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2393 日本ケアサプライ

LIMIT-UP AFTERMATH // PERFORMANCE TRACKER

ストップ高後の株価推移

2393日本ケアサプライ東証スタンダード
● DATA UPDATED 2026.10.24
時価総額―
期末決算3月期
EVENT DATE―
LIMIT-UP CLOSE―
CATALYST特定できず
最新確定値
―
基準終値 ―
最新確定騰落率
―
ストップ高終値比
TOPIX超過
―
TOPIX騰落率 ―
経過営業日
00 DAYS
―
基準日終値=100|相対パフォーマンス
日本ケアサプライTOPIX
チャートを準備しています
経過期間騰落率TOPIX超過最大上昇最大下落
TRACKING
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JAPAN CARE SUPPLY | FINANCIAL ANALYSIS | TSE 2393

2393 日本ケアサプライ

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最新決算アップデート|2027年3月期 第2四半期(中間期)
2026年10月30日発表2026年4〜9月・上期累計

01|前回記事からの変化

2027年3月期|前回記事の第1四半期実績と今回の中間期実績
項目 前回記事(4〜6月累計) 今回実績(4〜9月累計) 今回2Q単独(7〜9月) 通期会社予想(据え置き) 通期進捗 通期達成に必要な下期(10〜3月)
売上高91億9千万円187億9千万円95億9千万円375億円50.1%187億2千万円
営業利益8億1千万円18億5千万円10億4千万円34億5千万円53.7%16億円
経常利益8億3千万円18億7千万円10億4千万円34億5千万円54.2%15億8千万円
親会社株主帰属純利益5億5千万円12億3千万円6億9千万円23億円53.5%10億7千万円
通期会社予想:変更なし前回記事と同じ業績予想を維持

02|今回の四半期に関連する出来事

  • 2026年9月30日
    上期末の営業拠点数は100拠点 全国の営業拠点数が100拠点であることを公表。

事業内容と業績

高齢者生活支援事業(単一セグメント)

セクター業績推移
連結売上高・連結営業利益 / 2022〜2026年3月期実績+2027年3月期通期会社予想
売上高営業利益
010,00020,00030,00040,00022年3月期10.0%23,29723年3月期8.2%25,89224年3月期7.6%28,59225年3月期7.7%32,00626年3月期8.9%34,92927年3月期 予9.2%37,500単位:百万円/営業利益率を年ラベルの下に表示
事業内容

日本ケアサプライは「高齢者生活支援事業」を単一の報告セグメントとし、福祉用具レンタル卸・販売と高齢者生活支援サービスを展開する。主力のレンタル卸では、電動ベッド・車いす・歩行器・手すりなどを地域の福祉用具貸与事業者へ供給し、利用後の用具を回収・洗浄・消毒・検品・修理して再利用する。全国の営業拠点を通じ、レンタル資産の保守・物流を担うほか、取扱店向けのオンライン研修やクラウド業務支援を提供する。高齢者生活支援では、ECサイト「グリーンケアオンラインショップ」、介護施設向けの「バランス弁当」、フィッティング付きおむつ配送「おむピタ」などを展開する。両サービスの個別営業利益は短信で開示されていないため、本グラフの利益は単一セグメントに対応する連結営業利益を使用する。

2027年3月期 第1四半期(2026年4〜6月)

売上高9,193 百万円前年同期比 +8.2%通期予想への単純進捗 24.5%
営業利益814 百万円前年同期比 +18.5%通期予想への単純進捗 23.6%
経常利益827 百万円前年同期比 +18.5%通期予想への単純進捗 24.0%
親会社株主帰属純利益545 百万円前年同期比 +17.5%通期予想への単純進捗 23.7%

