5131 リンカーズ

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5131 リンカーズ

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事業内容と業績

2024年7月期まではビジネスマッチング事業の単一セグメント。2025年7月期から、リサーチ事業の会社分割・連結子会社化に伴い2セグメントへ変更。2022~2024年7月期の「ビジネスマッチング事業」数値には当時のリサーチサービスを含みます。

ビジネスマッチング事業

ビジネスマッチング事業 業績推移
2025年7月期からリサーチ事業を分離。
売上高利益損失
事業内容:企業の研究開発・新規事業を支援する技術探索、用途開拓、SaaS型マッチング基盤を中心とする事業です。主なサービスは、技術パートナー探索の「Linkers Sourcing」、用途・顧客開拓の「Linkers Marketing」、金融機関向け「Linkers for BANK」と事業会社向け「Linkers for Business」からなるLFB、2026年4月に開始した技術探索プラットフォーム「Linkers TX」など。企業・大学・研究機関のネットワークと蓄積データ、産業コーディネーターの知見を組み合わせ、技術探索からマッチング、事業化までを支援します。

リサーチ事業

リサーチ事業 業績推移
2025年7月期から独立した報告セグメント。
売上高利益損失
事業内容:連結子会社のリンカーズOI研究所を中心に、技術・市場動向を調べる「Linkers Research」を提供する事業です。企業の研究開発、新規事業、技術戦略などに必要な情報について、専門リサーチャーの知見と外部ネットワークを活用して調査・分析し、顧客ごとのテーマに応じたカスタマイズ調査を行います。生成AIによる情報収集の内製化が進む環境下では、単純な情報収集ではなく、専門性の高い分析や顧客課題に合わせた調査設計へ比重を移し、調査品質と付加価値の向上を図っています。

直近5年業績サマリー

業績項目2022年7月期2023年7月期2024年7月期2025年7月期2026年7月期2027年7月期予想
売上高
1,412
1,607
+195 / +13.8%
1,464
△143 / △8.9%
1,360
△104 / △7.1%
1,353
△7 / △0.5%
1,569
営業損益
65
85
+20 / +30.8%
△223
△308 / △362.4%
△457
△234 / △104.9%
△667
△210 / △46.0%
△381
経常損益
63
80
+17 / +27.0%
△124
△204 / △255.0%
△428
△304 / △245.2%
△665
△237 / △55.4%
△390
当期純利益
49
102
+53 / +108.2%
△200
△302 / △296.1%
△548
△348 / △174.0%
△672
△124 / △22.6%
△393
EPS
3.99
7.70
+3.71 / +93.0%
△14.62
△22.32 / △289.9%
△39.78
△25.16 / △172.1%
△48.47
△8.69 / △21.8%
△25.04
一株配当金
0.00
0.00
0.00 / —
0.00
0.00 / —
0.00
0.00 / —
0.00
0.00 / —
0.00
純資産
1,466
1,843
+377 / +25.7%
1,657
△186 / △10.1%
1,117
△540 / △32.6%
465
△652 / △58.4%
営業CF
△63
66
+129 / +204.8%
14
△52 / △78.8%
△227
△241 / △1721.4%
△577
△350 / △154.2%
投資CF
△117
△83
+34 / +29.1%
△141
△58 / △69.9%
△100
+41 / +29.1%
△462
△362 / △362.0%
財務CF
△30
223
+253 / +843.3%
△25
△248 / △111.2%
△9
+16 / +64.0%
544
+553 / +6144.4%
フリーCF
△180
△17
+163 / +90.6%
△127
△110 / △647.1%
△327
△200 / △157.5%
△1,039
△712 / △217.7%

2025年7月期から連結財務諸表。2022~2024年7月期は非連結。フリーCF=営業CF+投資CF。単位:百万円、EPS・一株配当金は円。

1.会社予想と実績

アップロードされた各期末決算短信の次期会社予想と、その後の通期実績を比較。2025年7月期は期首予想が非連結基準のため、比較可能性を優先して個別実績を使用しています。2026年7月期以降は連結ベースです。

