ストップ高後の株価推移
| 経過期間 | 騰落率 | TOPIX超過 | 最大上昇 | 最大下落 |
|---|
6574 コンヴァノ
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事業内容と業績
ネイル事業
コンヴァノの祖業で、FAST NAILブランドを中心に全国の直営店・フランチャイズ店舗でネイル施術を提供し、ネイルケア商品も販売する。均一価格、予約不要、高品質を特徴とし、短時間で継続的に利用しやすい店舗運営を志向。出店、既存店の稼働率改善、ネイリストの採用・教育、生産性向上が収益を左右する。2026年3月期は75店舗と公式サイトに掲載され、2027年3月期には100店舗を目標とする。来店履歴や顧客接点をグループのデータ基盤として活用し、関連事業のサービス改善にもつなげる。2026年3月期第1四半期の前年同期に対し、2027年3月期第1四半期は新規出店に伴う人件費・償却負担が利益を圧迫している。
コンサルティング事業
株式会社Convano consultingおよび株式会社DataStrategyを中心に、事業戦略・業務設計・データ活用からシステム導入、保守運用までを支援する。オペレーション標準化や業務自動化、データ分析基盤(CDP/DWH)構築、AIを用いた医療機関向け業務効率化、レセプト最適化、デジタルマーケティング・SNS運用などを提供。グループ内で獲得した現場知見を外部顧客へ展開する役割も担う。2025年3月期はグループ内取引が中心で外部売上収益はなく、2026年3月期以降は外部顧客向けの売上が拡大。2027年3月期第1四半期はDataStrategyの連結効果が売上・利益に寄与した。
ヘルスケア事業
株式会社シンクスヘルスケアを中心に、医療機関向け医療関連サービスと医薬品・医療用製品の輸入代行、卸・販売を手掛ける。美容医療・ヘルスケア分野の医療機関ネットワークを営業基盤とし、取扱製品の拡充やクリニックとの継続取引を通じて事業を拡大する。企業公式サイトでは提携クリニック444院以上を掲げ、医療用ヒアルロン酸製剤などの商材や複数企業との業務提携を紹介する。コンサルティング事業との顧客接点の共有も特徴。2025年3月期から独立報告セグメントとなり、2027年3月期第1四半期の決算短信では医療機関ネットワークの拡大が増収増益につながったと説明している。
インベストメント&アドバイザリー事業
虎ノ門キャピタル株式会社や日本美容・ヘルスケア成長投資1号組合などを通じて、M&Aの財務助言、投資・資金運用、医療・美容関連企業への投資と事業価値向上を手掛ける。成長分野の事業取得、組織再編、投資先支援などを通じてグループ事業の拡大を支える。2026年3月期には保有ビットコイン等の売買・関連デリバティブ損益と期末減損損失を同セグメントに包含し、4,847百万円の暗号資産減損がセグメント損益を大きく押し下げた。会社は2025年11月に実業重視の方針へ転換し、2026年8月に対象暗号資産の売却完了を開示。売上・利益の変動性が大きい領域である。
AI事業
2027年3月期第1四半期から新たに独立した報告セグメント。各事業で蓄積した業務知見とデータを活用し、AIエージェントによるデジタル化(DX)・自動化(AX)、業務標準化、既存サービスの高度化、新規事業・プロダクトの開発を目指す。企業公式サイトは、医療機関の受付・予約・問診・カルテ作成の自動化を目指す医療特化型AIエージェント「AXON」などを紹介している。グループ内部で得た運用知識を汎用的な技術・サービスへ転換する役割を担う。初年度第1四半期は外部売上収益の計上がなく、事業立ち上げ費用等により92百万円のセグメント損失を計上した。
※2024年3月期以降のネイル事業は旧メディア事業を統合し組替後数値を使用。2025年3月期のネイル・コンサルティングは2026年3月期再訂正資料の組替数値。セグメント売上収益は内部取引を含む「計」であり、連結売上とは一致しない場合があります。2026年3月期第1四半期は比較対象期、2027年3月期第1四半期は最新四半期です。AI事業は最新四半期より新設。
直近5年業績サマリー
| 業績項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 | 2027年3月期 会社予想 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2,143 |
