Amazia 4424 東証G
Amazia,inc.|フリーミアム型マンガアプリ「マンガBANG!」を主軸に、電子書籍販売、オリジナルマンガ制作、WEBTOON、越境EC、ITソリューションを展開するインターネットサービス企業。
※2026年7月6日時点の情報
事業内容
2026年7月6日の時価総額は約24億円。株価終値は352円、発行済株式数は6,757,800株。
Amaziaは2009年10月設立、本社は東京都渋谷区桜丘町1番2号 渋谷サクラステージセントラルビル13F。代表者は代表取締役社長の佐久間亮輔氏、決算期は9月、上場市場は東京証券取引所グロース市場。事業内容は、フリーミアム型マンガアプリ「マンガBANG!」の企画・運営、オリジナルマンガ制作、越境EC、SES、SEOメディア、ポイ活アプリなど。
2026年9月期第2四半期累計は売上高1,542百万円、営業損失100百万円、経常損失97百万円、親会社株主に帰属する中間純損失89百万円。2026年6月30日の業績予想修正後の通期会社予想は、売上高3,321百万円、営業損失123百万円、経常損失121百万円、親会社株主に帰属する当期純損失99百万円。
Amaziaは2009年10月設立、本社は東京都渋谷区桜丘町1番2号 渋谷サクラステージセントラルビル13F。代表者は代表取締役社長の佐久間亮輔氏、決算期は9月、上場市場は東京証券取引所グロース市場。事業内容は、フリーミアム型マンガアプリ「マンガBANG!」の企画・運営、オリジナルマンガ制作、越境EC、SES、SEOメディア、ポイ活アプリなど。
2026年9月期第2四半期累計は売上高1,542百万円、営業損失100百万円、経常損失97百万円、親会社株主に帰属する中間純損失89百万円。2026年6月30日の業績予想修正後の通期会社予想は、売上高3,321百万円、営業損失123百万円、経常損失121百万円、親会社株主に帰属する当期純損失99百万円。
全社業績とエンターテイメント事業
Amaziaは2024年9月期から連結決算へ移行し、2026年9月期中間期ではエンターテイメント事業とITソリューション事業を報告セグメントとして開示している。全社売上高は2021年9月期7,507百万円から2025年9月期2,843百万円まで減少し、2026年9月期会社予想は3,321百万円。営業損益は2024年9月期から赤字に転落したが、2026年9月期は赤字幅縮小を見込む。
全社業績推移(単位:百万円)
2026年9月期中間期のエンターテイメント事業は、売上高1,492百万円、セグメント利益71百万円となった。前年中間期は売上高1,398百万円、セグメント損失39百万円だったため、売上の増加と黒字転換が確認できる。
主力のマンガBANG!では、広告枠の増加、周年イベント、キャンペーン施策により広告ARPUが改善した。一方で、費用対効果を考慮して広告宣伝費を抑制した影響によりMAUは減少し、課金収益は減少している。
投資判断では、売上規模の再拡大よりも、広告宣伝費を抑えた状態でどこまで広告収益、課金収益、電子書籍販売、オリジナル作品収益を積み上げられるかが重要となる。
マンガBANG!・マンガBANGブックス
マンガBANG!は国内最大級のマンガアプリとして、無料閲覧、少額課金、購入を組み合わせたフリーミアム型の収益モデルを持つ。マンガBANGブックスは、アプリと連携したWeb電子書籍販売サービスで、6万作品、27万冊以上を配信している。
マンガBANG!は、新作や名作を含む多様なジャンルの作品をアプリとWebで提供するサービスである。ユーザーは無料閲覧を入口に作品へ接触し、追加閲覧、話単位課金、巻購入、広告視聴などを通じて収益化される。このモデルは、ユーザー獲得力と継続率が収益の前提になる。広告宣伝費を投じればMAUを伸ばしやすい一方、費用対効果が低下すれば営業赤字が拡大しやすい。2026年9月期は、MAUを維持しつつ広告宣伝費をコントロールし、ユーザー当たりの広告視聴回数と課金額を増やす方針が示されている。
マンガBANGブックスは、アプリとは異なる購入導線を持つ。マンガBANG!で作品を読んだユーザーに対して、Web側で巻購入やまとめ買いを促すことで、アプリストア課金に依存しない収益機会を作る狙いがある。
2025年12月に施行予定のスマホソフトウェア競争促進法を前提に、会社計画ではアプリ外課金の導入効果を見込んでいる。決済手数料の低減とユーザー利便性の改善が実現すれば、収益性改善に寄与する可能性がある。
