9166 GENDA

GENDA 9166 東証G

GENDA Inc.|GiGOを中心としたアミューズメント施設、カラオケ、プライズ、ツーリズム、映画配給などを展開するエンターテイメント企業です。M&AとPMIを成長戦略の柱に、国内外のエンタメプラットフォームを拡大しています。

※2026年6月11日時点の情報

事業内容

2026年6月11日終値ベースの時価総額は約999億円。GENDAは2018年5月設立、東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング6階に本社を置くエンターテイメント企業で、代表者は代表取締役社長CEOの片岡尚氏、決算期は1月、市場区分は東証グロースです。直近の2027年1月期第1四半期では、売上高49,702百万円、営業利益288百万円、経常損失307百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失752百万円を計上しました。

国内アミューズメント

GENDA GiGO Entertainmentを中心に、国内で「GiGO」などのアミューズメント施設を運営しています。2027年1月期第1四半期の決算説明では、GiGO限定景品やクレーンゲーム専門店への業態転換が国内アミューズメントの上振れ要因として示されています。

海外アミューズメント

北米、中国、欧州、台湾、ベトナムなどでアミューズメント施設やミニロケ事業を展開しています。北米では日本IP景品の展開、拠点網の活用、現地オペレーション改善が重要施策として位置付けられています。

カラオケ

「カラオケBanBan」やENNEを中心に、カラオケ施設運営とカラオケ機器の流通等を手掛けています。公式資料では、店舗運営、機器流通、DX施策、GiGOとの販促連携などを通じたPMI施策が示されています。

プライズ関連・キャラクターMD

フクヤグループやアレスカンパニーを通じ、アミューズメント施設向けプライズの企画、製造、販売を展開しています。国内外のアミューズメント施設への景品供給やIP関連商品の展開が事業の一部です。

ツーリズム・F&B・コンテンツ&プロモーション

外貨両替機事業のSMART EXCHANGE、F&B領域、映画配給のギャガ、VRコンテンツや体感型アトラクションなど、周辺領域へ事業ポートフォリオを拡大しています。

直近5年業績サマリー

添付業績データでは、2022年1月期と2023年1月期は未掲載、2024年1月期以降の連結実績が確認できます。売上高は2024年1月期55,697百万円、2025年1月期111,786百万円、2026年1月期170,787百万円と拡大しました。営業利益は2025年1月期7,965百万円から2026年1月期7,695百万円へ減少し、経常利益も同7,305百万円から6,217百万円へ減少しました。一方、当期純利益は2025年1月期3,304百万円から2026年1月期3,826百万円へ増加しています。会社予想列は、添付業績データに記載された2026年1月期会社予想をそのまま掲載しています。

項目 2022年1月期 2023年1月期 2024年1月期 2025年1月期 2026年1月期 2026年1月期
会社予想
売上高 55,697 111,786+100.7% 170,787+52.8% 157,000
営業損益 5,370 7,965+48.3% 7,695△3.4% 10,500
経常損益 5,216 7,305+40.0% 6,217△14.9% 9,100
当期純損益 4,178 3,304△20.9% 3,826+15.8% 5,000
EPS(一株利益) 126.41円 45.32円 21.55円 28.12円
PER(期末日株価ベース) 13.2倍 32.1倍 31.1倍 18.9倍
PBR(期末日株価ベース) 2.9倍 3.2倍 1.9倍 1.5倍
※売上高、営業損益、経常損益、当期純損益は百万円単位。EPSは円、PERとPBRは倍。業績数値は添付業績データの9166部分を抽出して使用しています。PERとPBRは、2024年1月期は期末日終値1,665円、2025年1月期は期末日終値1,454円、2026年1月期は2026年1月30日終値670円を基準に、EPS・BPSと株価の分割影響を同一基準にそろえて算出しています。会社予想列のPERとPBRは、2026年6月11日終値532円を基準に算出しています。2022年1月期と2023年1月期は未上場のためPERとPBRを記載していません。会社予想は会社発表時点の内容であり、将来の業績を保証するものではありません。

中期経営計画

事業計画及び成長可能性に関する事項

現時点で「中期経営計画」という名称の独立した計画資料は確認していませんが、GENDAは「事業計画及び成長可能性に関する事項」において、「2040年世界一のエンタメ企業」を目指す方針を掲げています。2027年1月期の計画値として、売上高2,150億円、調整後EBITDA300億円、調整後当期純利益106億円を示しています。

成長戦略は、国内事業の着実な拡大、海外事業展開、エンタメ業界でのM&A、PMI、テクノロジー活用を組み合わせる内容です。2027年1月期第1四半期では、売上高497億円、調整後EBITDA46億円、調整後当期純利益7億円となり、調整後指標では1Q計画を達成した一方、北米事業の利益未達により北米の通期着地見込みを修正しています。

事業計画資料へ

強みと注目点

① M&Aを軸にした事業ポートフォリオ拡大

GENDAは、エンターテイメント業界でのM&Aを成長戦略の柱に据え、アミューズメント、カラオケ、プライズ、ツーリズム、F&B、映画配給などへ領域を広げています。公式資料では、M&AとPMIによる「連続的な非連続な成長」が事業戦略として示されています。

② 国内アミューズメントの既存店成長とIP活用

2027年1月期第1四半期の決算説明では、国内アミューズメントが計画対比で超過達成したとされ、GiGO限定景品やクレーンゲーム専門店への業態転換が既存店成長率をけん引したと説明されています。IP景品を活用した集客力は、同社の店舗網と相性の高い要素です。

③ グループ内シナジーとDX施策

カラオケ、プライズ、アミューズメント、F&B、コンテンツ領域をグループ内で組み合わせ、販促連携、共同出店、景品供給、DXによる業務効率化などを進めています。カラオケ事業では、顧客向けアプリ、社内向けITツール、AIを活用した業務改善などの施策も開示されています。

弱み・リスク要因

① M&A、PMI、資金調達に伴う負担

同社はM&Aを成長戦略の柱としているため、買収後の偶発債務、未認識債務、統合に伴う特別損益、資金調達に伴う希薄化や金利負担などが業績に影響する可能性があります。M&Aが予定通り完了しない場合、想定していたシナジーを得られない一方で関連費用だけが発生するリスクもあります。

② 北米事業と海外展開の不確実性

2027年1月期第1四半期では、北米事業が1Q期初計画に対して利益未達となり、北米事業の通期見込みが修正されています。海外事業では、為替、現地法規制、営業許可、人材確保、政治・社会情勢などの影響も受ける可能性があります。

③ エンターテイメント需要と店舗運営への依存

同社グループの収益はエンターテイメント業界で事業を運営する子会社に依存しており、余暇市場の多様化、家庭用ゲームやソーシャルゲームの拡大、少子化、アミューズメントマシンメーカーの寡占化などが業績に影響する可能性があります。また、店舗型ビジネスのため、災害や感染症による来店客減少、営業時間短縮、臨時休業もリスク要因です。

出典

本ページは、企業の公式IR資料、決算短信、有価証券報告書、適時開示資料などの一次情報およびユーザー提供の期末株価情報を基に作成しています。掲載内容は作成時点の情報であり、投資判断を推奨するものではありません。株式投資には価格変動リスクがあるため、最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

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