5575 Globee

Globee(5575)|AI英語学習・abceed・業績予想分析

Globee 5575 東証G

Globee Inc.|AI英語学習アプリ「abceed」を中心に、学校向け反転学習プラットフォーム、法人向け英語研修、AI英語コーチングを展開する教育テクノロジー企業。

※2026年7月21日時点の情報

事業内容

2026年7月21日の時価総額は約55.6億円。 同日の終値は1,087円で、2026年5月期末の発行済株式総数5,116,869株を基準に算出した。

Globeeは2014年6月12日設立。本社は東京都港区東麻布一丁目7番3号、代表取締役社長は幾嶋研三郎。決算期は5月、東京証券取引所グロース市場に上場する。AI英語学習アプリ「abceed」、学校向け「abceed for school」、AI英語スクール「ABCEED ENGLISH」を開発・運営している。

2026年5月期は売上高2,045百万円、営業利益442百万円、経常利益447百万円、当期純利益318百万円。前期比では売上高24.9%増、営業利益7.5%増となった。期末ユーザー数は665.1万人、有料会員数は15.0万人、対応タイトル数は1,426、法人累計導入数は690件まで増加した。

教育サービス事業|有料会員の積み上げで売上拡大

セグメント業績推移サマリ: 教育サービス事業の単一セグメントである。売上高は2022年5月期の709百万円から2026年5月期の2,045百万円へ約2.9倍に拡大。営業利益は64百万円から442百万円へ増加した。2026年5月期はコンテンツ、開発、販売体制への投資により、営業利益率が前期の25.1%から21.6%へ低下した。

売上高の中心は、一般ユーザー向け有料会員であるProプランから得る利用料である。2026年5月期の売上高に占める一般ユーザー向け売上高は約9割であり、個人の有料会員数が全社業績を左右する。

ユーザー数は2022年5月期末の257.6万人から2026年5月期末の665.1万人へ増加した。有料会員数も同期間に5.7万人から15.0万人へ拡大している。

対応タイトル数は2022年5月期末の550から2026年5月期末の1,426へ増加した。教材の追加は新規利用者の獲得だけでなく、既存会員の学習時間と契約継続率を高める役割を持つ。

一般ユーザー向けProプランでは、毎期の割引キャンペーンが会員純増に寄与する。特に第2四半期、第3四半期、第4四半期はキャンペーンや学校の新年度需要により会員数が増加しやすい。

2026年5月期はProプランの半額キャンペーンにより多くの新規有料会員を獲得した。割引利用者が通常価格へ移行した後も利用を継続するかが、翌期以降の売上単価と解約率を左右する。

売上原価にはアプリストア等の決済手数料、出版社や映像権利者へのコンテンツライセンス料、ソフトウエア資産の減価償却費などが含まれる。

2026年5月期は売上高が24.9%増加した一方、販売費及び一般管理費は前期の369百万円から552百万円へ増加した。開発、コンテンツ、広告、法人営業への投資が営業利益の伸びを抑えた。

営業活動によるキャッシュ・フローは658百万円で、営業利益を上回った。前受け型の利用料に伴う契約負債が増加し、2026年5月期末の契約負債は1,067百万円となった。

abceed|教材・映像・AI英会話を統合する学習基盤

業績構成サマリ: abceedを中心とする一般ユーザー向け有料会員売上が全社売上高の約9割を占める。2026年5月期末の有料会員数は15.0万人で前期末の11.7万人から増加し、対応タイトル数は1,426となった。

abceedは、市販の英語教材、音声、問題演習、模擬試験、学習履歴、スコア予測、AI英会話、映像コンテンツを一つのアプリ上で利用できるAI英語学習プラットフォームである。

