クオンタムソリューションズ 2338 東証スタンダード
事業内容
クオンタムソリューションズ株式会社(証券コード2338)は、東京都千代田区丸の内に本社を置く東証スタンダード上場企業(業種:情報・通信業)。AIソリューション事業を中核に、AIインフラ・AIゲーム・企業向けAIソリューションの3領域に注力。傘下にはアイラッシュケア事業(まつ毛エクステンション店舗経営・関連化粧品の企画販売)も展開しているが、主力はAI関連事業である。
主要事業セグメント
① AIインフラストラクチャー事業
NVIDIA製GPU搭載サーバーを主体としたAIインフラサービスを提供。生成AI需要拡大に伴うGPUクラスター需要に対応する事業領域として、グループ最重点で展開。2026年5月22日の適時開示「AIインフラストラクチャ(AIDC)事業推進に関するお知らせ」により、本事業の本格推進を市場に明示した。
② AIゲーム事業
AI技術を活用した次世代ゲームIPの開発、および海外市場向けゲームコンテンツの展開を手掛ける。生成AIによるコンテンツ制作の効率化・新規ゲーム体験の創出を狙う。
③ 企業向けAIソリューション事業
法人顧客向けAIソリューションの製品化に向けたテストおよび提案を実施。生成AI導入支援、AI技術のビジネス活用ソリューション開発を進めている。
④ アイラッシュケア事業(非主力)
まつ毛エクステンションの店舗経営、まつ毛関連化粧品の企画・販売を展開。AI関連事業とは別セグメントの事業。
直近の業績サマリー
2026年2月期通期決算は売上高2.66億円(前期比61.8%減)、営業損失7.04億円、経常損失25.26億円、当期純損失25.46億円と大幅な減収減益。暗号資産評価損16.7億円の計上が業績悪化の主因となった。総資産は27.03億円(前期末比732.8%増)に拡大したが、3.43億円の債務超過状態にある。新規領域であるAIインフラ事業への投資と暗号資産関連の損失計上が同時に発生する形となっている。
| 項目(連結・百万円) | 2022年2月期 | 2023年2月期 | 2024年2月期 | 2025年2月期 | 2026年2月期 | 2027年2月期 会社予想 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
| 営業損益 | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
| 経常損益 | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
| 当期純損益 | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
| EPS(一株利益) | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
| 決算発表時株価 (参考) |
― | ― | ― | ― | ― | ― |
| 実績PER | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
| 予想PER | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
| PBR | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
| PSR | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
本ページに掲載する業績数値は、公表決算データから作成する予定です。数値は決算短信発表時点のものであり、将来的に修正される可能性があります。業績予想は会社発表時点のものであり、実績と異なる場合があります。PER・PBR・PSRは決算発表日の終値で算出した参考値です。正確な情報は同社公式IRサイトを必ずご確認ください。
業績ハイライト
2026年2月期は売上高61.8%減、当期純損失25.46億円と大幅な減収減益を計上。暗号資産評価損16.7億円が業績悪化の主因。3.43億円の債務超過に陥っているが、第三者割当増資等で総資産は前期末比732.8%増の27.03億円に拡大している。AIインフラ事業への戦略転換と財務基盤再構築の両面で大きな変革期にある。
強みと注目点
① AIインフラ事業の本格推進(5月22日適時開示)
2026年5月22日付の適時開示「AIインフラストラクチャ(AIDC)事業推進に関するお知らせ」により、AIインフラ事業の本格推進を市場に明示。生成AI需要拡大に伴うGPU・AIデータセンター需要を取り込む戦略を打ち出した。
② NVIDIA製GPU搭載サーバー主体のAIインフラサービス
主力AIインフラ事業はNVIDIA製GPU搭載サーバーを主体としており、生成AI開発に必須のハイスペックGPU環境を提供。データセクション(3905)、Fスターズ(3687)、ABEJA(5574)等のAIインフラ・AI関連銘柄群と比較対象として並び称される位置付け。
③ 多領域AI展開(インフラ・ゲーム・法人ソリューション)
AIインフラ・AIゲーム・企業向けAIソリューションの3領域で事業展開する立体的なAI関連企業。AI関連株物色が継続する地合いで、複数テーマで物色対象となりやすい位置付け。
④ 低位株としての値動きの大きさ
株価が低位水準にあるため値幅制限上の上昇率が大きくなりやすく、テーマ性物色の急騰時には他のAI関連株を上回る上昇率を記録しやすい銘柄特性。
弱み・リスク要因
① 債務超過状態
2026年2月期決算時点で3.43億円の債務超過に陥っている。財務基盤の安定化が事業継続上の課題。継続企業の前提に関する重要事象が認められる可能性に注意。
② 大幅な業績悪化と純損失計上
2026年2月期は売上高61.8%減、当期純損失25.46億円と大幅な業績悪化。暗号資産評価損16.7億円が直近期の損失主因。営業利益・経常利益・純利益のいずれもマイナスで、収益性に課題を抱える。
③ 暗号資産投資の市場価格リスク
子会社を通じてイーサリアム(ETH)投資を行っている等、暗号資産の市場価格変動が損益に大きく影響する構造。暗号資産価格の下落局面では大幅な評価損計上リスクがある。
④ AIインフラ事業の収益化リスク
AIインフラ事業は新規領域であり、本格的な収益寄与にはGPUサーバー調達・データセンター運営・営業基盤構築等の継続投資が必要。事業推進の発表段階にあり、実績ベースの収益化にはなお時間を要する見通し。
⑤ 株価ボラティリティ
低位株であるため、テーマ性物色や材料発表時の値動きが極めて大きくなる特性。本日5月25日は値幅制限上の上昇率+47.17%を記録したが、調整局面では同様に大幅下落するリスクがある。
直近の急騰要因(2026年5月25日 ストップ高)
2026年5月22日(金)16時00分に同社が適時開示「AIインフラストラクチャ(AIDC)事業推進に関するお知らせ」を発表したことが直接の急騰要因。週明けの5月25日(月)寄り付きから買い気配で始まり、株探ニュースが「AIインフラストラクチャ事業本格推進」と報じたとして同社をストップ高銘柄の筆頭に掲載した。終値156円・前日比+50円(+47.17%)のストップ高で引け、値幅制限上の上昇率が極めて大きくなった。AIインフラ・データセンター関連株が本日全体で物色される地合いの中で、新材料を起点とした個別銘柄として最大級の上昇率を記録した。なお株探ニュースは比較対象銘柄として、アエリア(3758)、DMP(3652)、ABEJA(5574)、Fスターズ(3687)を併記している。
・クオンタムソリューションズ株式会社 適時開示「AIインフラストラクチャ(AIDC)事業推進に関するお知らせ」(2026/5/22 16:00)
・株探ニュース「本日の【ストップ高/ストップ安】寄付 S高=12銘柄 S安=0銘柄」(2026/5/25)
・Yahoo!ファイナンス 個別銘柄情報(2338.T)
・クオンタムソリューションズ株式会社「2026年2月期 決算短信」

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