ストップ高後の株価推移
| 経過期間 | 騰落率 | TOPIX超過 | 最大上昇 | 最大下落 |
|---|
STOCK ANALYSIS / CYBERPUNK / 2026.11.05
2667 イメージワン
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事業内容と業績
ヘルスケアソリューション事業
医療機関向けの情報システムを軸に、導入・運用・保守まで支援する事業です。PACS(医用画像管理システム)、電子カルテ、RIS(放射線科情報システム)、読影レポート、診療情報統合システム、医用文書電子化などを扱います。院内の診療画像・検査結果・診療情報をつなぎ、医療スタッフの作業負担軽減と業務の効率化を図ります。最新の事業方針では、既存のメディカルシステム領域を基盤に、医療画像AIやゼロトラスト型セキュリティ、アクセスログ管理など付加価値の高いソリューションの販売を重視します。過去には検査試薬などのメディカルサプライ事業、移動型医療ソリューションも展開しましたが、事業構成は変化しています。
地球環境ソリューション事業
測量・建設・インフラ保守のデジタル化を支援するGEOソリューションが継続事業の柱です。ドローン測量などに用いるPix4D社のPIX4Dmapper・PIX4Dmatic、クラウド型のPIX4Dcloud、スマートフォンを利用するPIX4Dcatch RTKなどの三次元計測・画像処理ソフトを販売します。土地家屋調査や文化財調査などへ用途を拡張しています。ほかに太陽光発電設備の売買を中心とするエネルギー事業、トリチウム分離除去・連続測定の研究開発支援、IAEA向け耐放射線カメラ関連の原子力産業関連分野を含みます。なお、過去の再生EV蓄電池リユースレンタル取引には実在性の指摘があり、継続しない方針です。
直近5年業績サマリー
| 業績項目 | 2021年9月期 実績 | 2022年9月期 実績 | 2023年9月期 実績 | 2024年9月期 実績 | 2025年9月期 実績 | 2026年9月期 3Q累計 | 2026年9月期 修正後会社予想 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 24.35億円 | 34.31億円 +9.96億円 / +40.9% | 29.75億円 −4.56億円 / -13.3% | 15.63億円 −14.12億円 / -47.5% | 8.66億円 −6.97億円 / -44.6% | 4.33億円 | 5.8億円 |
| 営業損益 | −3.31億円 | −2.64億円 +0.67億円 / +20.2% | −6.85億円 −4.21億円 / -159.5% | −8.44億円 −1.59億円 / -23.2% | −4.1億円 +4.34億円 / +51.4% | −3.86億円 | −7.36億円 |
| 経常損益 | −4.13億円 | −3.16億円 +0.97億円 / +23.5% | −7.12億円 −3.96億円 / -125.3% | −8.65億円 −1.53億円 / -21.5% | −4.47億円 +4.18億円 / +48.3% | −5.09億円 | −8.6億円 |
| 当期純利益 | −5.03億円 | −3.41億円 +1.62億円 / +32.2% | −6.47億円 −3.06億円 / -89.7% | −8.89億円 −2.42億円 / -37.4% | −5.59億円 +3.3億円 / +37.1% | −3.77億円 | −7.28億円 |
| EPS | -55.44円 | -33.30円 +22.14円 / +39.9% | -60.39円 -27.09円 / -81.4% | -82.92円 -22.53円 / -37.3% | -50.46円 +32.46円 / +39.1% | -26.64円 | -51.40円 |
| 1株配当金 | 0.00円 | 0.00円 | 0.00円 | 0.00円 | 0.00円 | — | 0.00円 |
| 純資産 | 26.44億円 | 26.33億円 −0.11億円 / -0.4% | 18.18億円 −8.15億円 / -31.0% | 7.35億円 −10.83億円 / -59.6% | 7.17億円 −0.18億円 / -2.4% | 8.95億円 | — |
