4378 CINC

CINC(4378)企業分析|KeywordmapとAI検索最適化のマーケDX | ストップ高安研究所

CINC 4378 東証グロース

株式会社CINC(CINC Corp.、読み:シンク)。Keywordmap・AIsearchmapなどのデジタルマーケティングSaaSツールとAI検索最適化コンサルティングを提供する東証グロース上場企業。

※2026年6月4日時点の情報

事業内容 ─ マーケティングSaaSとAI検索最適化コンサルティング

株式会社CINCは2014年4月設立、本社は東京都港区虎ノ門。代表取締役社長は石松友典(共同創業者:平大志朗)、資本金944百万円(資本準備金等含む)、従業員数114名(連結、2025年10月31日時点)。2021年10月26日に東京証券取引所マザーズ(現グロース)へ上場。事業は「ソリューション事業」「アナリティクス事業」の2セグメント。2024年に100%子会社「株式会社CINC Capital」を設立しM&A仲介事業へも進出。2025年7月から、生成AI普及と検索行動の変化を踏まえたAI検索最適化(GEO/LLMO)コンサルティングサービスの提供を開始している。

主要事業セグメント

ソリューション事業

独自データ収集技術により世界最大級の日本語キーワードデータを取得し、機械学習・AIを駆使した分析を行うSaaSツール群を提供。主力プロダクトは2016年リリースのSEO・コンテンツマーケティング支援ツール「Keywordmap」、および2025年提供のAI検索最適化ツール「AIsearchmap」。

アナリティクス事業

「Keywordmap」シリーズ等を活用したマーケティングコンサルティングサービスを提供。マーケティングマネジメント代行、SEOコンサルティング、AI検索最適化コンサルティング、コンテンツマーケティング支援、エキスパートソーシング等を展開。

M&A仲介事業(株式会社CINC Capital)

2024年に設立した100%子会社「株式会社CINC Capital」が運営するM&A仲介事業。AI技術を活用したM&AマッチングデータベースCAMM DB(CINC AI M&A Matching DataBase)等を活用。

直近5年の業績サマリー

2025年10月期は売上高1,824百万円(前期比△8.1%)、営業損益△112百万円(赤字転落)、当期純損益△152百万円(赤字転落)。2025年9月12日付で業績予想の下方修正を開示している。2026年10月期会社予想は売上高1,681百万円(前期比△8.5%)、営業損益7百万円(黒字転換)、当期純損益4百万円となっている。決算期は10月期で、2024年12月期から連結決算に移行している。

項目(連結・百万円) 2021年10月期 2022年10月期 2023年10月期 2024年10月期 2025年10月期 2026年10月期
会社予想
売上高 1,313 1,805
+37.5%
1,945
+7.8%
1,985
+2.1%
1,824
△8.1%
1,681
営業損益 202 292
+44.6%
78
△73.3%
62
△20.5%
△112
赤字転落
7
経常損益 190 291
+53.2%
77
△73.5%
65
△15.6%
△106
赤字転落
7
当期純損益 129 201
+55.8%
5
△97.5%
51
+920.0%
△152
赤字転落
4
EPS(一株利益) 43.10円 60.28円 1.56円 15.47円 △49.93円 1.65円
決算発表時株価
(参考)
3,360円 1,560円 720円 696円 500円
実績PER 77.96倍 25.88倍 461.54倍 44.99倍 -10.01倍
予想PER 303.03倍
PBR 8.64倍 3.50倍 1.64倍 1.55倍 1.36倍
PSR 7.69倍 2.89倍 1.25倍 1.18倍 0.84倍
【業績数値に関する免責事項】
本ページに掲載している業績数値は、各社が公表する決算短信を一次情報として作成しています。 数値は決算短信発表時点のものであり、将来的に修正される可能性があります。 業績予想は会社発表時点のものであり、実績と異なる場合があります。 PER・PBR・PSRは決算発表日の終値で算出した参考値です。 正確な情報は各社公式IRサイトを必ずご確認ください。
※同社は2024年10月期から連結決算に移行。2025年9月12日付で業績予想の下方修正を開示しており、2025年10月期は赤字転落となっている。

中期経営計画

中期経営計画

同社IRサイトでは独立した中期経営計画ページとしては確認できていない。事業方針・成長戦略については決算説明資料へ

強みと注目点

① 独自データ収集技術と日本語キーワードデータ

独自のデータ収集技術により世界最大級の日本語キーワードデータを取得。機械学習・AI・自然言語処理を駆使した高精度のビッグデータ解析を実現し、SaaSツール「Keywordmap」シリーズに反映している。

② AI検索最適化(GEO/LLMO)コンサルへの早期参入

2025年に生成AI普及と検索行動の変化を踏まえたAI検索最適化(GEO/LLMO)コンサルティングサービスを開始。同年7月から従来の「月刊SEO」レポートを「AI Search Magazine」にリニューアルするなど、AI検索時代に対応した新規事業領域に早期参入している。

③ M&A仲介事業への展開と事業ポートフォリオ拡大

2024年に100%子会社「株式会社CINC Capital」を設立し、AI技術を活用したM&Aマッチングデータベース「CAMM DB」を展開。マーケティングDX事業に加え、M&A仲介事業という新たな収益柱を構築中。

弱み・リスク要因

有価証券報告書・決算短信および公開情報から判明している同社の事業上の課題・リスクは以下のとおりです。

① 2025年10月期の赤字転落と業績下方修正

2025年10月期は売上高△8.1%、営業損益△112百万円の赤字転落、当期純損益△152百万円の赤字転落となった。2025年9月12日付で業績予想の下方修正を開示しており、業績回復が課題となっている。

② 顧客企業の景気動向・コスト削減方針による業績影響

有価証券報告書のリスク事項として「経済情勢や景気動向の変化、顧客企業の業績悪化等によりコスト削減が推し進められる場合、当社の売上が減少し業績に影響を与える可能性がある」と記載されている。マーケティング予算は景気変動を受けやすい。

③ SEOツール市場・AI検索市場の競争激化

Keywordmap等のSEOツール市場は国内外の競合が多く、生成AI普及に伴う検索行動の変化が事業環境に大きな変動をもたらしている。AI検索最適化分野でも先行優位の確保が経営課題となる。

主な出典:

本ページは投資情報の提供を目的としており、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任において行ってください。

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