キオクシアHD 285A 東証P
事業内容
2026年7月31日の時価総額は約254,827億円。キオクシアHDは、旧東芝メモリを母体とするフラッシュメモリ専業グループである。2026年7月31日の終値は46,500円、同日時点の自己株式控除後株式数は548,014,638株として時価総額を算出した。
会社の概要:キオクシアホールディングスは2019年3月1日設立、本社は東京都港区芝浦3-1-21田町ステーションタワーS、代表者は代表取締役社長執行役員の太田裕雄、決算期は3月、上場市場は東京証券取引所プライム市場。連結従業員数は2026年3月31日時点で15,218名。グループはメモリおよび関連製品の研究開発、製造、販売、その他サービスを行う世界最大級のフラッシュメモリ専業プレイヤーである。
直近決算の概要:2027年3月期第1四半期は売上収益1,767,117百万円、営業利益1,270,017百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益842,165百万円。第2四半期累計会社予想は売上収益4,157,117百万円、営業利益3,160,017百万円、親会社の所有者に帰属する中間利益2,112,165百万円。生成AI用途を中心としたデータセンター向け需要と平均販売単価の上昇が短期業績の主因である。
メモリ事業:単一報告セグメントの収益推移
メモリ事業 売上収益・営業損益推移
単位:百万円。売上収益は黄色、営業利益は赤、営業損失は青。全年度を同一縮尺で表示。
単位:百万円。縦軸の正方向は売上収益の最大値、負方向は営業損失の最大値を基準に表示。
同社は、メモリ事業の単一セグメントであるため、製品別の営業利益は開示していない。決算短信では、売上収益をアプリケーション別に「SSD & ストレージ」「スマートデバイス」「その他」に区分している。
2024年3月期は売上収益1,076,584百万円、営業損失252,698百万円だった。メモリ市況の下落局面では、価格下落、生産調整、減価償却費、在庫評価、工場稼働率が損益に大きく影響する。
2025年3月期は売上収益が前期比58.5%増の1,706,460百万円、営業利益451,748百万円となった。平均販売単価の上昇と需要回復が業績を押し上げ、営業利益率は26.5%まで回復した。
2026年3月期は売上収益2,337,628百万円、営業利益870,369百万円、営業利益率37.2%。生成AI、データセンター、エンタープライズSSD、高容量NANDの需要が、メモリ市況の回復と利益率改善を支えた。
2027年3月期第1四半期は売上収益1,767,117百万円、営業利益1,270,017百万円と、前年同期から大幅に拡大した。第2四半期累計会社予想は売上収益4,157,117百万円、営業利益3,160,017百万円であり、足元はAI関連ストレージ需要と価格条件の確認が最重要になる。
SSD & ストレージ:AIサーバーとデータセンター向けの中核領域
SSD & ストレージには、PC、データセンター、エンタープライズ向けSSD製品およびメモリ製品が含まれる。AIサーバーとクラウドデータセンターでは、学習済みモデル、推論データ、ログ、ベクトルデータ、キャッシュ、データセットを高速に読み書きする必要があるため、高容量・高性能SSDの重要性が高まっている。
同社は、AIの活用が学習から推論へ移行する中で、ストレージをGPUの拡張メモリとして活用する動きが加速していると説明している。フラッシュメモリとSSDは、次世代AIシステムの中核的な構成要素と位置付けられている。
SSD事業の競争軸は、NANDの積層技術、コントローラー、ファームウェア、消費電力、発熱、QoS、耐久性、フォームファクタ、顧客認定、供給契約である。AI推論向けでは、単純な容量だけでなく、読み出し性能、低遅延、電力効率、TCO削減が評価される。
2027年3月期第1四半期では、SSD & ストレージが売上収益全体の大半を占めた。需要が強い局面では利益率改善のレバレッジが大きい一方、メモリ業界は供給能力の増減が価格に影響しやすく、急拡大後の在庫循環にも注意が必要である。
スマートデバイス:スマートフォン、PC、車載・産業機器向け組み込みメモリ
スマートデバイスには、スマートフォン、タブレット、テレビなどの民生機器、車載、産業機器などで使用される制御機能付きの組み込み式メモリ製品が含まれる。スマートフォンやPCでは、AI機能の端末搭載比率が高まるほど、ストレージ容量、読み書き速度、低消費電力、信頼性への要求が強まる。
キオクシアのNANDフラッシュメモリは、電源を切ってもデータが消失しない不揮発性メモリであり、スマートフォン、PC、デジタルコンシューマ製品、AIサーバー、データセンターで使われる。1987年にNAND型フラッシュメモリを発明し、2007年には3次元フラッシュメモリ技術BiCS FLASHを発表した技術蓄積が競争力になる。