Freeプランでは対象教材の音声再生、自動採点マークシート、学習時間計測などを提供し、無料利用者を有料のProプランへ転換するフリーミアム型の収益構造を採る。

Proプランでは、教材使い放題、映画・ドラマ、AI英会話、英字新聞、ライブ講義、TOEIC及び英検のオンライン模試、予測スコア、問題推薦、詳細分析等を提供する。

AIは、学習履歴や正答状況に基づく問題推薦、TOEIC予測スコア、英検合格率、弱点分析、英作文添削、発話評価、英会話など複数の機能へ組み込まれている。

出版社が保有する市販教材を横断的に利用できる点は、独自教材だけを提供する英語学習アプリとの差別化要因となる。利用者は既に知っている教材や試験対策書をデジタル環境で継続利用できる。

2026年5月期は、映画、ドラマ、アニメを対象に語注や解説を自動生成し、利用者の質問にも対応する「AI語注・解説・質問機能」を提供した。

映像コンテンツでは「ダンダダン」の英語吹替版、ギャガ配給映画、TED Talks、「ちびまる子ちゃん」の英語吹替版などを追加し、資格試験対策以外の利用目的を広げている。

教材分野では、TOEICの出題傾向を反映したオリジナル教材や、大学入学共通テストの英語対策に特化した過去問題集を提供している。

映画プランや英会話プランなど、機能を限定した低価格帯プランの会員獲得も進める。従来のProプランだけでは獲得しにくかった映像視聴層や英会話需要を取り込む狙いがある。

主要な確認指標は、ユーザー数、有料会員数、有料転換率、解約率、対応タイトル数、1会員当たり売上高、割引会員の通常価格移行率となる。

abceed for school・法人向け|学習管理とAI添削

業績構成サマリ: 2026年5月期の期中有料利用法人数は385件、累計導入数は690件。前期の期中利用315件、累計導入553件から拡大した。学校・法人向けの売上高と損益は個別開示されていない。

abceed for schoolは、中学校、高等学校等を対象に、教科書、単語帳、リスニング教材、資格試験対策をデジタル配信する反転学習プラットフォームである。

教員は管理画面から課題を配信し、生徒の学習時間、提出状況、正答率、音読、英作文等の履歴を確認できる。授業外の自習状況を可視化し、授業や成績評価に活用する。

学校向け機能には、英作文のAI自動添削、音読採点、スピーキング添削、AI英会話などがある。生徒が回答直後に評価を受けられるため、教員の添削負担を軽減できる。

英検対策では、過去問題、出題単語、リスニング、英作文を課題として配信し、学習履歴やAI判定を管理画面で確認する。

教科書の進行に合わせた単語学習、本文音読、ディクテーションを組み合わせ、授業中の短時間学習と家庭での宿題を同一基盤で管理する。

学校契約は新年度に利用者数が増加しやすい。導入校数だけでなく、1校当たりの有料生徒数、翌年度の契約継続率、追加機能の利用状況が業績へ影響する。

法人向けでは、従業員への教材・講座提供、TOEIC対策、英会話、学習履歴管理、管理者向け進捗確認を提供する。

2026年5月期は法人営業人員の拡充と販売体制の強化が導入数の増加に寄与した。法人向け契約は個人課金に比べて契約単位が大きく、利用者をまとめて獲得できる。

学校・法人向けでは、導入後に利用率が低下すると更新判断へ影響する。管理機能だけでなく、学習成果、利用継続、担当教員や研修管理者への運用支援が重要となる。

国内の学校、企業、出版社との関係は、海外語学アプリとの差別化要因となる一方、営業人員や導入支援体制の拡充に伴う固定費増加を管理する必要がある。

ABCEED ENGLISH・AI開発|高単価領域への展開

業績構成サマリ: ABCEED ENGLISH及びAI英会話等の個別売上高・損益は開示されていない。abceedの利用者基盤を起点に、AIと人的コーチングを組み合わせた高単価サービスや、新たな有料プランへの送客を進める。