売上高 会社予想と実績売上高会社予想(青)と実績(赤)1,842.11,464.52024/7達成率 79.5%1,633.01,091.02025/7達成率 66.8%1,658.51,353.42026/7達成率 81.6%1,569.02027/7最新会社予想単位:百万円
達成率は、黒字予想では実績÷予想、赤字予想では予想損失額÷実績損失額を基本に判定。
営業利益 会社予想と実績営業利益会社予想(青)と実績(赤)53.4△223.42024/7達成率 -418.3%△182.8△439.02025/7達成率 41.6%△369.0△667.22026/7達成率 55.3%△381.12027/7最新会社予想単位:百万円
達成率は、黒字予想では実績÷予想、赤字予想では予想損失額÷実績損失額を基本に判定。
経常利益 会社予想と実績経常利益会社予想(青)と実績(赤)52.9△124.12024/7達成率 -234.6%△183.0△334.02025/7達成率 54.8%△356.8△665.92026/7達成率 53.6%△390.92027/7最新会社予想単位:百万円
達成率は、黒字予想では実績÷予想、赤字予想では予想損失額÷実績損失額を基本に判定。
親会社株主帰属純利益 会社予想と実績親会社株主帰属純利益会社予想(青)と実績(赤)45.8△200.72024/7達成率 -438.6%△185.3△384.02025/7達成率 48.3%△359.4△672.32026/7達成率 53.5%△393.32027/7最新会社予想単位:百万円
達成率は、黒字予想では実績÷予想、赤字予想では予想損失額÷実績損失額を基本に判定。
EPS 会社予想と実績EPS会社予想(青)と実績(赤)3.36△14.622024/7達成率 -435.1%△13.48△27.892025/7達成率 48.3%△26.05△48.472026/7達成率 53.7%△25.042027/7最新会社予想単位:円
達成率は、黒字予想では実績÷予想、赤字予想では予想損失額÷実績損失額を基本に判定。
2025年7月期から連結財務諸表を作成。2025年7月期の会社予想は2024年7月期短信時点の非連結予想のため、同年度の比較グラフは個別実績を使用しています。
2.達成・未達理由
2024年7月期5指標すべて未達
売上 79.5%営業利益 未達経常利益 未達純利益 未達EPS 未達

海外探索やコーディネーターネットワーク構築に営業資源を振り向けた結果、国内の探索案件が減少。Linkers Researchも営業人員の採用遅延で調査件数が大幅減となり、システム関係費用などの増加も重なって黒字予想から赤字へ転落しました。

2025年7月期個別ベースで5指標すべて未達
売上 66.8%営業損失 拡大経常損失 拡大純損失 拡大EPS 未達

主力サービスが低調に推移し、探索・マッチング案件の減少が続きました。新規プロダクトを中心とするシステム開発費、採用強化による人件費などの先行投資が増加し、さらに無形固定資産の減損損失も計上。期初予想より赤字幅が拡大しました。

2026年7月期連結5指標すべて未達
売上 81.6%営業損失 拡大経常損失 拡大純損失 拡大EPS 未達

ビジネスマッチング事業では新規顧客の検討長期化と新規採用営業人員の戦力化遅れで着手件数が82件まで低下し、LFBの新規導入もありませんでした。リサーチ事業は黒字化したものの、全社では人件費・開発投資負担を吸収できず損失が拡大しました。

2027年7月期最新会社予想・実績未発表
売上 1,569営業損失 △381経常損失 △390純損失 △393EPS △25.04円

既存事業の収益回復に加え、2026年4月開始の「Linkers TX」を新たな収益基盤として育成し、営業人員の生産性向上とリサーチのカスタマイズ化を進める計画です。売上は15.9%増、営業赤字は約2.9億円縮小を見込んでいます。

3.事業セグメントの自信度

2024年7月期まではビジネスマッチング事業の単一セグメント。2025年7月期から、会社分割により「ビジネスマッチング事業」「リサーチ事業」の2報告セグメントとなりました。分割前はサービス別コメントを現在のセグメント区分に対応させて評価しています。