スマートデバイス向けは数量の裾野が広い一方、スマートフォンとPCの出荷循環、在庫水準、競合価格、搭載容量の増加ペースに左右されやすい。AI端末の普及は容量単価を押し上げる可能性があるが、競合各社の供給増加による価格調整リスクも同時に残る。
車載・産業機器向けでは、長期供給、品質、耐久性、温度耐性、認定期間が重要になる。メモリ単価が急変する民生向けと比べると相対的に安定した需要になりやすいが、売上規模と利益率の開示はアプリケーション単位に限られる。
その他:リテール製品とSanDiskグループ向け売上
その他には、SDメモリカード、microSDメモリカード、USBフラッシュメモリなどのリテール向け製品、製造合弁会社3社経由で計上されるSanDiskグループ向け売上などが含まれる。
リテール製品はブランド認知と販路を持つ一方、価格比較が容易で競争が強い。高付加価値領域では、耐久性、速度、容量、信頼性、カメラ・ドライブレコーダー・ゲーム機など用途別の最適化が差別化要素となる。
SanDiskとの共同開発・共同生産は、次世代3D NAND技術と製造効率の面で重要な位置を占める。競合環境を見る際は、共同生産関係を持つ一方で、製品市場では競合要素も生じる点を分けて見る必要がある。
その他の売上収益は2022年3月期から2026年3月期まで比較的安定して推移した。全社業績に対する寄与度はSSD & ストレージより小さいが、ブランド製品、用途分散、共同生産関連の動きは、NAND事業全体の需給と投資判断に影響する。
1.会社予想と実績
同社はメモリ市場の変動が大きいため年度計画を開示せず、四半期単位で業績予想を公表しています。比較可能な2026年3月期第1四半期と2027年3月期第1四半期を実績と比較し、最新の2027年3月期中間予想を掲載しています。
| 指標 | 2026/3 Q1 | 2027/3 Q1 | 2027/3 H1 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 予想 | 実績 | 達成率 | 予想 | 実績 | 達成率 | 予想 | 実績 | 達成率 | |
| 売上収益 (百万円) | 310,000 | 342,799 | 110.6% | 1,750,000 | 1,767,117 | 101.0% | 4,157,117 | — | 最新予想 |
| 営業利益(IFRS) (百万円) | 24,000 | 44,899 | 187.1% | 1,298,000 | 1,270,017 | 97.8% | 3,160,017 | — | 最新予想 |
| 経常利益相当(税引前利益) (百万円) | 非開示 | 27,294 | — | 非開示 | 1,234,720 | — | 3,104,720 | — | 最新予想 |
| 親会社の所有者に帰属する利益 (百万円) | 7,000 | 18,284 | 261.2% | 869,000 | 842,165 | 96.9% | 2,112,165 | — | 最新予想 |
| EPS(基本的1株当たり利益) (円) | 非開示 | 33.90 | — | 非開示 | 1,539.91 | — | 非開示 | — | 最新予想 |
通期実績の推移
会社は年度計画値を開示していないため、通期実績には達成率を付していません。
2.達成・未達理由
フラッシュメモリの出荷量と販売単価が回復し、前期の大幅赤字から黒字転換しました。AIインフラ向けSSDは堅調でしたが、年度後半はPC・スマートフォンで顧客在庫調整が発生し、第4四半期は売上・利益が前四半期から減少しました。
前年度末の顧客在庫調整が正常化し、スマートフォン・PC向けが回復。AI用途のデータセンター・エンタープライズSSD需要も増加し、売上・営業利益・純利益はすべて会社レンジの上限を上回りました。
生成AI用途を中心とするデータセンター需要と平均販売単価の大幅上昇で売上は達成。基礎収益を示すNon-GAAP利益も予想を上回りましたが、訴訟損失引当金366億円と株式報酬費用194億円がIFRS利益を押し下げ、小幅未達となりました。
会社はデータセンター向け需要が引き続き旺盛と見込み、第2四半期単独で売上2兆3,900億円、営業利益1兆8,900億円を計画しています。第1四半期比で増収増益を前提とする強い予想です。
3.事業セグメントの自信度
報告セグメントは「メモリ事業」の単一セグメントです。継続開示されるアプリケーション区分ごとに自信度の変化を整理しています。
SSD & ストレージ
データセンター及びエンタープライズ向けSSD製品はAIのインフラ構築から市場が拡大し、堅調な需要が継続しています。