マンガ制作・マンガBANGコミックス・WEBTOON
オリジナル作品制作は、短期収益よりも将来の利益源泉を作る領域。2025年9月期決算説明資料では、マンガ制作の上代取扱高が前期比54.8%増加し、2026年9月期は連載作品55本程度を維持しながら、売れ行きのよい作品割合を増やす方針が示されている。
マンガBANGコミックスは、マンガBANG!から誕生したオリジナルマンガレーベルである。恋愛、アングラ、異世界ファンタジー作品を中心に、オリジナル作品を先行配信している。漫画アプリ運営会社にとって、外部出版社作品だけに依存する場合、作品調達コスト、配信条件、人気作品の確保で大手プラットフォームと競争する必要がある。Amaziaがオリジナル作品制作を強化する理由は、コンテンツ調達の依存度を下げ、独自IPを育成し、電子書籍販売、海外展開、アニメ化、グッズ展開へつなげる余地を作るためである。
WithLinksを通じたWEBTOON制作は、スマートフォン閲覧に最適化された縦スクロール型コンテンツへの対応である。ピッコマ、LINEマンガ、WEBTOONが強い縦スクロール漫画市場では、作品の制作体制、翻訳、海外配信、プロモーションが重要になる。
2026年9月期の成長戦略では、作品評価を早め、売れ行きのよい作品の割合を増やし、各作品ジャンルに合った大手書店との先行配信や無料キャンペーンで露出を増やす方針が示されている。独自IPのヒットが出れば、単なる配信アプリからIP創出企業として評価される余地が生まれる。
Fandom Tokyo・越境EC
Fandom Tokyoは2025年2月に開始した越境ECサイト。2026年9月期中間期では売上高が220百万円を超え、好調に推移した。2026年9月期の会社方針では、広告宣伝費を投下して新規顧客の開拓と売上高拡大を優先する。
Fandom Tokyoは、日本のアニメ、マンガ、ホビーグッズの魅力を海外へ届けるオンラインショップである。取り扱い対象は、トレーディングカード、フィギュア、プラモデル、缶バッジ、ぬいぐるみなどのエンタメ玩具である。対象国は、アメリカ、カナダ、欧州、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどとされている。マンガアプリ事業と越境ECは、表面的には異なる事業に見えるが、エンタメIPを軸にユーザーと商品をつなぐという点では近い。Amaziaがオリジナル漫画を制作し、作品IPを育て、海外ユーザーへ配信し、関連グッズを販売できるようになれば、作品単位の収益源は広がる。
ただし、越境ECは在庫、仕入、物流、為替、各国法規制、不正注文、返品対応、広告宣伝費の効率など、アプリ課金とは異なる管理項目が多い。売上拡大のスピードだけではなく、粗利率、在庫回転、広告費、物流費を含めた採算管理が重要になる。
2026年9月期の成長戦略では、SNS運用、ファンコミュニティ活用、サプライヤー開拓、商品ラインナップ拡充、販売地域拡大が掲げられている。短期的には赤字幅縮小への寄与、中期的にはマンガIPとのシナジーが焦点となる。
ITソリューション事業・Amazia Link・リーデックス
2026年9月期中間期のITソリューション事業は、売上高49百万円、セグメント損失14百万円。前年中間期の売上高13百万円、セグメント損失24百万円から売上が拡大し、赤字幅も縮小した。
ITソリューション事業は、Amazia Linkを中心にSES、SEOメディア、マンガBANGマガジン、ポイ活アプリなどを展開する事業である。漫画アプリ事業と異なり、法人向け売上や広告メディア売上を含むため、主力事業の収益変動を補う狙いがある。SES事業では、IT人材の採用により稼働エンジニア社員数が増加し、売上高が拡大した。2026年3月31日付でリーデックスを完全子会社化しており、同社のSES事業、受託開発、顧客基盤、設計・開発・運用までの技術力をグループに取り込んでいる。
ITソリューション事業の意義は、マンガアプリ事業とは異なる収益源を持つことにある。電子書籍市場の競争が激化し、マンガアプリのユーザー獲得費が高止まりする局面では、法人向けITサービスの安定収益が損益改善に寄与する可能性がある。
一方で、SESや受託開発は人材採用と稼働率に依存しやすい。エンターテイメント企業としてのAmaziaが、IT人材の採用、営業、案件管理、受託品質をどこまで高められるかが今後の課題となる。