2,330 +187 / +8.7% |
2,589 +259 / +11.1% |
3,241 +652 / +25.2% |
15,517 +12,276 / +378.8% |
26,752 前年比 +72.4% |
| 営業損益 | 89 |
△36 △125 / -140.4% |
△59 △23 / -63.9% |
135 +194 / +328.8% |
1,601 +1,466 / +1085.9% |
8,957 前年比 +459.5% |
| 税引前損益(IFRS) | 82 |
△43 △125 / -152.4% |
△70 △27 / -62.8% |
128 +198 / +282.9% |
1,420 +1,292 / +1009.4% |
9,000 前年比 +533.8% |
| 当期純利益 | 51 |
△34 △85 / -166.7% |
△199 △165 / -485.3% |
78 +277 / +139.2% |
△1,061 △1,139 / -1460.3% |
5,820 前年比 +648.5% |
| EPS(株式分割調整後) | 0.2252円 |
-0.1514円 -0.3766円 / -167.2% |
-0.7732円 -0.6218円 / -410.7% |
0.1796円 +0.9528円 / +123.2% |
-2.25円 -2.43円 / -1352.8% |
11.67円 前年比 +618.7% |
| 1株配当金(株式分割調整後) | 0.00円 |
0.00円 0.00円 / 前年:— |
0.00円 0.00円 / 前年:— |
0.00円 0.00円 / 前年:— |
1.00円 +1.00円 / 前年:— |
1.00円 前年比 +0.0% |
| 純資産 | 848 |
816 △32 / -3.8% |
1,644 +828 / +101.5% |
1,743 +99 / +6.0% |
10,891 +9,148 / +524.8% |
— |
| 営業CF | 366 |
127 △239 / -65.3% |
336 +209 / +164.6% |
166 △170 / -50.6% |
3,939 +3,773 / +2272.9% |
— |
| 投資CF | △93 |
△41 +52 / +55.9% |
△81 △40 / -97.6% |
△10 +71 / +87.7% |
△11,466 △11,456 / -114560.0% |
— |
| 財務CF | △245 |
△79 +166 / +67.8% |
269 +348 / +440.5% |
△273 △542 / -201.5% |
10,973 +11,246 / +4119.4% |
— |
| フリーCF | 273 |
86 △187 / -68.5% |
255 +169 / +196.5% |
156 △99 / -38.8% |
△7,527 △7,683 / -4925.0% |
— |
単位:百万円(EPS・配当は円)。IFRSのため日本基準の「経常利益」に代え「税引前損益」を表示。2024年3月期営業損益・税引前損益は翌期決算短信に掲載された組替後数値。2026年3月期は2026年6月5日付再訂正後数値。EPSは2025年の累計100分割に合わせて過年度数値を比較可能な株数基準へ調整(小数4桁まで)。2026年3月期1円配当・2027年3月期予想1円は2026年11月の株式併合前ベースです。CF予想・純資産予想は非公表。フリーCF=営業CF+投資CF(単純合算)。
1.会社予想と実績
棒グラフは年度別会社予想(シアン)と確定実績(マゼンタ)。前年期末の当初通期予想と比較。EPSは2025年の累計100分割に合わせ調整済み。
売上高
会社予想 vs 実績営業利益
会社予想 vs 実績税引前利益
会社予想 vs 実績親会社帰属純利益
会社予想 vs 実績EPS(分割調整後)
会社予想 vs 実績2.達成・未達理由
2023年3月期 未達
売上高2,350百万円予想に対して2,330百万円。人員不足解消のための採用・教育投資、従業員待遇改善、予約アプリ改修、原材料・エネルギーコスト増、雇用調整助成金の対象外移行などが費用を押し上げた。営業利益140百万円予想に対して営業損失36百万円。