通期予想への進捗率は1Q累計÷通期会社予想の単純計算です。年間の収益配分・季節性は調整していません。

直近5年業績サマリー

業績項目2022年3月期
実績
2023年3月期
実績
2024年3月期
実績
2025年3月期
実績
2026年3月期
実績
2027年3月期
最新予想
売上高
23,297 百万円
25,892
+2,595 / +11.1%
28,592
+2,700 / +10.4%
32,006
+3,414 / +11.9%
34,929
+2,923 / +9.1%
37,500
営業損益
2,327 百万円
2,117
−210 / −9.0%
2,173
+56 / +2.6%
2,459
+286 / +13.2%
3,094
+635 / +25.8%
3,450
経常損益
2,362 百万円
2,142
−220 / −9.3%
2,200
+58 / +2.7%
2,485
+285 / +13.0%
3,121
+636 / +25.6%
3,450
当期純利益
1,675 百万円
1,514
−161 / −9.6%
1,578
+64 / +4.2%
1,792
+214 / +13.6%
2,258
+466 / +26.0%
2,300
EPS
107.81 円
97.46
−10.35 / −9.6%
101.57
+4.11 / +4.2%
115.35
+13.78 / +13.6%
145.32
+29.97 / +26.0%
148.00
1株配当金
60 円
70
+10 / +16.7%
70
±0 / ±0.0%
70
±0 / ±0.0%
72
+2 / +2.9%
74
純資産
15,513 百万円
16,086
+573 / +3.7%
16,547
+461 / +2.9%
17,518
+971 / +5.9%
18,611
+1,093 / +6.2%
—
営業CF
53 百万円
-7
−60 / −113.2%
339
+346 / +4942.9%
1,389
+1,050 / +309.7%
3,225
+1,836 / +132.2%
—
投資CF
741 百万円
132
−609 / −82.2%
-775
−907 / −687.1%
-1,170
−395 / −51.0%
-934
+236 / +20.2%
—
財務CF
-724 百万円
-381
+343 / +47.4%
-343
+38 / +10.0%
-189
+154 / +44.9%
-2,338
−2,149 / −1137.0%
—
フリーCF
794 百万円
125
−669 / −84.3%
-436
−561 / −448.8%
219
+655 / +150.2%
2,291
+2,072 / +946.1%
—

金額は百万円、EPS・配当は円。2022年3月期より収益認識基準を適用。フリーCF=営業CF+投資CF。純資産・CFの最新通期予想は公表資料上にないため記載していません。

1.会社予想と実績

各期首(前期末決算短信に掲載)の通期会社予想と当該年度の確定実績を比較。2022年3月期の期首予想は提供資料内で確認できないため比較対象外です。

売上高 (百万円)

期首会社予想確定実績
25,50025,8922023年3月期達成率 101.5%29,00028,5922024年3月期達成率 98.6%31,50032,0062025年3月期達成率 101.6%34,50034,9292026年3月期達成率 101.2%

営業利益 (百万円)

期首会社予想確定実績
2,3002,1172023年3月期達成率 92.0%2,3002,1732024年3月期達成率 94.5%2,5002,4592025年3月期達成率 98.4%2,6503,0942026年3月期達成率 116.8%

経常利益 (百万円)

期首会社予想確定実績
2,3002,1422023年3月期達成率 93.1%2,3002,2002024年3月期達成率 95.7%2,5002,4852025年3月期達成率 99.4%2,6503,1212026年3月期達成率 117.8%

親会社株主帰属純利益 (百万円)

期首会社予想確定実績
1,6001,5142023年3月期達成率 94.6%1,6001,5782024年3月期達成率 98.6%1,8001,7922025年3月期達成率 99.6%1,9002,2582026年3月期達成率 118.8%

EPS (円)

期首会社予想確定実績
102.9797.462023年3月期達成率 94.6%102.97101.572024年3月期達成率 98.6%115.85115.352025年3月期達成率 99.6%122.28145.322026年3月期達成率 118.8%
2.達成・未達理由
2023年3月期期首会社予想との比較
売上高 101.5%営業利益 92.0%経常利益 93.1%親会社株主帰属純利益 94.6%EPS 94.6%

福祉用具レンタル卸の増収で売上高は当初予想を上回った一方、レンタル資産購入に伴う減価償却・物流費、採用増による人件費、営業拠点新設・移転費用、物価上昇が利益を圧迫し、各利益は期首予想を下回った。

2024年3月期期首会社予想との比較
売上高 98.6%営業利益 94.5%経常利益 95.7%親会社株主帰属純利益 98.6%EPS 98.6%

売上高は前期から10.4%増えたが期首予想をわずかに下回り、営業利益も予想未達。新拠点・レンタル資産・人員投資による固定費増と採算面の負担が背景。各利益の不足幅は限定的だった。

