| 業績項目 | 2021年12月期 | 2022年12月期 | 2023年12月期 | 2024年12月期 | 2025年12月期 | 2026年12月期(予想) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 3,482 | 4,279 +797 / +22.9% | 3,806 △473 / △11.1% | 4,331 +525 / +13.8% | 4,831 +500 / +11.5% | 6,140 +1,309 / +27.1% |
| 営業損益 | -100 | -212 △112 / △112.0% | -544 △332 / △156.6% | -68 +476 / +87.5% | 197 +265 / +389.7% | 700 +503 / +255.3% |
| 経常損益 | -119 | -210 △91 / △76.5% | -553 △343 / △163.3% | -63 +490 / +88.6% | 215 +278 / +441.3% | 720 +505 / +234.9% |
| 当期純利益 | -109 | -488 △379 / △347.7% | -764 △276 / △56.6% | -69 +695 / +91.0% | 174 +243 / +352.2% | 610 +436 / +250.6% |
| EPS | -59.78円 | -237.37円 △177.59 / △297.1% | -368.38円 △131.01 / △55.2% | -33.33円 +335.05 / +91.0% | 83.34円 +116.67 / +350.0% | 289.48円 +206.14 / +247.3% |
| 一株配当金 | 0.00円 | 0.00円 ±0.00 / +0.0% | 0.00円 ±0.00 / +0.0% | 0.00円 ±0.00 / +0.0% | 0.00円 ±0.00 / +0.0% | 0.00円 ±0.00 / +0.0% |
| 純資産 | 1,696 | 1,188 △508 / △30.0% | 423 △765 / △64.4% | 354 △69 / △16.3% | 540 +186 / +52.5% | — |
| 営業CF | 275 | 188 △87 / △31.6% | -267 △455 / △242.0% | 225 +492 / +184.3% | 549 +324 / +144.0% | — |
| 投資CF | -127 | -344 △217 / △170.9% | -28 +316 / +91.9% | -131 △103 / △367.9% | -101 +30 / +22.9% | — |
| 財務CF | 1,298 | -55 △1,353 / △104.2% | -29 +26 / +47.3% | -21 +8 / +27.6% | -4 +17 / +81.0% | — |
| フリーCF | 148 | -156 △304 / △205.4% | -295 △139 / △89.1% | 94 +389 / +131.9% | 448 +354 / +376.6% | — |
1.会社予想と実績
2022年12月期から2025年12月期は各期首の通期会社予想と通期実績を比較。2026年12月期は2026年8月12日の最新修正予想と中間期実績を掲載しています。
| 指標 | 2022年12月期 | 2023年12月期 | 2024年12月期 | 2025年12月期 | 2026年12月期 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 予想 | 実績 | 達成率 | 予想 | 実績 | 達成率 | 予想 | 実績 | 達成率 | 予想 | 実績 | 達成率 | 予想 | 実績 | 達成率 | |
| 売上高 (百万円) | 4,600 | 4,279 | 93.0% | 5,200 | 3,806 | 73.2% | 4,580 | 4,331 | 94.6% | 4,760 | 4,831 | 101.5% | 6,140 | 2,827 | 単純進捗 46.0% |