直近5年業績サマリー
| 業績項目 | 2021年9月期 | 2022年9月期 | 2023年9月期 | 2024年9月期 | 2025年9月期 | 2026年9月期 会社予想 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) |
7,507 | 6,547-960 / -12.8% | 4,650-1,897 / -29.0% | 3,586-1,064 / -22.9% | 2,843-743 / -20.7% | 3,321+478 / +16.8% |
| 営業損益 (百万円) |
287 | 116-171 / -59.6% | 10-106 / -91.4% | -400-410 / 赤字転落 | -361+39 / 赤字縮小 | -123+238 / 赤字縮小 |
| 経常損益 (百万円) |
290 | 144-146 / -50.3% | 15-129 / -89.6% | -403-418 / 赤字転落 | -357+46 / 赤字縮小 | -121+236 / 赤字縮小 |
| 当期純利益 (百万円) |
185 | 41-144 / -77.8% | -60-101 / 赤字転落 | -589-529 / 赤字拡大 | -372+217 / 赤字縮小 | -99+273 / 赤字縮小 |
| EPS (円) |
27.55 | 6.14-21.41 / -77.7% | -9.27-15.41 / 赤字転落 | -89.62-80.35 / 赤字拡大 | -56.60+33.02 / 赤字縮小 | -15.12+41.48 / 赤字縮小 |
| PER (倍) |
46.2 | 111.6 | ― | ― | ― | ― |
| PBR (倍) |
4.4 | 2.4 | 1.7 | 1.8 | 2.7 | 3.1 |
| BPS (円) |
289.03 | 286.40-2.63 / -0.9% | 274.38-12.02 / -4.2% | 184.85-89.53 / -32.6% | 128.25-56.60 / -30.6% | 114.64直近実績 |
| 純資産 (百万円) |
2,049 | 2,041-8 / -0.4% | 1,878-163 / -8.0% | 1,279-599 / -31.9% | 907-372 / -29.1% | 817中間期実績 |
| 営業CF (百万円) |
224 | 57-167 / -74.6% | -160-217 / 赤字転落 | -336-176 / 支出増 | -451-115 / 支出増 | ― |
| 投資CF (百万円) |
-25 | -130-105 / 支出増 | -196-66 / 支出増 | -83+113 / 支出減 | -16+67 / 支出減 | ― |
| 財務CF (百万円) |
7 | -94-101 / 支出転落 | -28+66 / 支出減 | 2+30 / 収入転換 | ― | ― |
| 現金及び現金同等物 (百万円) |
1,899 | 1,731-168 / -8.8% | 1,345-386 / -22.3% | 928-417 / -31.0% | 460-468 / -50.4% | ― |
PERは期末最終取引日終値をEPSで除して算出。赤字期のPERは算出対象外。2026年9月期会社予想列のPBR、BPS、純資産は2026年7月6日時点で確認できる直近実績を使用。
中期経営計画
中期経営計画は非公表。2026年9月期事業計画と成長戦略を代替参照
Amaziaは、電子書籍業界の外部環境が著しく変化しており、創発的で柔軟性の高い経営が重要との判断から、現時点で中期経営計画を公表しない方針を示している。2026年9月期の最新会社予想は、売上高3,321百万円、営業損失123百万円、経常損失121百万円、親会社株主に帰属する当期純損失99百万円。2025年9月期の営業損失361百万円から、赤字幅を大きく縮小する計画である。
事業戦略では、マンガBANG!とマンガBANGブックスの収益性改善、マンガ制作の強化、Fandom Tokyoの拡大、ITソリューション事業の拡大が柱となる。マンガBANG!では、アプリ外課金、広告枠収益、UI/UX改善、LTV向上が焦点となる。