ABCEED ENGLISHは、AIによる学習分析と英語コーチによる伴走支援を組み合わせた英語スクールである。

学習者の課題、目標、学習可能時間を把握し、abceed上の教材と学習履歴を使って個別カリキュラムを設計する。

個人向けアプリだけでは自己管理が難しい利用者に対し、コーチが学習計画、進捗、習慣化を支援することで高い単価を設定できる。

abceedの既存利用者をABCEED ENGLISHへ送客できれば、外部広告だけに依存せず、高単価サービスの顧客を獲得できる。

AI英会話では、利用者が時間や場所を問わず発話練習を行える。会話単体ではなく、教材演習、資格試験、学習履歴、弱点分析と連動する点が差別化の中心となる。

英作文添削、音読採点、スピーキング評価、質問応答などのAI機能は、個人向けだけでなく学校・法人向けサービスにも横展開できる。

ソフトウエア及びコンテンツ開発への投資は無形固定資産として計上される。2026年5月期の無形固定資産取得支出は194百万円、期末のソフトウエア及びソフトウエア仮勘定は合計425百万円となった。

開発投資は新機能とコンテンツ拡大に必要だが、将来の利用者増加や有料転換につながらない場合は、減価償却費や資産価値の見直しが利益を圧迫する。

汎用生成AIが英会話、添削、学習計画を低価格で提供するほど、単一機能での差別化は難しくなる。出版社との教材契約、試験対策データ、学校・法人顧客、学習履歴を一体化できるかが競争力を左右する。

株価評価では、有料会員数の伸びに加え、2027年5月期の営業利益率回復、低価格プランの採算、学校向け利用者増加、AI機能の利用率、コンテンツ投資回収を確認する必要がある。

1.会社予想と実績

2024年5月期・2025年5月期は期初の通期会社予想、2026年5月期は2026年4月14日に上方修正した最終会社予想との比較です。2027年5月期は最新会社予想のため、実績・達成率は未発表です。

達成率=実績÷会社予想×100。達成・超過は赤、未達は青で表示。金額は百万円未満切捨ての開示値を使用しています。レンジ予想はなく、中央値利用はありません。Globeeは非連結のため「親会社株主帰属純利益」欄には当期純利益を掲載しています。

2.達成・未達理由
2024年5月期全指標で達成・超過
売上 103.0% 営業 100.9% 経常 101.3% 純利益 108.1% EPS 108.3%

有料会員数が7.6万人から10.1万人へ増え、ユーザー数448.6万人、対応タイトル1,044まで拡大。売上高は会社計画を3.0%上回り、固定費を吸収して営業・経常利益も計画を超過しました。

純利益とEPSの上振れ幅が大きいのは、経常利益の上振れに加え、実績の実効税負担が会社予想に内包された税負担より軽かったためと推定します。

2025年5月期売上高のみ小幅未達、利益は達成
売上 99.2% 営業 102.8% 経常 102.0% 純利益 104.1% EPS 103.0%

2024年3月のProプラン約2割値上げで有料会員転換率が低下し、会員数の増加率が抑えられたため、売上高は計画比0.8%の小幅未達でした。一方、平均単価上昇は売上成長に寄与しました。

売上総利益率は計画45.5%に対し47.7%へ上振れ。下期の広告宣伝強化を吸収し、営業利益・経常利益・純利益は計画を上回りました。

2026年5月期上方修正後の最終予想を全指標で達成
売上 100.2% 営業 101.6% 経常 102.8% 純利益 109.7% EPS 110.1%

有料会員数は11.7万人から15.0万人へ伸長し、Proプラン半額キャンペーン、法人販売、学校向け新機能が寄与。売上高は上方修正後の計画線で着地しました。

映画コンテンツのライセンス負担がピークを越え、売上総利益率は計画48.0%に対し48.6%。営業外収益と相対的に軽い税負担も加わり、経常利益・純利益・EPSの超過幅が拡大しました。

なお期初予想は営業利益330百万円、経常利益330百万円、純利益220百万円でした。最終実績は期初予想比でそれぞれ約134%、136%、145%となり、年度途中で利益見通しが大きく改善しています。

2027年5月期最新会社予想・実績未発表
売上 2,450百万円 営業 620百万円 経常 620百万円 純利益 420百万円 EPS 82.90円

有料会員数の継続成長とマーケティング強化により、売上高19.8%増を計画。利益面は売上総利益率を48.6%から53.1%、営業利益率を21.6%から25.3%へ引き上げる前提です。