2024年3月期 未達
売上高2,700百万円予想に対して2,589百万円。予約枠最適化・単価改善は進んだが、採用教育・待遇改善などの将来投資が継続。後年比較情報に組み替えられた営業損失は59百万円で、営業利益60百万円の予想を下回った。繰延税金資産などを反映し最終損失199百万円。
2025年3月期 利益面で予想超過
売上高3,400百万円予想に対して3,241百万円で未達。一方、上期の人材戦略、下期のネイリスト生産性向上、連結子会社3社の寄与が会社想定を上回り、営業損失220百万円予想に対して営業利益135百万円へ黒字転換。
2026年3月期 売上・営業利益超過、最終損失
当初予想売上高5,600百万円に対し15,517百万円、営業利益510百万円に対し1,601百万円。連結子会社の寄与で事業拡大。一方、暗号資産関連減損4,847百万円がインベストメント&アドバイザリー事業に計上され、親会社帰属損失1,061百万円で予想の純利益334百万円に未達(2026年6月5日再訂正後)。
3.事業セグメントの自信度
会社の記述・業績の変化から判定した定性的評価。引用は各年度・各事業の公式決算短信に記載された原文の一部です。
ネイル事業
「新規顧客の獲得とリピーターへの移行促進及び客単価向上の取り組みが奏功」
店舗回復・黒字化を確認した一方、感染症下で慎重な環境認識。
「将来に向けた投資、原材料並びにエネルギーコストの上昇などにより費用が増大」
人件費・採用教育費増加と赤字転落で利益見通しに慎重。
「予約枠の適正化による機会損失の低減、顧客単価の向上施策に注力」
増収を維持する一方、2025年短信の組替後利益は赤字。
「下期のネイリスト生産性向上施策」
生産性改善への自信はあるものの、組替後のネイル単独損益は赤字。
「直営・FC店舗でのネイル施術/ネイルケア商品の販売」
通期セグメント利益は黒字化、ただし利益率は限定的。
「新規出店に伴う人件費・減価償却費等の費用負担」
前年同期黒字から約10百万円のセグメント赤字。
コンサルティング事業
「2025年3月期より報告セグメントを次のとおり変更」
内部業務自動化から独立区分化の準備を進め、利益を計上。
「戦略・方針策定から導入支援、保守運用までを一貫提供するコンサルティングサービス」
DataStrategyが加わり外部売上・利益が拡大。
「株式会社DataStrategyの寄与等により」
単四半期売上5,102百万円・利益1,563百万円。
ヘルスケア事業
「医薬品等の輸入代行を中心とした医療関連サービス」
新規連結後のセグメント利益が黒字。
「株式会社シンクスヘルスケアの医療関連サービス」
年商2,339百万円・セグメント利益1,555百万円。
「医療機関ネットワークの拡大等により」
前年同期比大幅増収増益。
インベストメント&アドバイザリー事業
「案件ソーシングおよびファンド組成準備期間」
案件収益を計上する一方、投資事業収益の持続性は不確定。
「BTCの保有規模拡大を成長の中心に据える方針から実業重視へ」
暗号資産減損4,847百万円を含みセグメント大幅赤字。
「投資およびM&Aファイナンシャルアドバイザリー」
四半期セグメント赤字、案件時期により収益振れ大。
AI事業
「事業立上げに伴う先行費用等により92百万円のセグメント損失」
初期投資段階。実証収益化の確認が必要。
4.最新予想信頼度
2027年3月期通期予想は売上収益26,752百万円、営業利益8,957百万円、税引前利益9,000百万円、親会社帰属利益5,820百万円。最新第1四半期は売上高6,907百万円(単純進捗25.8%)、営業利益1,937百万円(21.6%)、税引前利益1,941百万円(21.6%)、最終利益1,195百万円(20.5%)。これらは単純進捗率で、季節性や案件計上タイミングを調整していません。
達成を支える確認済み材料
- 2027年3月期1Qは売上収益が前年同期比554.5%増、営業利益1,937百万円と大幅改善。
- コンサルティングは1Q売上収益5,102百万円、セグメント利益1,563百万円。DataStrategyの寄与が会社により明記されている。
- ヘルスケアは医療機関ネットワーク拡大を背景に1Q売上収益870百万円、利益538百万円。
- 会社は2026年8月14日付短信で通期予想を据え置き、報告対象の5事業を継続。
達成を阻む確認済み要因
