2026年10月5日(月)のストップ高銘柄と理由
本日のポイント
本日のストップ高はクリングルファーマ(4884)の1銘柄。終値は564円、前日比+80円(+16.53%)で値幅上限まで買われました。
主材料は、業務提携先の米国クラリス・バイオセラピューティクス社が、米国眼科学会(AAO)2026年次総会で、眼科治療薬候補「CSB-001(oremepermin alfa点眼液)」の角膜上皮幹細胞疲弊症(LSCD)に対する有効性について口頭発表することです。発表内容には、組換えヒトdHGFタンパク質oremepermin alfaによる視力改善に関するデータが含まれる予定です。
クリングルファーマはHGFを医薬品とする研究開発・製造・販売を事業とする創薬バイオ企業で、クラリス社には眼科領域向けのHGF原薬を供給しています。両社はHGFタンパク質の安全性情報共有に加え、製造効率化・量産化に向けた協業も進めています。
テーマ別グルーピング
- 創薬:HGF再生治療薬を基盤とするバイオ企業。提携先クラリス社の眼科パイプラインに関する国際学会発表が材料となりました。
- 医療・医薬品:CSB-001は眼科領域で開発が進められており、LSCDに対する有効性と視力改善に関する発表が予定されています。
ストップ高銘柄(1銘柄)
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4884
クリングルファーマ
東証G
時価総額 約48.5億円
創薬
医療・医薬品
564円(前日比+80円 +16.53%)
クリングルファーマは、HGF(肝細胞増殖因子)を医薬品として実用化するための研究開発、製造、販売を手掛ける創薬バイオ企業です。
大阪大学・慶應義塾大学の研究成果を核とし、組換えヒトHGFタンパク質を医薬品グレードで製造する技術を基盤に、難治性疾患を対象としたパイプラインを展開しています。
HGFは組織や臓器の保護、再生、修復に関与する生体内タンパク質で、同社は脊髄損傷急性期、声帯瘢痕、ALS、急性腎障害など複数疾患で臨床開発を進めています。
本日の直接材料は、業務提携先である米国クラリス・バイオセラピューティクス社の眼科パイプラインに関する学会発表です。
クリングルファーマは10月5日14時30分、クラリス社が米国眼科学会(AAO)2026年次総会でCSB-001について口頭発表すると公表しました。
CSB-001は、組換えヒトdHGFタンパク質oremepermin alfaを用いた点眼治療薬候補です。
発表対象は角膜上皮幹細胞疲弊症(LSCD)で、oremepermin alfaによる視力改善に関する内容が報告される予定です。
クラリス社は米国で眼科領域の臨床開発を進めており、クリングルファーマは同社にHGF原薬を供給しています。
この関係は単なる研究協力ではなく、クリングルファーマの事業モデル上の「原薬供給モデル」に位置付けられています。
クリングルファーマの公式情報では、米国クラリス社へのHGF原薬供給を、HGF再生治療薬のプラットフォームを活用する収益モデルの一つとして明示しています。
両社は2023年9月から、HGFタンパク質製造の効率化・拡大化に向けた協業も開始しています。
会社側の説明では、HGFタンパク質を高発現する細胞株の作製、培養工程と精製工程の最適化、小規模での試作製造まで進んでいます。
そのため、クラリス社の眼科領域での開発進展は、クリングルファーマのHGF原薬供給事業と直接接点を持つ開発イベントです。
一方、今回の開示は医薬品の承認取得や第Ⅲ相試験成功を発表したものではなく、国際学会での口頭発表に関する情報です。
今後の確認点は、AAOで示される具体的な臨床データ、対象患者における有効性、安全性、視力改善の程度、今後の臨床開発計画です。
株価は564円まで上昇し、前日比+80円(+16.53%)のストップ高で取引を終えました。
発行済株式数8,593,200株を基準にすると、終値564円時点の時価総額は概算で約48.5億円です。
本日は、国際学会での臨床データ発表予定と、HGF原薬供給事業との事業上の接点が同時に意識された一日となりました。
主な出典
免責事項
本記事は公開情報をもとに作成した情報提供コンテンツであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。株式投資には価格変動リスク、流動性リスク、信用リスク等があります。投資判断は必ず各社の公式開示、最新の株価情報、決算資料を確認したうえで行ってください。


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