ビジネスマッチング事業

自信度推移:中立 → 弱気 → 中立 → 弱気 → 中立
2023年7月期中立
LFBは、累積導入機関数が39機関(前年同期29機関)まで伸長

LFBのストック収益は拡大した一方、探索案件数は減少。

2024年7月期弱気
着手案件数については183件(前年同期210件)と減少

国内案件の営業活動量低下が続き、主力案件数が縮小。

2025年7月期中立
ストック収益基盤は順調に拡大しております

LFBは伸長した一方、探索・マッチングの着手件数は100件へ低下。

2026年7月期弱気
着手件数は82件(前年同期100件)と前年同期を下回って推移

営業強化策の効果発現が遅れ、LFB新規導入もゼロ。

2027年7月期中立
既存事業の収益力の回復を図るとともに、新たな収益基盤の構築を進め

Linkers TXと営業生産性改善に回復を賭ける計画。

最新判断中立

売上回復には、採用済み営業人員の戦力化、探索案件数の底打ち、LFBの新規導入再開、Linkers TXの立ち上がりが必要です。過去2期は主力案件数の減少が続いており、計画の実行確認が必要です。

リサーチ事業

自信度推移:強気 → 弱気 → 弱気 → 強気 → 中立
2023年7月期強気
Linkers Researchの調査件数は535件(前年同期360件)

調査件数と売上がともに拡大。

2024年7月期弱気
調査件数は298件(前年同期535件)と大きく減少

営業人員採用の遅れで受注が失速。

2025年7月期弱気
生成AIの市場拡大によるリサーチサービスのコモディティ化の影響は否めず

分社化後の運営負荷と競争環境悪化で赤字。

2026年7月期強気
調査件数は267件(前年同期228件)と前年を上回って推移

カスタマイズ調査へのシフトで売上増・黒字転換。

2027年7月期中立
カスタマイズ調査へのシフト等の取り組みを継続

改善は進むが生成AIによる競争圧力は続く。

最新判断中立〜やや強気

2026年7月期は売上35.2%増で黒字転換しており、改善の実績があります。一方、生成AIによる情報収集の内製化・競争激化は構造的な逆風で、カスタマイズ調査と専門性による差別化継続が前提です。

4.最新予想信頼度
判定:2027年7月期会社予想の達成可能性は「中程度〜やや低め」。売上回復と赤字縮小の両方に実行条件があります。

2027年7月期予想は売上高1,569百万円、営業損失381百万円、経常損失390百万円、親会社株主帰属純損失393百万円、EPS△25.04円。2026年7月期実績から、売上は約216百万円(15.9%)の増収、営業損失は約286百万円の縮小が必要です。

売上高予想1,569百万円 / +15.9%
営業損失予想△381百万円 / 赤字縮小
前期営業損失△667百万円
前期末純資産465百万円

達成できる理由

リサーチ事業は2026年7月期に売上423百万円、セグメント利益43百万円まで改善して黒字転換しました。ビジネスマッチング側でも営業人員増強とプロセス改善をすでに進め、Linkers TXが2026年4月にサービス開始済みです。既存LFBのストック収益に新規プロダクトが上乗せされれば、増収と赤字縮小は可能です。

達成できない理由

2024~2026年7月期は会社予想に対して主要5指標が連続して未達。2026年7月期のビジネスマッチング事業は着手件数82件まで低下し、LFBの新規導入もありませんでした。営業人員の戦力化には時間がかかっており、Linkers TXの収益寄与もまだ実績が限定的です。前期末純資産465百万円、営業CF△577百万円で財務余力も縮小しています。

収益計上時期の見方:

会社は年次で業績管理しており、第2四半期累計の業績予想を公表していません。2027年7月期はまだ四半期実績が未公表のため、単純進捗率は掲載していません。今後の判断では、探索案件の着手件数、LFB新規導入、Linkers TXの契約・利用拡大、リサーチ事業の調査件数と利益を優先的に確認する必要があります。