| 営業利益 (百万円) | 42 | -212 | -504.8% | -490 | -544 | 89.0%* | -400 | -68 | 183.0%* | 2 | 197 | 9850.0% | 700 | 307 | 単純進捗 43.9% |
| 経常利益 (百万円) | 41 | -210 | -512.2% | -490 | -553 | 87.1%* | -400 | -63 | 184.2%* | 2 | 215 | 10750.0% | 720 | 319 | 単純進捗 44.3% |
| 当期純利益 (百万円) | 49 | -488 | -995.9% | -490 | -764 | 44.1%* | -400 | -69 | 182.8%* | 0 | 174 | 黒字化達成 | 610 | 269 | 単純進捗 44.1% |
| EPS (円) | 24.24 | -237.37 | -979.2% | -236.31 | -368.38 | 44.1%* | -192.68 | -33.33 | 182.7%* | 0.00 | 83.34 | 黒字化達成 | 289.48 | 127.84 | 単純進捗 44.2% |
2021年・2022年・2023年の実績は訂正後数値を使用。黒字予想は実績÷予想×100。赤字予想は予想値を100%とした改善達成度[100+(実績-予想)÷|予想|×100]を「*」付きで表示。予想0は率を算出できないため黒字化の成否を表示。2026年12月期は中間期実績÷最新通期予想の単純進捗率です。レンジ予想はありません。
2.達成・未達理由
Faniconは会員数・売上を伸ばしたものの、高粗利のポイント購入などサブスク外売上の伸びが想定を下回り、販管費も増加。さらにFanicon事業で減損損失260百万円を計上し、法人セールスの増益では補えず、黒字予想から赤字着地となりました。
デジタルマーケティング事業で従業員不祥事の直接・間接影響が発生し、案件成約率・提案数・大型受注が低下。売上高が大幅に落ち込み、調査費用等も重なりました。下期に回復したものの、期初予想には届きませんでした。
売上高は期初予想を5.4%下回った一方、ファンビジネスプラットフォーム事業がセグメント黒字へ転換し、デジタルマーケティング事業も赤字を縮小。既存リソースの効率運用と収益性改善で、営業・経常・純利益は赤字幅を期初想定より大きく縮めました。
Faniconのコミュニティ・有料課金基盤が伸び、ファンビジネスプラットフォーム事業のセグメント利益は前年比413.4%増。デジタルマーケティング事業も赤字幅を縮小し、全社で営業黒字化を実現。期中上方修正後の利益水準も上回りました。
中間期だけで期初の営業利益300百万円・経常利益300百万円・純利益250百万円を既に上回りました。ファンビジネスは売上+27.9%・利益+259.3%、デジタルマーケティングは売上+31.3%・赤字半減となり、最新予想は売上6,140百万円、営業利益700百万円へ引き上げられています。
3.事業セグメントの自信度
旧名称を含む2事業について、各年度で変化が表れた原文をカード内にのみ掲載し、業績推移と合わせて会社の自信度を推理しています。
Fanicon事業 → ファンビジネスプラットフォーム事業
多くのファンを抱えるアイコンの新規開設の増加に伴い、会員数も順調に増加しております。
会員基盤の拡大を強く評価。一方でセグメント損失は継続。
期初に想定していた商品ミックスと比較して、比較的利益率の高いサブスク外(特にポイント購入)売上高の伸び率が予想を下回ったことにより、売上総利益は低下傾向、販売管理費は増加傾向にあります。
成長は続いたが、収益モデルの想定ずれと費用増で損失拡大。
コミュニティ開設数は堅調に成長を続けております。
売上は伸長し損失も小幅改善したが、黒字化には未到達。
以上の結果、当事業の売上高は3,187,126千円(前年対比17.0%増加)、セグメント利益は57,402千円(前年同期はセグメント損失337,099千円)となりました。
大型な赤字からセグメント黒字へ転換。
以上の結果、当事業の売上高は3,769,270千円(前年対比18.3%増加)、セグメント利益は294,676千円(前年対比413.4%増加)となりました。
売上成長と利益レバレッジが同時に加速。
以上の結果、当中間会計期間における当事業の売上高は2,250,993千円(前年同期比27.9%増加)、セグメント利益は342,588千円(前年同期比259.3%増加)となりました。
