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ZETA株式会社 6031 東証G

ZETA INC.|CX向上生成AIソリューション「ZETA CXシリーズ」を開発・販売。EC商品検索、ハッシュタグ、レビュー、リテールメディア広告、生成AI検索最適化などを展開します。

※2026年6月10日時点の情報

事業内容

2026年6月10日終値ベースの時価総額は約73億円。ZETA株式会社は東京都世田谷区に本社を置き、CX向上生成AIソリューションの開発・販売を行う企業です。代表取締役社長CEOは山﨑徳之氏、12月決算、東証グロース上場。2024年10月に連結子会社である旧ZETA株式会社およびデクワス株式会社を吸収合併し、商号をZETA株式会社へ変更、CX改善サービス「ZETA CXシリーズ」の開発・販売に経営資源を集中しています。2025年12月期は売上高1,858百万円、営業利益396百万円、2026年12月期会社予想は売上高2,100百万円、営業利益500百万円です。

ZETA SEARCH(サイト内検索・EC商品検索)

大規模ECサイトなどに導入される検索エンジンです。継続的な運用で培ったノウハウとAIによる自動最適化を活用し、各サイトに合わせて検索精度や機能を調整することで、検索体験の改善を支援します。

ZETA HASHTAG(ハッシュタグ活用)

商品説明やレビューなどのテキストを解析し、商品に関連するキーワードをハッシュタグとして抽出するサービスです。サイト内回遊率やCX向上、ランディングページ生成、UGC活用によるSEO効果などを狙います。

ZETA AD(リテールメディア広告)

検索結果ページ、商品詳細ページ、カートページなどに広告枠を設けるリテールメディア広告エンジンです。検索クエリを分析して広告を配信し、ECサイト上での広告収益化を支援します。

ZETA VOICE(レビュー・口コミ・Q&A)

ECサイト内にレビューコンテンツを実装するサービスです。複数の評価軸でユーザーレビューを収集し、多彩なUIで表示する仕組みを提供します。Q&Aやオーディエンス機能などにより、サイトコンテンツの充実化を支援します。

生成AI関連プロダクト

「ZETA RECOMMEND」「ZETA TALK」「ZETA LINK for AI」「ZETA GEO」など、AIレコメンド、EC向けAIチャット、生成AI連携基盤、生成AI検索最適化を展開します。ZETA GEOはZETA SEARCH、ZETA VOICE、ZETA HASHTAGの連携によりECサイトを生成AI検索に最適化するサービスです。

直近5年業績サマリー

2023年6月期、2024年6月期、2024年12月期、2025年6月期、2025年12月期、2026年12月期会社予想を掲載しています。2024年12月期は決算期変更に伴う6カ月の変則決算であり、2025年6月期は比較用の通期実績がないため「―」としています。2025年12月期は売上高1,858百万円、営業利益396百万円、親会社株主に帰属する当期純利益231百万円でした。2026年12月期は売上高2,100百万円、営業利益500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益305百万円を見込み、第1四半期時点で通期業績予想の修正はありません。

項目(連結・百万円) 2023年6月期 2024年6月期 2024年12月期
(6カ月)
2025年6月期 2025年12月期 2026年12月期
会社予想
売上高 2,437 1,739
△28.6%
681
△60.8%
1,858 2,100
+13.0%
営業損益 380 498
+31.1%
△116
赤字転落
396 500
+26.2%
経常損益 376 484
+28.7%
△132
赤字転落
369 472
+27.8%
当期純損益
(親会社株主帰属)
260 312
+20.0%
192
△38.5%
231 305
+32.0%
EPS(一株利益) 42.71円 30.36円 9.31円 11.21円 14.93円
PER
(期末日株価ベース)
18.96倍
PBR
(期末日株価ベース)
7.33倍
単位:百万円(売上高・利益)、円(EPS)、倍(PER・PBR)。出典:決算短信・有価証券報告書(連結)。
※2024年12月期は決算期変更に伴う6カ月決算であり、2024年6月期・2025年12月期との単純比較には注意が必要です。2025年6月期は決算期変更により該当する通期実績がないため「―」としています。PER・PBRは取得・確認できた範囲のみ表示し、会社予想列は2026年6月10日終値ベースの参考値です。2026年12月期会社予想は2026年5月11日公表の第1四半期決算短信に基づきます。業績予想は会社発表時点のものであり、実績と異なる場合があります。正確な情報は公式IRサイトをご確認ください。

中期経営計画

中期経営計画の見直しと2026年12月期方針

公式IR上で、有効な新中期経営計画資料は確認できません。2025年12月期決算短信では、AIをベースとした経営戦略の変更などを踏まえて中期経営計画を見直し、改めて公表する予定である旨が記載されています。代替指標として、2026年12月期は売上高2,100百万円、営業利益500百万円、経常利益472百万円、親会社株主に帰属する当期純利益305百万円を会社予想として掲げています。事業面では、AIとリテールメディアへの成長投資、受注を迅速に収益化する構造改革に経営資源を集中する方針です。

IR情報へ

強みと注目点

① ZETA CXシリーズの製品群とクロスセル基盤

ZETA SEARCH、ZETA HASHTAG、ZETA AD、ZETA VOICE、ZETA RECOMMEND、ZETA GEOなど、ECサイトの検索・回遊・レビュー・広告・生成AI対応を横断する製品群を持ちます。複数製品を組み合わせることで、既存顧客へのクロスセル・アップセルや製品間シナジーを狙いやすい点が特徴です。

② ハイエンドEC事業者向けの受注基盤

会社は主にハイエンドのEC事業者に向けて、新規クライアント開拓と既存クライアントへのクロスセル・アップセルを進めています。2025年12月期決算短信では、第4四半期の受注高が過去最高となり、第2四半期・第3四半期の受注高もそれぞれ過去2番目・3番目の水準だったと説明されています。

③ 生成AI・リテールメディアへの成長投資テーマ

生成AI検索最適化のZETA GEO、EC向けAIチャットのZETA TALK、生成AI連携基盤のZETA LINK for AIなど、生成AI時代のEC体験に対応する製品を展開しています。2025年12月期には成長ドライバーと位置づけるリテールメディア広告が伸び始めたことも示されており、AIと広告収益化の両面が注目点です。

弱み・リスク要因

① 決算期変更・組織再編による比較の難しさ

2024年12月期は決算期変更に伴う6カ月の変則決算で、2024年10月には旧ZETA株式会社およびデクワス株式会社を吸収合併しています。期間の長さや連結範囲・組織再編の影響により、過年度との単純比較が難しい点には注意が必要です。

② 第1四半期赤字と売上計上時期の変動

2026年12月期第1四半期は売上高315百万円、営業損失42百万円、経常損失47百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失31百万円でした。通期業績予想は据え置かれていますが、案件の検収・売上計上時期や季節性によって四半期業績が振れやすい点はリスク要因です。

③ AI・EC関連市場の競争と投資負担

EC検索、レビュー、広告、生成AI連携の領域は、技術変化と競争環境の変化が速い分野です。ZETAはAI・リテールメディアへの成長投資や受注の収益化に向けた構造改革を進めていますが、開発投資や人材確保、競合サービスとの差別化が継続的な課題となります。

出典

本記事は公開情報をもとに作成した情報提供を目的としたもので、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。

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