2025年3月期期首会社予想との比較
売上高 101.6%営業利益 98.4%経常利益 99.4%親会社株主帰属純利益 99.6%EPS 99.6%

レンタル卸・販売卸が堅調で売上高は期首予想を超えた。人員・物流・レンタル資産償却の増加を増収効果が吸収し、営業利益は前年から増加したものの、期首予想にはわずかに届かなかった。

2026年3月期期首会社予想との比較
売上高 101.2%営業利益 116.8%経常利益 117.8%親会社株主帰属純利益 118.8%EPS 118.8%

主力レンタル卸の伸長と先行投資の回収効果で売上高、営業利益、経常利益、純利益がすべて期首会社予想を上回った。営業利益は前年比25.8%増、期首予想を約16.8%超過した。

3.事業セグメントの自信度

開示上は「高齢者生活支援事業」の単一セグメントです。以下は年度別決算短信の原文コメントと、主力レンタル卸等の進捗からの定性的な評価であり、会社が公式に付した格付けではありません。

2022年3月期 高齢者生活支援事業
中立

レンタル増収・先行費用負担

「レンタル・販売が堅調に推移」

主力事業の需要が堅調な反面、減価償却費・物流費・採用費用で減益。

2023年3月期 高齢者生活支援事業
中立

成長投資優先

「福祉用具レンタル卸が堅調に推移いたしました。」

需要について肯定的だが先行投資とコスト上昇で営業減益。

2024年3月期 高齢者生活支援事業
中立

売上増・利益伸び悩み

「福祉用具レンタル卸が堅調に推移いたしました。」

投資の継続で売上成長が利益の増加に十分結びつかなかった。

2025年3月期 高齢者生活支援事業
中立〜強気

拠点・サービス拡張

「福祉用具レンタル卸及び販売卸は堅調に推移いたしました。」

増収効果で利益も前年超え。利益率はまだ回復途上。

2026年3月期 高齢者生活支援事業
強気

先行投資の回収を重視

「ヒト・モノへの先行投資の刈り取りを意識した経営を推進することで、利益の確保を図ってまいりました。」

主力の拡販と投資回収が寄与し営業利益が二桁増。

4.最新予想信頼度
2027年3月期・通期会社予想
条件付きで達成圏内/利益計画の進捗を継続確認

売上高375億円・営業利益34.5億円・純利益23億円の会社予想は2026年7月30日の第1四半期短信でも据え置き。第1四半期の売上高は前年同期比8.2%増、営業利益は18.3%増。初四半期段階では予想を大幅に下方修正する根拠は確認されませんが、通期達成を保証するものではありません。

売上高予想37,500百万円 / 前年比 +7.4%
営業利益予想3,450百万円 / 前年比 +11.5%
親会社株主帰属純利益予想2,300百万円 / 前年比 +1.9%
予想EPS・配当148.00円 / 年間配当74円

達成を支える確認済み材料

  • 第1四半期の売上高は9,193百万円、前年同期比8.2%増。通期会社予想の増収率7.4%を上回る伸び。
  • 第1四半期営業利益は814百万円、前年同期比18.3%増。通期の利益増益率11.5%を上回っている。
  • 前期2026年3月期の営業利益は3,094百万円で、期首計画2,650百万円を16.8%上回った。
  • 会社は第1四半期の業績を順調と説明し、年間見通しを据え置いている。

未達リスクとして注視する点

  • レンタル資産の取得に伴う減価償却・メンテナンス、物流・人件費負担が利益率に影響する。過去2年間の利益未達時にもこの構造がみられた。
  • 第1四半期の営業利益進捗率は23.6%と、四半期決算だけで年間着地を確定できる水準ではない。
  • 2027年度の介護保険制度見直しや人材確保、物流・資材費の動きは事業運営の前提となる。
  • 第1四半期末の純資産は前期末比で減少、短期借入金は増加しており、レンタル資産投資の資金循環を監視する必要がある。

収益計上時期・キャッシュフロー

レンタル資産への支出は営業キャッシュフローに含まれます。2026年3月期は営業CF3,225百万円に回復しましたが、2022〜2023年3月期にはレンタル資産投資等による低水準のCFが確認されます。2027年3月期第1四半期のキャッシュフロー計算書は作成されていないため、1QのCF進捗率は算出していません。期末の販売・請求やレンタル資産投資の時期による四半期偏重は、提供資料だけでは定量的に確認できません。

