加工事業、再生可能エネルギーなどを展開する素材メーカーである。オーエスジーと直接競合するのは、Metalworking Solutions事業であり、超硬工具、ドリル、エンドミル、旋削工具、フライス工具、特殊工具、加工提案サービスを展開している。

2026年3月期の連結業績は、売上高1兆8,440億円、営業利益605億円、経常利益976億円、親会社株主に帰属する当期純利益406億円。Metalworking Solutions事業は、売上高2,347億円、営業利益164億円であった。

競合領域は、超硬ドリル、ソリッドエンドミル、交換ヘッド式エンドミル、インデキサブル工具、旋削工具、フライス工具、スレッド関連工具、特殊切削工具、ガンドリル、テクニカルセンターによる加工提案である。国内顧客基盤、超硬素材、タングステン、インサート工具、テクニカルサポートを組み合わせた総合工具提案力があり、国内の自動車部品、金型、航空機、医療機器、工作機械向けでオーエスジーと競合する。

強みと将来性

タップ世界首位級のブランド力と、35カ国ネットワークを持つ工具専業の競争力
オーエスジーの最大の強みは、創業製品であるタップを起点にしたねじ加工領域のブランド力である。タップはスマートフォン、時計、自動車、航空機など幅広い製品の部品加工で使われ、同社は世界トップクラスのシェアを持つ製品として位置づけている。中期経営計画では、世界タップシェア40%の目標が掲げられており、主力製品の市場支配力をさらに高める方針が明確である。

製品ラインアップも広い。タップだけでなく、ドリル、エンドミル、インデキサブル工具、スレッドミル、転造工具、ねじゲージ、ツーリングシステム、特殊品、再研磨、再コーティングまで扱う。加工現場では、単一工具だけでなく、穴あけ、ねじ加工、フライス加工、面加工、精密測定、再生サービスまで総合的に提案できることが重要であり、同社は工具専業メーカーとして工程全体に入り込みやすい。

グローバル展開も大きな競争力である。オーエスジーは35カ国に製造・販売拠点を持ち、海外売上比率は2025年11月期で68.2%に達している。日本、米州、欧州・アフリカ、アジアの各地域に分散した収益構造は、単一市場の景気変動を和らげる効果を持つ。

将来性では、Aブランド、微細・精密加工工具、ダイヤモンド・CBN工具、コーティング、超硬エンドミル新工場、半導体製造装置、電子部品、データセンター、航空機、医療、エネルギー向けが焦点になる。2026年11月期第2四半期累計予想の上方修正では、中国の電子部品、半導体製造装置、データセンター関連需要、欧州の航空機・医療・電力向け、米州の製造業需要、日本からの輸出増加が寄与した。これらの需要分野は高精度・高耐久の工具を必要とするため、低価格品との単純な価格競争から距離を取りやすい。

中期経営計画では、ROE10%以上、戦略投資600億円から700億円、株主還元最大500億円が示されている。成長投資と株主還元を同時に進める資本政策は、収益性改善と資本効率改善が同時に進むかを評価するうえで重要になる。

弱みとリスク要因

製造業景況、素材価格、為替、競合の総合提案力が業績変動要因
オーエスジーの弱みは、主力需要が製造業の設備投資と生産活動に連動しやすい点である。タップ、ドリル、エンドミルなどは消耗型工具であり、量産加工が続く局面では安定需要が見込めるが、自動車、工作機械、電子部品、半導体製造装置、航空機、一般機械の生産調整が起きると、販売数量と在庫調整の影響を受ける。

地域別にもリスクがある。米州では製造業全般の回復が鈍い局面があり、欧州・アフリカでは2025年11月期に売上が増えながらセグメント利益が減少した。アジアは成長地域である一方、中国景気、電子部品在庫、半導体製造装置の投資サイクル、データセンター関連投資の波に左右される。海外売上比率が高いことは強みであると同時に、為替、関税、地政学、現地景気の影響を受ける要因でもある。

原材料価格も重要なリスクである。2026年11月期第2四半期累計予想の上方修正では、タングステン価格上昇前に調達した材料の使用が利益面に寄与したことが示されている。これは短期的には利益押し上げ要因だが、タングステンなど工具材料価格の上昇が継続し、価格転嫁や生産性改善が追いつかなければ、将来の利益率を圧迫する。

競争環境も厳しい。Sandvikは切削工具だけでなく、CAM、シミュレーション、計測、加工データまで含む総合提案力を持つ。住友電工はCBN、PCD、ダイヤモンド、超硬材料技術に強く、三菱マテリアルは国内顧客基盤とMetalworking Solutionsの総合工具提案力を持つ。オーエスジーがタップやAブランドで優位性を維持するには、製品性能、納期、加工提案、再研磨・再コーティング、価格競争力を同時に高める必要がある。

中期経営計画では、在庫圧縮、債権・債務サイト改善、政策保有株式の縮減、有利子負債活用、設備投資の効率化が掲げられている。これは資本効率改善の余地を示す一方、在庫、運転資本、設備投資、M&A、株主還元のバランスを誤ると、フリーキャッシュフローやROEの改善が遅れる可能性を示している。

出典

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