| 営業CF | −5.21億円 | −3.18億円 +2.03億円 / +39.0% | 0.39億円 +3.57億円 / +112.3% | −2.07億円 −2.46億円 / -630.8% | −4.47億円 −2.4億円 / -115.9% | — | — |
| 投資CF | −0.19億円 | −9.84億円 −9.65億円 / -5078.9% | 2.47億円 +12.31億円 / +125.1% | −0.25億円 −2.72億円 / -110.1% | −0.61億円 −0.36億円 / -144.0% | — | — |
| 財務CF | 12.3億円 | 2.97億円 −9.33億円 / -75.9% | −0.91億円 −3.88億円 / -130.6% | −0.36億円 +0.55億円 / +60.4% | 5.17億円 +5.53億円 / +1536.1% | — | — |
| フリーCF | −5.4億円 | −13.02億円 −7.62億円 / -141.1% | 2.86億円 +15.88億円 / +122.0% | −2.32億円 −5.18億円 / -181.1% | −5.08億円 −2.76億円 / -119.0% | — | — |
| 受注残高(ヘルスケアのみ) | 2.31億円 | — | — | — | — | — | — |
2021年度は単独、2022~2023年度は連結、2024年度以降は単独決算。2024年度は訂正後数値を採用。2022~2023年度には過年度訂正・表示基準の相違があるため、異なる開示時点・会計範囲間の前年比は参考値。CFは営業CF+投資CFをフリーCFとして算出。2026年9月期3QはCF計算書を作成していないため非表示。受注残高は2021年9月期ヘルスケア事業の開示額のみで、全社の受注残高ではない。
売上高・利益・資産・CFは開示数値を億円/千万円に換算した概数。2026年9月期の年間予想は2026年8月12日発表の下方修正値。
1.会社予想と実績
会社予想は各期の前期末決算短信に記載された通期見通し。2024年9月期は期初会社予想が未定だったため比較なし。2026年9月期は8月12日修正後見通し。会社予想=シアン、実績=マゼンタ。
売上高
営業損益
経常損益
当期純利益
EPS
2.達成・未達理由
2022年9月期
売上高は当初見通し31億円を超えた一方、営業損益は1億円の黒字予想から2.64億円の赤字となり、利益計画は未達。医療用グローブ、PCR試薬・抗原検査キット等の販売が好調だったものの、医療情報システムの計画未達や事業費用を吸収できず、地球環境事業も損失を計上した。
2023年9月期
期首予想は売上高43.58億円・営業利益1.39億円だったが、実績は売上高29.75億円・営業損失6.85億円。コロナ関連検査商品の需要減少、医療システム案件の遅延、移動型医療ソリューションの販売未達が響いた。再生蓄電池取引に関する不適切な会計処理疑義と訂正も比較上の重要事項。
2024年9月期
前期末時点の通期予想が未定で、期首見通しとの達成率は算定不可。2025年1月31日公表の訂正後決算では売上高15.63億円・営業損失8.44億円、当期純損失8.89億円。ヘルスケアの販売減と採算悪化、エネルギー案件縮小などが響き、過年度の会計修正も反映された。
2025年9月期
売上高19.89億円・営業損失1.83億円の会社見通しに対し、実績は8.66億円・営業損失4.10億円。医療の大型案件納品と人件費・外注費削減で前年より損失は改善したが、新規商材の収益寄与は限定的。地球環境では太陽光発電所の大型売却案件がなく売上高が大きく減少した。
2026年9月期(8月12日修正)
期首予想の売上高13.77億円・営業利益0.76億円・純利益2.26億円を、3Q公表時に売上高5.80億円・営業損失7.36億円・純損失7.28億円へ下方修正。主力医療の大型案件がなく、GEO製品の値上げ・ライセンス移行影響や新規受注の不調で売上計画を引き下げた。
3.事業セグメントの自信度
決算短信に記載された会社コメントの短い原文を各年度カードに配置。自信度はその時点の業績・経営姿勢からの分析評価。
ヘルスケアソリューション事業
『i-HIS』(クラウド型電子カルテ)の受注については前期比増加傾向にあるものの
引き合いは増加していたが納品・費用負担への懸念。
予算を大きく上回る売上計上をしており、業績に大きく寄与しています。
メディカルサプライが計画を上回り一時的に利益貢献。