3.事業セグメントの自信度

法定開示上は「教育サービス事業」の単一セグメントです。以下では会社コメントを、業績を動かす実質的な事業領域である「一般ユーザー向け」「法人・学校向け」「コンテンツ・AI新領域」に整理しました。強気・中立・弱気は原文コメントとKPI推移から推理した評価です。

一般ユーザー向け abceed(Pro・廉価プラン)

自信度推移:強気 → 中立 → 強気 → 強気
2024年5月期強気
売上高はやや上振れ

有料会員10.1万人、売上高36.0%増。会員基盤の拡大が予想超過につながりました。

2025年5月期中立
有料会員数の増加率は抑えられた

値上げで転換率は低下した一方、平均単価の上昇が売上を支えました。

2026年5月期強気
有料会員数は15.0万人

前年比約28%増。キャンペーンと新領域訴求により、会員成長が再加速しました。

2027年5月期強気
高い売上高成長率を実現

売上の約9割を占める主力領域で、マーケティング強化を継続する計画です。

変化点:2025年は値上げによる転換率低下を明示したが、2026年は会員数の再加速へ転換。 変化点:2027年は売上成長だけでなく、経常利益率25%程度を同時に狙う姿勢へ強まった。
判断強気

15万人の有料会員基盤、97%のサブスクリプション売上比率、コンテンツ拡充が追い風。廉価プラン比率上昇による平均単価低下を抑えられるかが条件です。

法人・学校向け

自信度推移:強気 → 強気 → 強気 → 強気
2024年5月期強気
生徒数が1.4倍に増加

累計導入430件。学校での有料ユーザー拡大が確認されました。

2025年5月期強気
学校向け販売拡大にも繋がる

累計導入553件。AI英作文添削など現場ニーズに沿う機能を追加しました。

2026年5月期強気
企業向けの販売も比較的好調

累計導入690件、期中利用385件。学校有料会員は前年同月比195%へ伸長しました。

2027年5月期強気
中長期的な顧客開拓

営業人員の拡充とAI添削・採点・英会話の複合提案を継続します。

変化点:教材提供中心から、AI英作文・音読採点・スピーキング添削・AI英会話を組み合わせる提案へ進化。 変化点:導入件数の増加だけでなく、学校有料会員の前年同月比195%という利用拡大を示した。
判断強気継続

導入件数と利用者数が同時に伸びています。個人向けへの依存を徐々に下げる成長余地がある一方、学校案件は新年度に集中しやすい点に注意が必要です。

コンテンツ・AI新領域

自信度推移:中立 → 強気 → 強気 → 中立~強気
2024年5月期中立
新規リリース機能の効果を見込まない前提

タイトル数1,044へ拡大した一方、翌期計画は新機能効果を織り込まない保守姿勢でした。

2025年5月期強気
新たな有料会員の獲得に寄与

AI英会話、アニメ、映画・英会話の廉価プランを投入し、対象ユーザーを広げました。

2026年5月期強気
幅広いジャンルの拡充を継続

対応タイトル1,426。映画ライセンス負担のピーク越えと粗利率改善が同時に進みました。

2027年5月期中立~強気
先行投資も引き続き実施予定

新規ライセンス・AI機能・ユーザビリティへ投資しながら、粗利率53.1%を目指します。

変化点:2024年の「効果を見込まない」保守姿勢から、2025年以降は新領域を集客の中核として明示。 変化点:2026年はライセンス負担のピーク越えを示したが、2027年も新規獲得費用は続く。
判断中立~強気

会員獲得力と粗利改善の両方に寄与する可能性があります。ただし、計画利益を達成するには新規ライセンス費用を売上増より低い伸びに抑える必要があります。

4.最新予想信頼度
判定:達成可能性は「やや高い」。売上は現実的だが、利益は粗利率53.1%への改善が条件。

2027年5月期は売上高19.8%増に対し営業利益40.2%増を計画しています。2026年5月期の会員成長と予想達成実績は追い風ですが、売上総利益率を4.5ポイント引き上げる計画のため、利益目標の難度は売上目標より高いと判断します。