マンガ制作では、連載作品55本程度を維持しながら作品評価を早め、売れ行きのよい作品割合を増やす方針が示されている。Fandom Tokyoでは、SNS運用、ファンコミュニティ活用、サプライヤー開拓、商品ラインナップ拡充、販売地域拡大を進める。
既存マンガアプリで一定の利益を創出し、オリジナル作品の大ヒット、IP展開、ITソリューション事業、新規サービスで成長を目指す構図である。
決算説明資料へ
競合他社
1. Kakao Corp.(035720)
2026年7月6日時点の株価は35,600ウォン、時価総額は約15.64兆ウォン。円換算では約1.66兆円規模の韓国インターネット・プラットフォーム企業であり、日本ではKakao Piccomaが漫画アプリ「ピッコマ」を展開する。Amaziaとの主な競合領域は、無料閲覧を入口に課金と広告で収益化する漫画アプリ、アプリ内課金、独占・先行配信作品、SMARTOON、縦スクロール漫画である。マンガBANG!とピッコマは、ユーザーの可処分時間、アプリ内課金、広告表示機会、人気作品の調達で直接競合する。
Kakao連結では、プラットフォーム、コンテンツ、広告、コマース、金融、モビリティなど幅広い事業を持つ。ピッコマは日本の漫画アプリ市場でブランド認知と課金規模が大きく、Amaziaにとって最大級の直接競合である。
2. KADOKAWA(9468)
2026年7月6日時点の株価は3,710円、時価総額は約5,528億円。KADOKAWAは出版、映像、ゲーム、Webサービス、教育、IPライセンスを展開する総合コンテンツ企業である。Amaziaとの競合領域は、電子書籍ストア、無料漫画サービス、出版IP、メディアミックスである。BOOK☆WALKER、ニコニコ漫画、カドコミなどを通じて、電子コミック購入、無料閲覧、公式連載、出版社IPの囲い込みでAmaziaと競合する。
2026年3月期のKADOKAWA連結業績は、売上高2,829億円、営業利益81億円。売上規模ではAmaziaを大きく上回り、自社IP、出版網、映像化、ゲーム化、グッズ化まで展開できる点が構造的な競争優位となる。
3. WEBTOON Entertainment(WBTN)
2026年7月6日時点の株価は11.64ドル、時価総額は約15.7億ドル。円換算では約0.25兆円規模のグローバル漫画・小説プラットフォーム企業である。日本ではLINE Digital Frontierを通じてLINEマンガとebookjapanを展開している。Amaziaとの競合領域は、漫画アプリ、電子書籍ストア、無料閲覧、話単位課金、オリジナル作品、縦スクロール漫画、グローバルIP展開である。LINEマンガはマンガBANG!と直接競合し、ebookjapanは巻購入やまとめ買いで競合する。
2026年第1四半期のWEBTOON Entertainmentは、売上高3億2,090万ドル、純損失880万ドル、調整後EBITDA 950万ドル。LINEマンガ、ebookjapan、WEBTOONを一体運営する構造は、Amaziaに対してアプリ、電子書籍販売、縦スクロール漫画の3方向から競争圧力を与える。
強みと将来性
漫画アプリ運営ノウハウとIP創出への転換
Amaziaの強みは、マンガBANG!で蓄積したフリーミアム型漫画アプリの運営ノウハウである。無料閲覧、広告視聴、少額課金、巻購入、キャンペーン、アプリとWebの連携を組み合わせ、ユーザー行動を収益化する仕組みを長く運営してきた。競合が巨大化する中で、広告宣伝費を大量に投下してMAUを追うモデルは難しくなっている。そのため、Amaziaの将来性は、広告費を抑えながら残るユーザーのLTVを上げる運営力にかかっている。2026年9月期は、広告枠増加、アプリ外課金、UI/UX改善、広告視聴回数の増加、課金額の増加が重要な施策となる。
もう一つの強みは、オリジナル作品制作を持つ点である。外部出版社から作品を調達するだけでは、ピッコマ、LINEマンガ、KADOKAWA系サービスとの資本力勝負になりやすい。自社レーベルのマンガBANGコミックス、WEBTOON制作、WithLinksとの連携により、独自IPを作る方向へ進んでいる点は評価材料となる。
オリジナル作品がヒットすれば、電子書籍販売、海外配信、アニメ化、グッズ販売、Fandom Tokyoでの越境EC、コラボ企画へ広げることができる。これは、単なる配信プラットフォームからIP創出・IP育成企業へ転換するための道筋である。