予想PERと最終判断

TradingViewの2026年10月28日終値4,360円を使用すると、会社予想EPS148.00円が達成された場合の予想PERは約29.46倍です(4,360÷148.00)。10月29日の形成中の株価は使用していません。

第1四半期時点の業績は会社通期計画に沿う増収増益ペースですが、年間営業利益率は2026年3月期の8.86%から9.20%への改善が必要です。今後の四半期では、レンタル稼働率と減価償却・人件費の増加を売上高の伸びが吸収できるかが判定の中心になります。

資料・一次情報

日本ケアサプライ発行「2022〜2026年3月期 決算短信(連結)」および「2027年3月期 第1四半期決算短信(連結)」/同社IR情報/同社公式サービス案内。

2393 / NIPPON CARE SUPPLY / STRATEGY REVIEW

日本ケアサプライ|中長期経営戦略分析

「けあさぷVision2040」と2030年度の財務目標。福祉用具レンタル卸の成長力を保ちつつ、高齢者生活支援サービスを広げ、利益成長・資本効率・株主還元を両立できるか。

東証スタンダード / 2393基準日:2026年10月29日2026年6月26日戦略アップデート反映2027年3月期 第1四半期反映
計画の位置づけ:直近の正式名称「中期経営計画」は2023年3月期〜2025年3月期が対象で、既に期間を終了しています。現在の経営方針は、2025年2月発表の「けあさぷVision2040」と、2026年6月26日更新の資本効率・株価対応方針に基づきます。2030年度の数値はこの長期ビジョンに付随する目標であり、新たな3カ年中計と誤認しないよう区別しています。

2030年度に向けた会社目標

既存事業の売上高成長率
6%以上
オーガニック成長
当期純利益の年平均成長
5%
CAGR目標
エクイティスプレッド
5%以上
ROE − 株主資本コスト
DOE(株主資本配当率)
6%下限
累進配当政策との併用
明示されていない目標:2030年度の売上高・営業利益・当期純利益の絶対額について、今回確認した公式資料では確定的な数値目標は示されていません。成長率の目標から逆算した数値を「会社計画」として掲載することはしません。

直近の業績|2027年3月期会社予想

指標2025年3月期 実績2026年3月期 実績2027年3月期 会社予想
売上高320.06億円349.29億円375.00億円
営業利益24.59億円30.94億円34.50億円
営業利益率7.7%8.9%9.2%(予想から算出)
親会社株主に帰属する当期純利益17.92億円22.58億円23.00億円
ROE10.5%12.5%会社予想の開示なし
1株当たり当期純利益(EPS)115.35円145.32円148.00円
1株当たり年間配当金70円72円74円

2027年3月期は2026年7月30日時点で据え置かれた通期会社予想。実績と会社予想を区別しています。表示は百万円単位の開示値から億円へ換算。

2026 FY / REALIZED

2026年3月期:増収・増益

売上高は前期比9.1%増、営業利益は25.8%増。レンタル資産や人材への先行投資費用を吸収し、営業利益率は7.7% → 8.9%へ改善。

2027 FY / COMPANY GUIDANCE

2027年3月期:成長を継続する予想

会社は売上高7.4%増、営業利益11.5%増を見込む。純利益の増益見込みは1.9%であり、利益指標によって成長率に違いがある。

2027年3月期 第1四半期の進捗

指標2026年4〜6月 実績前年同期比通期予想への進捗
売上高91.93億円+8.2%24.5%
営業利益8.14億円+18.3%23.6%
親会社株主帰属四半期純利益5.45億円+17.3%23.7%
売上高 進捗24.5%
営業利益 進捗23.6%
純利益 進捗23.7%