売上高予想2,450百万円 / +19.8%
営業利益予想620百万円 / +40.2%
経常利益予想620百万円 / +38.4%
当期純利益予想420百万円 / +32.1%
EPS予想82.90円 / +32.1%

達成できると判断する理由

  • 2024年5月期は全指標を超過、2025年5月期も売上以外の利益指標を超過、2026年5月期は上方修正後の最終予想を全指標で超過しており、予想管理には一定の再現性があります。
  • 有料会員数は11.7万人から15.0万人へ約28%増、累計ユーザー数は665.1万人、サブスクリプション売上比率は97%で、売上成長の基盤があります。
  • 法人累計導入は690件、学校有料会員は前年同月比195%。個人向け以外の成長ドライバーも強まっています。
  • 映画コンテンツのライセンス負担はピークを越え、2026年5月期の売上総利益率は48.6%へ改善。2027年の利益率上昇につながる方向性は確認できます。
  • 営業キャッシュ・フロー659百万円、期末現金1,360百万円で、マーケティングと開発投資を継続できる財務余力があります。

達成できないと判断する理由

  • 売上総利益率は48.6%から53.1%へ4.5ポイント改善が必要です。新規ライセンス費用や決済手数料が想定以上なら、営業利益620百万円は未達になりやすくなります。
  • 売上の約9割を一般ユーザー向け有料会員が占めます。キャンペーン効果、解約率、廉価プラン比率による平均単価の変化が全社業績に直結します。
  • 会社はマーケティング強化と先行投資の継続を明示しています。広告宣伝費や人員費が計画を上回ると、粗利増加が営業利益に残りません。
  • 2027年計画の売上総利益1,300百万円から営業利益620百万円を差し引くと、販管費の許容額は約680百万円です。2026年実績553百万円からの増加を約23%以内に抑える実行力が必要です。
  • 廉価プランは会員数を増やす一方、平均単価を押し下げる可能性があります。会員増が単価低下を十分に上回らなければ、売上・粗利の両方が計画を下回ります。

収益計上・進捗率を見る際の注意点

2027年5月期は四半期実績が未公表のため、進捗率は掲載していません。有料会員数は1Qが年間の閑散期で微増または微減になりやすく、2Q・3Qは割引キャンペーン、4Qは4月キャンペーンと学校の新年度需要で増えやすい季節性があります。今後掲載する進捗率は、季節性を調整しない単純な「累計実績÷通期予想」であり、機械的な目安として扱う必要があります。