AIインフラ需要を明確な成長要因として認識。
データセンター及びエンタープライズ向けではAI用途によるサーバーの需要が増加しており、市場の拡大が継続しております。
在庫正常化に加え、AIサーバー需要が年間成長を牽引。
生成AI用途を中心としたデータセンター向け顧客の需要が旺盛に推移したことによる平均販売単価の大幅な上昇
数量だけでなく販売単価も急上昇し、最も強い自信度。
第2四半期もデータセンター向け需要の継続を前提に、SSD & ストレージが全社増収増益の中心です。
スマートデバイス
PC、スマートフォンにおいては年度前半は需要が堅調に推移したものの、年度後半には顧客の在庫調整により、出荷量の伸び悩みが見られました。
前半堅調から後半調整へ変化。
前年度末に発生した顧客の在庫調整が正常化し、スマートフォン、PC向け需要の回復
在庫調整の終了と需要回復を確認。
スマートフォン、PC向け需要は堅調である一方
AIほどの急伸ではないが、安定した需要を維持。
スマートフォン・PC向けは堅調。SSDほどの価格上昇依存ではなく、全社売上の裾野を支えています。
その他(リテール・Sandisk向け等)
その他 542億円 523億円 -18億円
第3四半期から小幅減収。
その他 570億円 652億円 +82億円
前四半期比で増収へ転換。
その他 652億円 667億円 +15億円
増収は継続したが、主力2用途より伸びは限定的。
安定的に増加していますが、最新局面の急成長はSSD & ストレージが中心です。
4.最新予想信頼度
第1四半期は売上とNon-GAAP利益が会社予想を上回りました。最新予想は、第2四半期もデータセンター向け需要が旺盛に推移し、前四半期比で大幅な増収増益になることを前提としています。
単純進捗率=第1四半期実績÷最新の中間期累計予想。季節性や販売単価変動は調整していません。
達成できると判断する理由
- 第1四半期の売上は会社予想を上回り、Non-GAAP営業利益とNon-GAAP親会社帰属利益も予想を達成しました。
- 生成AI用途を中心にデータセンター向け需要が旺盛で、平均販売単価が大幅に上昇しています。
- SSD & ストレージの第1四半期売上は前四半期比5,744億円増と、全社増収の中心です。
- 会社自身が第2四半期について、データセンター需要の継続を理由に前四半期比増収増益を明示しています。
達成できないと判断する理由
- 第2四半期単独では売上が第1四半期比35.2%、営業利益が48.8%、純利益が50.8%増える必要があります。
- フラッシュメモリ価格は短期間で変動しやすく、平均販売単価の上昇が止まると利益への影響が大きくなります。
- 成長が生成AI・データセンター用途に集中しており、顧客投資や在庫調整の変化に敏感です。
- 第1四半期には訴訟損失引当金と株式報酬費用が発生しており、追加の一過性費用はIFRS利益を押し下げます。
- 為替の円高転換は円換算売上と利益の下振れ要因です。
収益計上時期を見る際の注意点
明確な年度末偏重ではなく、出荷量、平均販売単価、製品構成、為替、顧客在庫調整により四半期ごとの振れが大きい事業です。固定資産税は第4四半期に年間分を一括計上する説明があり、年度後半の利益比較では注意が必要です。
最終判断
データセンター向け需要と販売単価の上昇が第2四半期も継続すれば、中間予想は達成可能性がやや高いと判断します。第1四半期の基礎収益は計画を上回っていますが、第2四半期にはさらに大幅な増収増益が必要です。価格上昇の鈍化、AI需要の反転、一過性費用の追加が生じた場合はIFRS利益が未達となる可能性があります。通期予想は未開示のため、通期の達成可否は現時点では判定できません。
直近5年業績サマリー
| 業績項目 | 2022/3 実績 |
2023/3 実績 |
2024/3 実績 |
2025/3 実績 |
2026/3 実績 |
2027/3 会社予想 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 1,526,495 | 1,282,101-244,394 / -16.0% | 1,076,584-205,517 / -16.0% | 1,706,460+629,876 / +58.5% | 2,337,628+631,168 / +37.0% | 4,157,1172Q累計会社予想 |
| 営業損益 | 216,228 | -99,015-315,243 / -145.8% | -252,698-153,683 / -155.2% | 451,748+704,446 / +278.8% | 870,369+418,621 / +92.7% | 3,160,0172Q累計会社予想 |
