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abc(8783)企業分析|旧GFA、金融とWeb3を軸に多角展開 | ストップ高安研究所

abc 8783 東証スタンダード

abc Co.,Ltd.(旧・GFA株式会社)。金融アドバイザリーを源流に、Web3技術を軸とした多角的な事業を展開する「その他金融業」の企業。

※2026年5月29日時点の情報

事業内容 ─ 金融を源流に、Web3・エンタメ等へ多角化

abcは、東京都港区赤坂に本社を置く東証スタンダード上場の企業で、2025年9月1日付で「GFA株式会社」から「abc株式会社」へ商号を変更しました。金融アドバイザリー事業を源流に事業領域を多角的に拡大し、当社・連結子会社・持分法適用会社からなるグループで、金融サービス、サイバーセキュリティ、空間プロデュース、ゲーム(エンターテインメント)、ヘルスケアなどの事業を展開しています。近年は「多様性を通貨にする」をミッションに掲げ、Web3技術を軸とした事業への転換を進めています。下表のとおり、2025年8月期は決算期変更に伴う変則決算となっています。

主要事業

金融サービス事業

ファイナンシャル・アドバイザリー、投融資、不動産投資などを手掛ける、同社の源流となる事業です。証券子会社(abc証券)も有しています。

Web3事業

暗号資産・ユーティリティトークン(Nyanmaru GOLD Utility Token など)や、SocialFiアプリ「Wowoo」などのWeb3関連サービスを展開しています。中間期にはWeb3事業の貢献により経常利益を計上しています。

サイバーセキュリティ事業

海外のサイバーセキュリティ関連商品の販売などを行う事業です。

空間プロデュース・ゲーム・ヘルスケア等

店舗・空間のプロデュース、ゲーム(エンターテインメント)、ヘルスケアなど、エンタメ・ライフスタイル領域の事業を展開しています。

直近5年の業績サマリー

下表の2025年8月期は、決算期を3月期から8月期へ変更したことに伴う変則決算であり、過年度(3月期)との単純比較はできません。2025年8月期は売上高11億9百万円、営業損益△9億22百万円、経常利益7億81百万円、親会社株主に帰属する当期純利益5億26百万円となっています。営業損益が赤字となる一方、経常・最終損益は営業外の影響を含めて黒字となっています。

項目(連結・百万円) 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2025年8月期 2025年8月期
会社予想
売上高 1,196 2,353
+96.7%
4,174
+77.4%
3,311
△20.7%
1,109
△66.5%
1,261
営業損益 △699 △1,927
赤字拡大
△2,146
赤字拡大
△2,616
赤字拡大
△922
赤字縮小
△306
経常損益 △721 △2,068
赤字拡大
△2,397
赤字拡大
△3,400
赤字拡大
781
黒字転換
260
当期純損益 △1,160 △2,254
赤字拡大
△2,459
赤字拡大
△4,411
赤字拡大
526
黒字転換
300
EPS(一株利益) △58.66円 △63.37円 △42.63円 △337.58円 18.99円 10.34円
決算発表時株価
(参考)
1,070円 790円 472円 347円 333円
実績PER -18.24倍 -12.47倍 -11.07倍 -1.03倍 17.54倍
予想PER 32.21倍
PBR 69.21倍 33.36倍 518.68倍 3.42倍 2.25倍
PSR 17.69倍 11.94倍 6.52倍 1.37倍 8.32倍
【業績数値に関する免責事項】
本ページに掲載している業績数値は、各社が公表する決算短信を一次情報として作成しています。 数値は決算短信発表時点のものであり、将来的に修正される可能性があります。 業績予想は会社発表時点のものであり、実績と異なる場合があります。 PER・PBR・PSRは決算発表日の終値で算出した参考値です。 正確な情報は各社公式IRサイトを必ずご確認ください。
※同社は決算期を3月期から8月期へ変更しており、2025年8月期は変則決算です。また2025年9月にGFA株式会社からabc株式会社へ商号変更しています。なお、過去の決算短信について一部訂正が複数開示されています。

経営方針・成長戦略

同社は「多様性を通貨にする」をミッションに掲げ、Web3技術を軸とした事業への転換を進めています。具体的な中期数値目標を明示した中期経営計画については、確認できた範囲では公表が確認できていません。

事業の方向性

  • 金融アドバイザリーで培ったストラクチャリング力を基盤に、Web3技術を軸とした新たな価値交換の仕組みづくりを進める。
  • 金融サービス・サイバーセキュリティ・空間プロデュース・ゲーム・ヘルスケアなど、多様な事業領域をカバーする事業ポートフォリオを構築する。
  • 2025年9月の商号変更(GFA→abc)・本社移転とあわせ、Web3企業への転換を加速するとしている。

数値目標

  • 具体的な中期数値目標を明示した中期経営計画については確認できていない。

強みと注目点

① 金融アドバイザリーのストラクチャリング力

ファイナンシャル・アドバイザリーや不動産金融で培ったストラクチャリング力を基盤に、多様な事業へ展開を図っています。

② Web3領域への本格転換

ユーティリティトークンやSocialFiアプリなどWeb3関連サービスを展開し、Web3技術を軸とした新事業への転換を進めています。

③ 多角的な事業ポートフォリオ

金融・サイバーセキュリティ・空間プロデュース・ゲーム・ヘルスケアなど、複数の事業領域を持つグループ構成となっています。

弱み・リスク要因

有価証券報告書・決算短信および公開情報から判明している同社の事業上の課題・リスクは以下のとおりです。

① 本業(営業損益)の赤字継続

営業損益の赤字が続いており、経常利益・最終利益は営業外の影響を含めて変動しています。本業の収益力向上が課題となっています。

② Web3・暗号資産関連の業績変動

経常利益はWeb3事業の貢献で計上されており、暗号資産市況など外部環境の変化によって業績が大きく変動するリスクがあります。

③ 事業再編途上・多角経営の確立

商号変更・決算期変更・本社移転など事業再編の途上にあり、多角化した各事業を安定的な収益基盤として確立できるかが課題です。

主な出典:

本ページは投資情報の提供を目的としており、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任において行ってください。

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