最終判断

リサーチ事業の黒字定着に加え、ビジネスマッチング事業で案件数の底打ちと営業生産性の改善、Linkers TXの早期収益化が確認できれば達成可能性は上がります。一方、主力サービスの受注回復が遅れれば、売上15.9%増と約2.9億円の営業赤字縮小を同時に実現するハードルは高く、現時点では慎重に見るのが妥当です。

東証グロース 5131 | リンカーズ株式会社

最新中期展望・成長戦略分析

基準資料:「事業計画及び成長可能性に関する事項」2026年9月11日公表
対象期間:2027年7月期計画 ~ 2029年7月期中期KPI

リンカーズは独立した名称の「中期経営計画」ではなく、 「事業計画及び成長可能性に関する事項」の中で「中期展望と成長戦略」を開示している。 最新計画では、既存事業の収益力回復と固定費抑制を進めながら、 「Linkers TX」を最重要の中長期成長ドライバーとして育成する方針が鮮明になった。

① 会社が掲げる目標業績数字

2027年7月期 売上高
15.69億円
前期比 +15.9%
営業利益
▲3.81億円
前期▲6.67億円から赤字縮小
経常利益
▲3.90億円
前期▲6.65億円
親会社株主帰属純利益
▲3.93億円
前期▲6.72億円
項目 2026/7実績 2027/7計画 増減 前期比
売上高 1,353百万円 1,569百万円 +215百万円 +15.9%
ビジネスマッチング事業 940 1,066 +125 +13.4%
└ 自社運営マッチングサービス 201 379 +177 +88.0%
└ SaaS型マッチングシステム 548 554 +5 +1.1%
└ その他 189 131 ▲57 ▲30.4%
リサーチ事業 413 503 +89 +21.7%
販売費及び一般管理費 1,520 1,345 ▲175 ▲11.5%
営業利益 ▲667 ▲381 +286

業績計画の読み方

2027年7月期は「黒字化」ではなく、売上回復+販管費削減による赤字幅縮小が中心。 売上高を約2.15億円増加させる一方、販管費を約1.75億円削減し、 営業損失を2.86億円改善する構造となっている。

主要サービスKPI

サービス 2027年7月期目標 位置付け
Linkers Sourcing / Marketing 案件139件・売上268百万円 営業人員の育成・生産性向上による既存顧客深耕と案件回復
Linkers TX 有償契約30件・売上112百万円 グループの主要な成長ドライバー
Linkers for BANK等 導入50機関・売上555百万円 安定ストック収益を維持しながら新規導入1機関を想定
リサーチサービス 285件・売上503百万円 カスタマイズ型中心の高付加価値化
人員 103名 量的採用より再配置・育成・生産性向上を優先

2029年7月期までの中期KPI

KPI 2026/7実績 2027/7目標 2028/7目標 2029/7目標
LFB導入機関数 49機関 50機関 52機関 55機関
広域連携案件数/1機関・年間 24件 27件 30件 33件
広域連携 成約率 23% 26% 28% 30%
LFBストック収益
(期末月額)
41百万円 42百万円 45百万円 48百万円
TXストック収益
(期末月額)
22百万円 46百万円 67百万円

重要ポイント

2028年・2029年7月期については、売上高・営業利益などの連結P/L目標は今回の資料では示されていない。 したがって中期目標の中心は、LFBの利用深化とLinkers TXのストック収益拡大という事業KPIで評価する必要がある。

② 目標達成へのロードマップ・達成計画

2027年7月期

回復・収益基盤づくり

  • Sourcing / Marketingの案件数回復
  • 営業人員の育成・戦力化
  • TX有償契約30件を獲得
  • LFB既存顧客の利用拡大
  • カスタマイズリサーチ拡大
  • 販管費を11.5%削減
2028年7月期

TX・LFBのスケール

  • LFB導入52機関
  • 広域連携30件/機関
  • 成約率28%
  • LFB月額ストック45百万円
  • TX月額ストック46百万円
  • 顧客利用・収益機会の拡大
2029年7月期