| 税引前利益 | 154,356 | -186,443-340,799 / -220.8% | -343,330-156,887 / -84.1% | 370,669+713,999 / +208.0% | 784,095+413,426 / +111.5% | 3,104,7202Q累計会社予想 |
| 当期純利益 | 105,921 | -138,141-244,062 / -230.4% | -243,728-105,587 / -76.4% | 272,315+516,043 / +211.7% | 554,490+282,175 / +103.6% | 2,112,1652Q累計会社予想 |
| EPS | 193.28円 | -252.08円-445.36円 / -230.4% | -444.75円-192.67円 / -76.4% | 496.91円+941.66円 / +211.7% | 1,011.82円+514.90円 / +103.6% | 3,854.21円2Q累計会社予想 |
| PER | – | – | – | 4.8倍 | 18.9倍 | – |
| PBR | – | – | – | 1.8倍 | 7.5倍 | – |
| BPS | 1,448.60円 | 1,200.82円-247.78円 / -17.1% | 820.48円-380.34円 / -31.7% | 1,345.89円+525.41円 / +64.0% | 2,552.72円+1,206.84円 / +89.7% | – |
| 純資産 | 793,961 | 658,185-135,776 / -17.1% | 449,766-208,419 / -31.7% | 737,696+287,930 / +64.0% | 1,399,079+661,383 / +89.7% | – |
| 営業CF | 549,133 | 339,104-210,029 / -38.2% | 195,111-143,993 / -42.5% | 476,416+281,305 / +144.2% | 616,540+140,124 / +29.4% | – |
| 投資CF | -400,304 | -498,564-98,260 / -24.5% | -274,853+223,711 / +44.9% | -173,011+101,842 / +37.1% | -221,512-48,501 / -28.0% | – |
| 財務CF | -93,277 | -50,787+42,490 / +45.6% | 3,238+54,025 / +106.4% | -322,679-325,917 / -10065.4% | -96,074+226,605 / +70.2% | – |
| 現金及び現金同等物 | 469,813 | 261,351-208,462 / -44.4% | 187,593-73,758 / -28.2% | 167,932-19,661 / -10.5% | 470,707+302,775 / +180.3% | – |
中期経営計画
AI推論時代における成長戦略
「中期経営計画」という専用ページ名は確認対象資料内では確認できない。代替して、2025年6月5日の「AI時代における中長期戦略」、2026年6月2日のInvestor Day発表、2027年3月期第1四半期決算短信を確認対象とする。
基本方針は、AI推論の本格化に伴って増加する高性能・大容量SSD需要を取り込み、最先端フラッシュメモリとAI推論用途に最適化されたSSDでAIインフラの根幹を支えること。技術力、生産スケール、顧客・サプライチェーンとのパートナーシップを成長のエンジンとしている。
技術・製品戦略
AI関連市場は2029年に市場の約5割になるとする見通しが示されている。製品面では、データセンター向けSSD、エンタープライズSSD、高容量NAND、BiCS FLASHの世代更新、CBA技術、AI推論向けストレージ最適化が中心テーマとなる。
生成AIの普及により、学習だけでなく推論で扱うデータが増える。AIシステムでは、ストレージをGPUの拡張メモリとして活用する動きが加速しており、SSDの容量、速度、電力効率、信頼性が競争力になる。
投資・財務戦略
会社はAI市場向けを中心とした成長投資と財務健全性の強化を掲げる。Investor Dayでは、将来創出される余剰累積フリーキャッシュフローについて株主還元を検討すると説明している。
2026年7月31日のIRニュースでは、株式分割、自己株式の取得枠設定、2027年3月期第1四半期決算短信が同日に公表された。短期の焦点は、急拡大した営業利益が次四半期以降も維持できるか、価格上昇局面の後に供給増加と在庫循環がどのように表れるかである。
IR情報へ競合他社