進捗率=第1四半期累計実績÷通期会社予想。四半期ごとの季節性を考慮した達成確率ではありません。7月30日決算短信時点で業績予想の修正はありません。

達成へのロードマップ|会社の具体的施策

2025年2月|長期ビジョン発表「けあさぷVision2040」策定

主力福祉用具レンタルの競争力強化に加え、介護保険外の高齢者生活支援サービス創出を成長軸に据える。2030年度に向けた財務・非財務の目標を提示。

2025〜2026年度|実行段階資産・拠点・人材へ先行投資

福祉用具のレンタル資産投入と効率運用、都市部での営業拠点新設・大型化、採用・育成を推進。2026年6月末時点の営業拠点数は100拠点。

2026年度|周辺事業の強化EC・食事サービスの拡販

事業者向けECサイトの受注拡大、冷凍弁当「バランス弁当」のプロモーション・販路開拓などを推進。福祉用具以外の収益源を育成する。

2030年度|財務方針の目標時点成長・投資・株主還元の両立

既存事業の売上成長率6%以上、純利益年平均成長率5%、エクイティスプレッド5%以上、DOE6%下限の方針を掲げる。M&Aや借入金活用も経営の選択肢とする。

2040年度|長期的な目指す姿「健康長寿社会」のための事業基盤へ

地域や事業者と連携し、高齢者が自分らしく生活できる商品・サービスを拡充する。

事業成長の重点領域

01 / CORE RENTAL

福祉用具レンタル卸

ベッド・車いす等の福祉用具を貸与事業者経由で供給し、返却品の洗浄・消毒・修理を経て再利用。資産回転・稼働率と拠点効率の改善が成長の収益化に重要。

02 / LIFE SUPPORT

高齢者生活支援

「グリーンケアオンラインショップ」、食事サービス「バランス弁当」などの販売拡大。2027年3月期第1四半期にはテレビショッピングも活用。

03 / CAPITAL ALLOCATION

M&A・投資配分

福祉用具業界の水平統合や高齢者支援の事業基盤整備を検討。既存事業、レンタル資産、拠点開発、新規事業、人的資本に資金を配分。

04 / GOVERNANCE

資本効率・流動性

株主資本コストを約6%と認識。成長・ROE向上に加え、IR充実、最低投資金額の引き下げの検討、大株主への保有比率引き下げの働きかけ等を掲げる。

過去の正式中期経営計画|2025年3月期の達成状況

2022年1月策定の3カ年計画(対象:2023年3月期〜2025年3月期)の目標と、最終年度実績を比較。これらは現在の2030年度目標ではありません。

指標2025年3月期 旧中計目標2025年3月期 実績評価
売上高300.00億円320.06億円目標超過(+6.7%)
当期純利益20.00億円17.92億円目標未達(−10.4%)
ROE13.0%10.5%目標未達(−2.5ポイント)

旧中期計画との比較は、売上高の成長と利益・資本効率の両立という現在の経営課題を確認するための参考情報。2026年3月期のROEは12.5%まで改善しています。

企業開示に基づく主な達成リスク

介護保険制度の変更

福祉用具の対象範囲、利用者負担率、介護保険制度改正等による需要や顧客事業者への影響。会社も2027年度の制度改正に向けた議論を注視している。

人材確保とコスト増

人材採用・定着が計画を下回る場合の事業展開制約。レンタル資産の減価償却費、保守費用、人件費、物流費の増加も採算を圧迫し得る。

商品品質・衛生管理

レンタル福祉用具の感染症・不具合やオリジナル商品の欠陥、食事サービスにおける食品安全問題が生じた場合、賠償費用や信用失墜につながる。

競争・資産価値・システム

大手企業の参入による価格競争、固定資産の減損、情報システム障害・個人情報漏洩、自然災害等が事業継続と財務に影響し得る。

同一予想PERを仮定した参考試算

数学的な条件付き試算:会社目標「当期純利益の年平均成長率5%」が2026年3月期から2030年度までの5年間継続し、発行済株式数が一定と仮定すると、2026年3月期EPS145.32円は約185.47円に相当します。2027年3月期の会社予想EPS148.00円を現在の予想PERの分母とする場合、PER不変の株価指数は100 → 約125.3となります。

これは会社が発表した2030年度EPS予想でも、株価の適正価値でもありません。成長率を適用した単純計算であり、現在の株価・PERの変動、資本政策、時間価値、リスクを加味していません。「現在の株価が25.3%割安」と断定するものではありません。

STRATEGY MONITORING / KEY POINT

検証の焦点は「レンタル資産の投入が増収だけでなく資本効率の改善につながるか」。2026年3月期は営業利益率8.9%、ROE12.5%まで改善。今後は、既存事業の市場超過成長、高齢者生活支援サービスの収益化、純利益成長5%とDOE6%下限の両立を追う。

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