ストック収益の本格化

  • LFB導入55機関
  • 広域連携33件/機関
  • 成約率30%
  • LFB月額ストック48百万円
  • TX月額ストック67百万円
  • 製造業向けSaaSを中核成長領域へ

最重要施策:Linkers TXへの経営資源集中

M&A領域での新規事業開発を停止し、競争優位性を発揮しやすい 製造業の技術探索・マッチング領域へ経営資源を集中。 Linkers TXについて、有償顧客獲得、UI/UX改善、データベース・検索推薦機能、 外部データ連携、案件管理、顧客導入支援等を強化する。

選択と集中 製造業SaaS ストック収益化 AI・技術データ活用

SBIグループとの資本業務提携・財務基盤強化

SBIグループとの資本業務提携により、地域金融機関・投資先・提携先等のネットワークを活用し、 Linkers TXの販売拡大・機能拡充、既存LFBサービスとの連携を進める。

資金面では第三者割当約2.5億円劣後特約付借入5億円を活用。 重点投資としてLinkers TXに約1.7億円、SaaS型マッチングシステムに約0.7億円を充てる計画。

計画の分析ポイント

1. 成長の主役がTXへ移行

LFBは新規導入数の急拡大より既存顧客の利用深化へ方針転換。 一方、TXは2029年7月期に月額ストック収益67百万円を目指す新KPIが設定され、 中期成長の中心に据えられた。

2. 2027年度は売上拡大だけでなくコスト削減も重要

営業損失改善額2.86億円に対し、販管費削減計画は1.75億円。 損益改善は「高成長だけ」に依存せず、固定費コントロールとの両輪となっている。

3. LFB目標は大幅に現実化

従来の2027年7月期65機関・2028年7月期73機関から、 今回はそれぞれ50機関・52機関へ下方修正。 導入数の量より、広域連携件数・成約率・ストック収益を重視する計画へ変化している。

4. 黒字化時期はまだ明示されていない

2027年7月期でも営業損失3.81億円を計画。 2028年・2029年7月期の利益目標は開示されておらず、 TXのストック収益拡大が最終的に全社黒字化へどの時点でつながるかが今後の確認点となる。

③ 目標達成リスク

主なリスク 発生可能性 影響度 計画への影響・対応
競争激化 参入障壁が比較的低く、新規参入や競争激化の可能性。 独自データ、マッチングノウハウ、LFB連携等で差別化を継続。
システムトラブル SaaS・オンラインサービスの停止は収益や信頼性へ影響。 クラウド、データ二重化、セキュリティ・ネットワーク冗長化で対応。
経営体制 経営陣の急激な変更や重要人材離脱等が事業推進に影響する可能性。 共同代表制、権限分散、内部統制強化を進める。

計画遂行上、特に注意したい点

2026年7月期は、元代表取締役に関する一連の事案の影響等から、 一部金融機関でLFBの新規導入検討が慎重化し、新規導入ゼロとなった。 このためLFBの中期導入目標は大幅に下方修正されている。 今後は信用回復だけでなく、既存49機関での利用深化・成約率向上が計画達成の重要条件となる。

総括

最新計画は、従来の「LFB導入機関数の拡大」を中心とした成長シナリオから、 「既存事業の収益性改善+Linkers TXのSaaS・ストック収益拡大」へ軸足を移した計画と評価できる。

2027年7月期はまだ大幅な営業赤字を見込むため、短期的な焦点は ①売上15.69億円の達成、②販管費13.45億円への削減、 ③TX有償契約30件、④LFBの利用深化。 中期的にはTXの月額ストック収益を2027年22百万円から2029年67百万円まで拡大できるかが、 企業価値改善の最重要チェックポイントとなる。

出典: リンカーズ株式会社「事業計画及び成長可能性に関する事項」(2026年9月11日)、 2026年7月期決算関連資料。
※金額は原則として百万円単位。分析・評価部分は開示資料に基づく整理。 投資判断を推奨するものではありません。

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