時価総額は約192.50兆円、株価は2026年7月時点の市場データで185,000ウォン前後。スマートフォン、家電、ディスプレイ、半導体、ファウンドリを持つ総合テクノロジー企業であり、キオクシアHDと直接競合する領域はメモリ事業のNANDフラッシュ、V-NAND、データセンターSSD、エンタープライズSSD、モバイル向けeStorageである。
2026年第2四半期は売上高171.5兆ウォン、営業利益89.5兆ウォン、EPS10,849ウォン。Device Solutions部門は売上高127.5兆ウォン、営業利益89.2兆ウォンとなり、AI需要を中心にサーバー向け製品販売とメモリ価格上昇が業績を押し上げた。
競争上の焦点は、3D NANDの積層技術、TLC/QLCの高容量化、データセンターSSDの性能、DRAM/HBMとの総合提案力である。SamsungはHBM、DRAM、NAND、SSDを一体で提案できるため、AIサーバー顧客への販売力で強い。一方、キオクシアHDはNAND専業色、BiCS FLASH、SanDiskとの共同開発・共同生産、国内生産拠点を武器に対抗する。
時価総額は約158.45兆円、株価は2026年7月時点の市場データで880米ドル前後。DRAM、NAND、NOR、SSD、マネージドNAND、車載・産業向けメモリを展開する米国メモリ・ストレージ大手である。
2026年度第3四半期は売上高414.56億米ドル、GAAP営業利益333.18億米ドル、GAAP純利益282.4億米ドル、希薄化後EPS24.67米ドル、営業キャッシュフロー253.9億米ドル。AI時代におけるメモリ価値の上昇と、データセンター向けメモリ・ストレージ需要の拡大が業績を押し上げた。
キオクシアHDとの競合領域は、NANDフラッシュ、クライアントSSD、データセンターSSD、エンタープライズSSD、車載・産業向けSSDである。Micron 9650、9550、7600、6600 IONなどのデータセンターSSDは、キオクシアのAI・クラウド向けSSDと直接競合する。
時価総額は約136.25兆円、株価は2026年7月時点の市場データで1,460,000ウォン前後。韓国のメモリ大手であり、DRAM、HBM、NAND、eSSDを展開する。キオクシアHDと直接競合する領域はNANDフラッシュ、321層4D NAND、QLC NAND、クライアントSSD、エンタープライズSSD、AIサーバー向けストレージである。
2026年第2四半期は売上高79.3187兆ウォン、営業利益60.5426兆ウォン、純利益93.9226兆ウォン。AI需要を背景に高付加価値DRAM/HBMとNANDの販売が伸び、NANDでは高容量・高性能製品を中心にポートフォリオを強化している。
SK hynixはHBMで高い競争力を持ち、AIサーバー向けにHBM、DRAM、eSSDを組み合わせる提案ができる。キオクシアHDにとっては、NAND単体の性能、消費電力、容量、供給安定性、価格条件、顧客認定を通じて差別化する必要がある競合である。
出典
- キオクシアホールディングス株式会社 公式サイト
- キオクシアホールディングス株式会社 会社概要
- キオクシアホールディングス株式会社 製品とテクノロジー
- キオクシア株式会社 メモリ
- キオクシア株式会社 SSD
- キオクシアホールディングス株式会社 株主・投資家情報
- キオクシアホールディングス株式会社 IRイベント
- キオクシアホールディングス株式会社 AI時代における中長期戦略について
- キオクシアホールディングス株式会社 「AI推論時代」における成長戦略をInvestor Dayにて発表
- 金融庁EDINET キオクシアホールディングス株式会社 訂正有価証券届出書(新規公開時)
- 日本取引所グループ 2025年3月 月間相場表
- Samsung Electronics Announces Second Quarter 2026 Results
- Samsung Semiconductor Data center SSD
- Micron Technology Reports Record Results for the Third Quarter of Fiscal 2026
- Micron Storage Products
- SK hynix Announces 2Q26 Financial Results
本記事は公開情報および会社開示資料に基づく情報提供を目的としたものであり、特定の有価証券の売買を推奨するものではありません。掲載情報の正確性・完全性を保証するものではなく、投資判断は自己責任で行ってください。

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