半年で前年通期のセグメント利益を上回る水準まで収益力が上昇。
半年で前年通期のセグメント利益を上回る水準まで収益力が上昇。
法人セールス事業 → デジタルマーケティング事業
一部の業界においては広告需要が低迷している状況が続いております。しかしながら、当社は国内外の顧客に対してインフルエンサーを用いた広告施策等の提案及びオンライン広告の運用とコンサルティング共に高い評価を得ることで、売上高を着実に成長させてまいりました。
需要逆風下でも増収したが、セグメント利益は減益。
マーケティングやインサイドセールスの取組み強化により、既存案件の継続的な受注だけでなく、国内外の顧客との新規案件も増加し、着実に成長してまいりました。
増収に加えてセグメント利益が倍増。
従業員の不祥事により業績と信用力が落ちたものの、下期に入り着実な回復が見られています。
信用毀損で大幅減収・赤字転落。下期回復は確認。
国内外を問わず新規顧客の獲得も進めており、その結果、案件数の増加を実現しています。
売上回復と赤字縮小が進んだが、損失は残存。
既存顧客からの継続発注を確保しています。同時に、マーケティングとインサイドセールスの活動を積極的に展開することで、国内外を問わず新規顧客の獲得も進めており、その結果、案件数の増加を実現しています。
赤字は縮小したが、売上は前年比減少。
採算性の最適化を進めた結果、案件単価が向上し、事業の収益基盤が強化されております。
売上+31.3%、赤字幅も約半減。黒字化への距離が縮小。
売上+31.3%、赤字幅も約半減。黒字化への距離が縮小。
4.最新予想信頼度
中間期だけで期初予想の営業利益・経常利益・当期純利益・EPSを既に上回ったため、会社は通期予想を大幅上方修正しました。最新予想に対する利益進捗は約44%ですが、両事業の増収と粗利・採算改善が明確で、下期に必要な増益幅も現実的な範囲と判断します。
達成できると判断する理由
- 中間期営業利益307百万円は期初通期予想300百万円をすでに超過。経常利益319百万円、純利益269百万円、EPS127.84円も期初予想を超えています。
- ファンビジネスプラットフォーム事業は中間期売上+27.9%、セグメント利益+259.3%。高いストック性に加えてポイント課金も伸びています。
- デジタルマーケティング事業は中間期売上+31.3%。案件単価向上と採算最適化でセグメント赤字は前年同期71百万円から34百万円へ縮小しました。
- 最新予想達成に下期で必要な営業利益は393百万円で、上期307百万円の約1.28倍。売上は3,313百万円で上期の約1.17倍です。
- 過去の決算説明では例年第4四半期の売上伸長が確認されており、中間期の売上単純進捗46.0%だけをもって遅れとは評価しにくい事業構造です。
達成できないと判断する理由
- 最新予想は期初予想から営業利益を300百万円→700百万円、純利益を250百万円→610百万円へ大幅に引き上げており、上方修正後のハードルは相応に高い水準です。
- 下期営業利益は上期比約28%の上積みが必要。成長投資、人材採用、AIインフラ等への再投資を加速すると、短期利益が圧迫される可能性があります。
- デジタルマーケティング事業は改善しているものの、最新中間期でも34百万円のセグメント損失が残っています。
- Faniconのポイント課金は季節イベント・個別イベントの影響を受けるため、高い伸びが継続しない場合は売上総利益の上振れ余地が縮みます。
収益計上時期の確認
Faniconは月額利用料を中心とするストック型収益に、ポイント購入や物販等が加わる構造です。ポイント購入はバレンタインなどの季節イベントやアイコン個別イベントの影響を受けます。また過去の会社資料では「例年第4四半期の売上伸び」が示されています。したがって、中間期の最新進捗率はあくまで単純進捗率であり、50%未満でも直ちに未達を示すものではありません。
上方修正直前の中間期で両事業が大幅改善し、期初利益予想を半年で超過している点を最も重視します。ファンビジネスの高成長・高収益化とデジタルマーケティングの赤字縮小が続けば、最新予想は達成可能と判断します。最大の条件は、下期の成長投資を行いながらFaniconのポイント課金・有料会員成長とデジタルマーケティングの採算改善を維持することです。

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