直近5年業績サマリー

単位:百万円、EPS・BPSは円、PER・PBRは倍。全期間とも単体。EPS・BPSは2026年5月期末の発行済株式総数5,116,869株で再計算。PER・PBRは2024年5月期1,382円、2025年5月期836円、2026年5月期670円の期末終値を使用。2027年5月期予想PERは2026年7月21日終値1,087円、予想PBRは同株価と2026年5月期BPSを使用。
業績項目 2022/5
単体
2023/5
単体
2024/5
単体
2025/5
単体
2026/5
単体
2027/5
会社予想
売上高 709 947+238 / +33.6% 1,288+341 / +36.0% 1,637+349 / +27.1% 2,045+408 / +24.9% 2,450+405 / +19.8%
営業損益 64 246+182 / +284.9% 319+73 / +29.9% 411+92 / +28.6% 442+31 / +7.5% 620+178 / +40.2%
経常損益 62 241+179 / +287.7% 320+79 / +32.4% 408+88 / +27.5% 447+39 / +9.7% 620+173 / +38.4%
当期純利益 54 172+118 / +217.0% 226+54 / +31.5% 281+55 / +24.2% 318+37 / +12.9% 420+102 / +32.1%
EPS 10.63 33.71+23.08 / +217.0% 44.33+10.62 / +31.5% 55.04+10.71 / +24.2% 62.15+7.11 / +12.9% 82.08+19.93 / +32.1%
PER 31.2 15.2 10.8 13.2
PBR 11.5 4.7 3.2 5.1
BPS 19.58 53.29+33.71 / +172.2% 120.56+67.27 / +126.2% 176.27+55.71 / +46.2% 212.52+36.25 / +20.6%
純資産 100 272+172 / +172.2% 616+344 / +126.2% 901+285 / +46.2% 1,087+186 / +20.6%
営業CF 226.3 270.0+43.7 / +19.3% 387.4+117.4 / +43.5% 387.3-0.1 / -0.0% 658.8+271.5 / +70.1%
投資CF 0.0 -124.7-124.7 / 支出増加 -154.4-29.6 / 支出拡大23.7% -213.6-59.2 / 支出拡大38.3% -196.5+17.1 / 支出縮小8.0%
財務CF -55.6 -46.7+8.9 / 支出縮小16.0% 245.2+291.8 / 収支改善 -46.6-291.8 / 収支悪化 -256.7-210.1 / 支出拡大451.0%
現金及び現金同等物 450.4 549.0+98.6 / +21.9% 1,027.3+478.3 / +87.1% 1,151.9+124.6 / +12.1% 1,360.2+208.3 / +18.1%
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中期経営計画

正式な中期数値計画は未公表|2027年5月期は利益成長を加速

複数年度を対象とする売上高、営業利益等の数値目標を記載した専用の中期経営計画は確認できない。代替として、2027年5月期会社予想とIR資料に示された成長施策を基準に事業方針を確認する。

2027年5月期 売上高予想 2,450百万円
2027年5月期 営業利益予想 620百万円
2027年5月期 経常利益予想 620百万円
2027年5月期 純利益予想 420百万円
個人向け有料会員の拡大

主力のProプランについて、ユーザビリティ改善、教材追加、AI機能の強化、広告施策を継続する。2027年5月期は売上高2,450百万円、前期比19.8%増を見込む。

映画・ドラマ・アニメによる利用層拡大

資格試験や市販教材を中心とした従来の利用者に加え、映画、ドラマ、アニメを通じて英語を学ぶ層を獲得する。AI語注、解説、質問機能により、映像視聴と学習を同一アプリ内で完結させる。

低価格プランとAI英会話

映画プラン、英会話プラン等の低価格帯サービスを拡充し、有料会員数の成長率を高める。低価格プランからProプランやABCEED ENGLISHへ移行する導線の構築が収益性を左右する。

学校・法人市場の開拓

法人営業体制を強化し、企業研修、学校の課題配信、英作文添削、音読採点、AI英会話の導入を進める。導入件数だけでなく、契約更新、利用者数、追加機能の利用拡大を重視する。

利益率回復

2027年5月期の営業利益予想は620百万円で前期比40.2%増、予想営業利益率は約25.3%。売上成長に対して、開発費、ライセンス料、広告費、法人営業費用の増加を抑えられるかが計画達成の焦点となる。

長期的な事業方針

AI英語学習プラットフォームを中心に、教材、試験対策、映像、英会話、学校、法人、人的コーチングを接続し、国内の英語教育市場におけるサービス範囲を広げる。会社は国内No.1の英語教育企業と将来の世界展開を目標に掲げている。

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競合他社

① リクルートホールディングス(6098)

基準株価 約12,840円
時価総額 約18.91兆円
基準日 2026年7月21日

人材マッチング、求人検索、人材派遣、販促・業務支援を世界展開する大手企業で、Globeeとは「スタディサプリENGLISH」を通じて競合する。

スタディサプリENGLISHは、TOEIC L&R TEST対策、新日常英会話、ビジネス英語、パーソナルコーチ、法人向け、学校向けサービスを提供する。

動画講義、ディクテーション、シャドーイング、発話練習、短時間レッスン、学習履歴管理をアプリ上で提供し、abceedの主要利用目的と重なる。

双方向型AI英会話は、abceedのAI英会話と直接競合する。法人研修と学校向け学習管理も、Globeeの法人サービス及びabceed for schoolと顧客が重なる。