Fandom Tokyoの立ち上がりも注目点である。2026年9月期中間期に売上高220百万円超まで拡大しており、従来の漫画アプリ以外の収益源として存在感が出始めている。海外のファンに対して、日本のエンタメ玩具やグッズを販売する仕組みは、Amaziaが保有・育成する漫画IPと接続できる。
ITソリューション事業も、収益の多角化という意味で重要である。リーデックスの子会社化により、SES、受託開発、設計・開発・運用の顧客基盤を取り込むことで、電子書籍市場に依存しない売上を作る余地がある。
2026年9月期は通期赤字予想だが、営業損失は2025年9月期の361百万円から123百万円へ縮小する見通しである。売上高の回復、営業赤字幅の縮小、Fandom Tokyoの拡大、ITソリューションの立ち上がり、オリジナルIPの進展が同時に確認できれば、再成長局面として評価される可能性がある。
弱みとリスク要因
主力アプリの縮小、競争激化、資金余力の低下
Amaziaの最大の弱みは、売上高が長期的に減少している点である。2021年9月期の売上高7,507百万円に対し、2025年9月期は2,843百万円まで縮小した。主力の漫画アプリ市場で、ユーザー獲得競争、作品調達競争、広告単価、課金行動の変化に直面している。マンガBANG!では、広告宣伝費を抑制した影響でMAUが減少し、課金収益が減少している。広告費を抑えると損益は改善しやすいが、ユーザー基盤が縮小すれば将来の課金収益、広告収益、作品販売への送客力が弱まる。短期の赤字縮小と中期のユーザー基盤維持を両立できるかが大きなリスクである。
競争環境も非常に厳しい。ピッコマは資本力、独占・先行配信、SMARTOON、アプリ内課金で強い。LINEマンガはLINEブランドとebookjapanの電子書籍販売を組み合わせる。KADOKAWAは自社IP、出版網、メディアミックスを持つ。Amaziaは、資本力と作品調達力では大手に劣るため、独自作品、低コスト運営、ニッチなユーザー体験で差別化する必要がある。
財務面では、現金及び現金同等物が2021年9月期の1,899百万円から2025年9月期の460百万円まで減少している。2026年9月期中間期では短期借入金350百万円が発生しており、リーデックス取得や事業投資に伴って財務余力の管理が重要になっている。
Fandom Tokyoは成長余地がある一方、越境ECには在庫、物流、為替、法規制、返品、不正注文、広告費効率などのリスクがある。売上が伸びても粗利率や運転資金負担が悪化すれば、全社のキャッシュフロー改善にはつながらない。
ITソリューション事業は多角化の柱になる可能性があるが、SESや受託開発は人材採用、稼働率、案件単価、顧客基盤に左右される。エンタメ企業としてのAmaziaが法人ITサービスを安定的に伸ばせるかは、まだ検証段階である。
株価面では、2026年6月に年初来安値196円を付けた後、7月6日にストップ高352円まで急反発している。小型グロース株として材料に対する反応は大きいが、通期では赤字予想が続くため、決算進捗、資金繰り、事業選択、追加の赤字縮小策に注目が集まりやすい。
出典
- 株式会社Amazia 公式コーポレートサイト
- 株式会社Amazia 企業情報・会社概要
- 株式会社Amazia サービス
- 株式会社Amazia IR情報
- 株式会社Amazia 決算短信
- 株式会社Amazia 決算説明資料
- マンガBANGコミックス 公式サイト
- マンガBANGブックス 公式サイト
- マンガBANGマガジン 公式サイト
- Fandom Tokyo 公式サイト
- 株式会社Amazia Link 公式サイト
- 特別利益の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ
- 2026年9月期 第2四半期(中間期)決算短信
- 2025年9月期 決算短信
- 2024年9月期 決算短信
- 2023年9月期 決算短信
- 2022年9月期 決算短信
- 2021年9月期 決算短信
本ページは公開情報をもとに作成した企業分析記事であり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。掲載情報は作成時点の内容であり、業績、株価、開示資料の更新により変動する可能性があります。投資判断は最新の会社開示資料と取引所情報を確認したうえで行ってください。

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