当初予算を大幅に下回る結果となりました。
検査関連需要が減り、期待商材が販売未達。
売上高と利益が大幅な減収・減益となりました。
システム・サプライの両分野で採算悪化。
人員配置の見直しや外注費の削減に努め前期と比べ改善はみられました。
損失改善はあるものの大型高粗利案件不足。
当第3四半期におきましては同規模の案件がなく
大型納品の反動減とセグメント損失拡大。
地球環境ソリューション事業
販売は堅調に推移しております。
GEO関連ソフトの需要を評価。
販売費及び一般管理費を吸収するほどの利益を確保する事は出来ませんでした。
GEO好調とエネルギー事業損失が並存。
今後も成長が期待できるマーケットになります。
地理空間DX成長への期待はあるが利益は薄い。
受注が引き続き堅調に推移し、一定の利益も確保できている状況
GEOに収益の底堅さはあるが全セグメントは赤字。
太陽光発電所の大型売却案件が発生しなかったため
エネルギー関連の案件偏重で大幅減収。
可視近赤外線分光放射計の新規受注を獲得できなかったことにより
製品販売の不振とライセンス移行で赤字拡大。
4.最新予想信頼度
会社は通期売上高5.80億円、営業損失7.36億円、経常損失8.60億円、当期純損失7.28億円を予想。3Q累計の実績と、4Qに必要な差分を精査すると、売上高は改善が必要だが、利益計画は3Qまでの損失ペースより相当大きな損失を織り込んでいる。したがって損益の会社予想は上振れ余地がある一方、売上高予想は新規受注確度に左右されると判断する。
達成できると判断する理由
- 4Qの売上必要額は約1.47億円。前年4Qの約1.29億円に対し約14%増で、数値だけなら過去実績から極端に離れていない。
- 会社予想は4Qに営業損失約3.50億円を織り込むが、直近の2026年3Q単独の営業損失は約1.29億円。大幅な追加損失がなければ、通期営業損失は会社予想より小さくなる余地がある。
- 2026年3Q累計は約1.50億円の事業譲渡益を特別利益に計上。非継続事業の整理、コスト見直し、保守・医療DX商材への集中は収益構造転換の契機になり得る。
達成できないと判断する理由
- 3Q累計売上高は前年同期比41.2%減。4Qの必要売上高約1.47億円は直近3Q単独の約1.09億円を約35%上回り、実現には受注・納品の回復が必要。
- ヘルスケア3Q売上高は前年同期比41.0%減、地球環境も41.8%減。両セグメントの売上回復につながる具体的な受注残高は最新短信で確認できない。
- 2019年9月期以降の継続営業赤字、過年度訂正・係争案件、財務・資金調達に関するリスクが残る。3Qには多額の貸倒引当金繰入額など営業外費用も含まれる。
収益計上時期・一過性項目の確認
2025年9月期4Qの売上高は約1.29億円、営業損失は約1.29億円(年次実績−3Q累計)。2026年9月期4Qの会社想定は売上約1.47億円、営業損失約3.50億円で、会社想定の利益悪化幅は大きい。ただし、最新短信には4Qへの明確な収益集中や大口売上確約の記載はない。
2026年9月期3Q累計では医療経営管理システム「ONE Viewer」と支払代行「ONE Payment」の事業譲渡益約1.50億円を特別利益に計上。この一過性利益を営業損益の改善と混同しないこと。特別利益を除くと経常損失はさらに厳しい状態にある。
進捗率は売上高約74.8%(4.33億円÷5.80億円)の単純計算。赤字予想の損益項目で「達成率」を出すと逆の意味になり得るため、4Q必要損益額で評価した。
最終判断と予想PER
結論:会社の下方修正後の損失見通しは到達可能性が中程度。営業損失7.36億円予想には追加損失が大きく織り込まれており、営業利益面では予想比改善も考えられる。ただし売上5.80億円の達成には、最新3Qの売上ペースから加速が必要で、達成を強く支持できる受注残高は開示されていない。
2026年9月期の修正後予想EPSは−51.40円であり、予想達成時のPERは赤字のため投資指標として算定対象外。参考株価は確認済みの2026年11月4日終値63円(11月5日取引値は変動するため利用せず)。株価÷予想EPSを形式的に計算しても経済的に意味のあるPERではない。
2026年9月期3Q末の発行済株式総数は15,191,900株(自己株式を含む)。2025年9月期末の13,035,700株から増加しており、EPSと株式希薄化の確認も必要。
資料・一次情報