2026年3月期のリクルートグループ連結業績は、売上収益3兆6,973億円、営業利益6,305億円、親会社の所有者に帰属する当期利益4,969億円

スタディサプリENGLISH単独の売上高と利益は開示されていないため、教育サービスの採算性をグループ業績から分離して比較することはできない。

強みはブランド、広告投資力、大規模な顧客基盤、動画講義を含む体系的なカリキュラム、個人・法人・学校を横断する販売力である。

Globeeは、市販教材の集約、出版社との関係、AIによる問題推薦、日本のTOEIC・英検市場への適合で差別化する必要がある。

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② Duolingo, Inc.(NASDAQ: DUOL)

株価 133.89米ドル
時価総額 約62.38億米ドル
円換算時価総額 約1.01兆円

世界規模で語学学習アプリを展開する教育テクノロジー企業。無料利用者を大量に獲得し、有料サブスクリプション、広告、英語試験等で収益化する。

無料プラン、有料のSuper Duolingo、上位プランのDuolingo Maxを提供し、短時間レッスン、ポイント、ランキング、連続学習記録によって利用習慣を形成する。

Duolingo Maxでは、AIを利用したRoleplayやキャラクターとのVideo Callを提供する。abceedのAI英会話、発話練習、学習習慣化機能と競合する。

2026年12月期第1四半期は売上高2.920億米ドル、純利益4,350万米ドル、調整後EBITDA8,340万米ドル

デイリー利用者は5,650万人、有料会員数は1,250万人。世界規模の利用データ、無料集客、ブランド、ゲーム性、AI開発力が競争優位となる。

Globeeとはスマートフォン上の学習時間、有料サブスクリプション、AI英会話、初心者から中級者向け学習で競合する。

Duolingoは一般的な語学習得と学習継続に強い一方、日本のTOEIC・英検対策、市販教材連携、学校の課題配信ではGlobeeと事業構成が異なる。

AI会話や発話機能を無料又は低価格帯へ拡大した場合、abceedの新規利用者獲得、有料転換率、英会話プランの価格設定に影響を与える。

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③ プログリット(9560)

株価 810円
時価総額 約103.18億円
基準日 2026年7月21日

英語コーチング「プログリット」を中心に、シャドーイング、スピーキング、AI英会話、法人研修を提供する英語学習企業。

英語コーチングでは、専任コンサルタントが受講者の課題分析、学習計画、進捗管理、習慣形成を支援する。GlobeeのABCEED ENGLISHと直接競合する。

「シャドテン」は利用者が提出したシャドーイング音声に専門家がフィードバックするサービスで、abceedのリスニング、音声教材、シャドーイング機能と競合する。

「スピフル」は瞬間英作文、独り言英会話、AI添削、AI正誤判定を提供し、abceedの発話練習及びAI英会話と重なる。

「ディアトーク」はAIキャラクターとのビジネス英会話、発話分析、学習履歴の可視化を提供する。人的コーチングとAI会話を連携する点でABCEED ENGLISHに近い。

2026年8月期第3四半期累計は売上高51.41億円、営業利益10.53億円、経常利益10.60億円

通期予想は売上高76.00億円、営業利益14.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益9.80億円

Globeeより企業規模は大きいが、リクルートやDuolingoよりサービス構成が近い。英語コーチング、AI英会話、法人研修、高単価の個別最適化サービスで競合度が高い。

Globeeはabceedの利用者基盤からABCEED ENGLISHへ送客できる点、プログリットは専任コンサルタントの運営ノウハウとコーチングブランドを持つ点がそれぞれの強みとなる。

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出典

本ページは公開情報に基づく企業分析であり、特定の有価証券の売買を推奨するものではありません。株価、時価総額、業績予想は変動する可能性があります。投資判断は最新の開示資料を確認のうえ、自己責任で行ってください。

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