- 株式会社イメージワン:2021〜2025年9月期の期末決算短信(2024年9月期は2025年1月31日の訂正後決算短信を優先)
- 株式会社イメージワン:2026年9月期 第3四半期決算短信(2026年8月12日)
- 株式会社イメージワン公式IRライブラリ
- 株式会社イメージワン公式 ヘルスケアソリューション
- 株式会社イメージワン公式 地球環境ソリューション
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中期経営計画「Vision 2030」分析
再建から成長への転換。医療DX・機能性素材・防災BCPを成長軸に2030年9月期の売上50億円を目指す。一方で、直近の業績赤字と大規模な新株予約権の希薄化が評価を大きく左右する。
分析の結論
売上50億円という会社目標と、株主の1株当たり利益拡大は別問題。 2025年通期売上8.66億円から50億円への増収には約5.8倍への拡大が必要。さらに10月29日開示の新株予約権が全て行使された場合、発行済株式数は約2.61倍になる。株価の割安度を検討する際は、希薄化後のEPSで判断する必要がある。
01|会社が掲げる数値目標
| 指標 | 2025年9月期・通期実績 | 2026年9月期・会社予想 | 2030年9月期・中計目標 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 8.66億円 | 5.80億円 | 50.00億円 |
| 営業利益 | ▲4.10億円 | ▲7.36億円 | 開示なし |
| 経常利益 | ▲4.47億円 | ▲8.60億円 | 開示なし |
| 当期純利益 | ▲5.59億円 | ▲7.28億円 | 開示なし |
| 事業利益 | 同一定義の数値は未確認 | 同一定義の数値は未確認 | 5.00億円 |
| EPS | ▲50.46円 | 赤字予想 | 開示なし |
2025年9月期:2025年11月14日開示の非連結・日本基準の本決算短信(百万円未満切り捨てを億円換算)。2026年9月期予想:2026年8月12日修正、2026年10月1日の中計資料に再掲。2030年9月期:2026年10月1日の中期経営計画。会社の「事業利益」は「営業利益」「当期純利益」と異なる指標なので、同一視しない。
02|目標達成時の業績上昇余地
| 比較可能な指標 | 実績(2025/9) | 目標(2030/9) | 増減額 | 上昇率 | CAGR |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(非連結実績→会社の全社目標) | 8.66億円 | 50.00億円 | +41.34億円 | +477.4% | +42.0% |
| 営業利益 / 事業利益 | 営業損失 4.10億円 | 事業利益 5億円 | 比較対象外 | 算出対象外 | 算出対象外 |
| 当期純利益 / EPS | 赤字 | 目標開示なし | 比較対象外 | 算出対象外 | 算出対象外 |
売上上昇率=(5,000百万円÷866百万円−1)×100、CAGR=(5,000÷866)^(1/5)−1。売上の比較は会社全体の事業規模目標と2025年の非連結実績を対照したもの。子会社を含めた2030年の連結範囲・会計上の表示は確定情報を確認できないため、厳密な同一範囲比較ではない点に留意。
03|目標達成へのロードマップ
既存事業の採算改善
不採算事業の整理、医療画像システム・GEO事業への集中。医療機器事業の統合で保守収益を安定化し、営業・間接費用の見直しとAI活用による効率化を進める。
新規収益基盤の構築
2nd SKIN LABSとENERGY SKIN JAPANを通じ、機能性素材・OEM・ライセンス・ヘルスケア製品へ展開。医療ツーリズムや自治体防災、医療施設のBCP対応も開拓する。
売上50億円・事業利益5億円
既存事業を基盤に新規事業を拡大。フィジカルAI、AIデータセンター、医療素材は長期テーマとして探索し、2030年時点の確定収益とは区別する。
新規ヘルスケア領域
2030年までの目標事業規模20億円。機能性素材、国内外の医療関連パートナーとの連携などを柱にする。
防災・医療施設支援等
2030年までの目標事業規模30億円。自治体BCP、医療施設向け電源設備などを展開する構想。
事業規模20億円・30億円は会社資料の各領域の目標表示。セグメント別の確定売上予想や受注済金額を意味しない。
04|2030年目標達成時のPER・理論株価試算
前提の制約:直近の会社業績は赤字で、現時点の通常のPERは算出不可。2030年の当期純利益・EPSも会社は開示していない。そのため「現在のPERと同じ倍率」の厳密な試算は成立しない。以下は会社目標の事業利益5億円を起点に、純利益への転換割合と将来PERを明示的に仮定した条件付きシナリオである。
株価・株数の観測値
参照株価:93円(2026年11月5日14:00頃の取引時間中の公表値)。発行済株式数 15,382,400株(2026年9月30日、10月29日開示資料)。未確定の終値ではない。
モデルの中心仮定
2030年の事業利益5億円に対し、純利益が70%=3.5億円になると仮置き。これは税率や営業外損益を確定したものではなく、会社の純利益目標ではない。
| 試算項目 | 現行株数のまま | 新株予約権全行使後 |
|---|---|---|
| 株式数 | 1,538万2,400株 | 4,019万500株 |
| 仮定の2030年純利益 | 3.50億円 | 3.50億円 |
| 推計2030年EPS | 22.75円 | 8.71円 |
| 仮定PER 5倍 → 参考株価 | 113.8円 | 43.5円 |
| 仮定PER 10倍 → 参考株価 | 227.5円 | 87.1円 |
| 仮定PER 15倍 → 参考株価 | 341.3円 | 130.6円 |
| PER 10倍と93円の比較 | +144.7% | ▲6.4% |
2030年EPS=仮定純利益350,000,000円÷想定発行済株式数。参考株価=推計EPS×仮定PER。上昇余地=(参考株価÷93円−1)×100。現在の実際のPERは赤字のため「-」。表の5倍・10倍・15倍は会社予想でも現在PERでもなく、感応度分析のための仮定である。新株予約権全行使後の株数は現行15,382,400株+潜在24,808,100株。追加の新株予約権や自己株式等の将来変動は算入していない。
純利益転換率の感応度(PER 10倍を仮定)
| 事業利益5億円に対する仮定純利益 | 現行株数の推計EPS | 現行株数の参考株価 | 全行使後の推計EPS | 全行使後の参考株価 |
|---|---|---|---|---|
| 50%:2.5億円 | 16.25円 | 162.5円 | 6.22円 | 62.2円 |
| 70%:3.5億円 | 22.75円 | 227.5円 | 8.71円 | 87.1円 |
| 100%:5.0億円 | 32.50円 | 325.0円 | 12.44円 | 124.4円 |
純利益転換率50%・70%・100%はいずれも分析上の仮定。特に事業利益から純利益への換算方法・課税・営業外損益は未確定であり、実現確率を意味しない。予約権行使の受入資金による将来収益への影響も未織り込み。
05|主要リスクと株主価値への影響
最大のリスク:大規模な株式希薄化
2026年10月29日、会社は第16回・第17回新株予約権の第三者割当を決議。新株予約権の対象株式は合計2,480万8,100株。全行使なら発行済株式数は約1,538万株から約4,019万株となり、発表時点の発行済株数比で161.28%増。既存株主の1株利益の取り分は大きく低下する。割当予定日は2026年11月18日であり、11月5日時点の確定行使ではない。
赤字継続・資金調達と収益化の遅れ
2026年9月期の会社予想は売上5.80億円・営業損失7.36億円・最終損失7.28億円。再建と新規投資を並行する局面で、資金調達の成否、販管費・営業キャッシュフローの改善、新規事業の実売上化を継続確認する必要がある。
新規テーマの進捗不確実性
機能性素材、医療ツーリズム、防災、フィジカルAI、AIデータセンター等の案件は実証・検討段階のものを含む。会社資料も実現時期・規模が未確定である旨を明記している。中計目標を確定受注や通期会社予想と同一視できない。
06|今後の確認ポイント
収益性の検証
次回本決算で、2026年9月期の着地、営業キャッシュフロー、不採算事業の整理効果を確認。既存医療事業の保守売上比率と粗利益率の改善が黒字転換に直結するかを追う。
成長と希薄化の検証
機能性素材・BCP等の受注、売上、利益への寄与額を確認。同時に新株予約権の行使実績・発行済株式数を更新し、毎回EPSベースの株価評価を計算し直す。

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