- 1Q営業利益進捗21.6%に対し、残り3四半期で合計約7,020百万円が必要。必要四半期平均約2,340百万円は1Qの1,937百万円を上回る。
- ネイル事業は新規出店に伴うコストが先行し、1Qで10百万円のセグメント損失。
- 新設AI事業は1Q売上計上なし・92百万円のセグメント損失。
- 投資・M&A案件の収益認識は不確実。暗号資産売却に伴う298百万円の売却損見込みが最新短信の後発事象として記載。
収益計上時期・四半期進捗の注意点
第1四半期の会社資料では、全社に共通する明確な期末偏重率・四半期別売上計画は確認できません。コンサルティング、投資・助言の取引計上時期と、ネイルの新規出店に伴う先行費用で利益率が変わるため、単純進捗率だけでは予想達成を確定できません。2026年7月2日に連結子会社となったアクセルマークの業績影響は、2026年8月14日付短信で精査中とされています。
最終判断・予想PER
通期達成は未確定。1Qの大幅増収と高採算のコンサルティング・ヘルスケアは前向きな材料。ただし、残り期間の営業利益上積みとネイル・AI事業の費用負担抑制が必要です。
10月28日終値は97円(株式併合前)。2026年11月1日に予定される10株→1株の併合に合わせた換算値は970円。2027年3月期会社予想EPSは併合前11.67円(併合後換算116.70円)。したがって、予想が達成された場合のPERは約8.3倍(97÷11.67=8.31倍、または970÷116.70=8.31倍)。株式併合の前後で株価とEPSの基準を必ず合わせています。
資料・一次情報
- 2022年3月期 決算短信(添付資料)
- 2023年3月期 決算短信(添付資料)
- 2024年3月期 決算短信(添付資料)
- 2025年3月期 決算短信(添付資料)
- 2026年3月期 決算短信・2026年6月5日再訂正全文(添付資料/再訂正版を優先)
- 2027年3月期 第1四半期決算短信(2026年8月14日/添付資料)
- コンヴァノ公式IR・決算短信
- コンヴァノ公式・事業内容
- コンヴァノ公式・事業別業績
- コンヴァノ公式・2026年8月24日株式併合告知
コンヴァノ|第3次中期経営計画
「FASTNAIL」運営会社から、コンサルティング・ヘルスケア・AIを収益の主軸とする事業創造プラットフォームへ。2026年5月の大幅な計画修正を踏まえ、売上・利益目標、事業別成長率、最新の進捗を検証する。
2029年3月期|最終年度の数値目標
3年間の連結業績ロードマップ
| 連結指標 | 2027年3月期 会社予想 | 2028年3月期 計画 | 2029年3月期 計画 |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 267.52億円 | 300.10億円 | 370.90億円 |
| 営業利益 | 89.57億円 | 103.72億円 | 130.53億円 |
| 営業利益率 | 33.5% | 34.6% | 35.2% |
2027年3月期は2026年5月15日公表の通期業績予想。2028年3月期・2029年3月期は中期計画値。売上収益と営業利益の2027→2029年3月期の年平均成長率(会社算定)はそれぞれ+17.75%、+20.72%。
重要|旧計画からの大幅な下方修正
| 2029年3月期 | 旧計画(2025.08.27) | 第3次計画(2026.05.15) | 修正率(算出) |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 1,135.00億円 | 370.90億円 | −67.3% |
| 営業利益 | 516.00億円 | 130.53億円 | −74.7% |
| 営業利益率 | 45.5% | 35.2% | −10.3pt |
最新業績|実績と予想の距離
| 指標 | 2026年3月期 通期実績(訂正後) | 2027年3月期 1Q実績 | 2027年3月期 通期予想 |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 155.17億円 | 69.07億円 | 267.52億円 |
| IFRS営業利益 | 16.01億円 | 19.37億円 | 89.57億円 |
| 営業利益率 | 約10.3% | 約28.0% | 33.5% |
| 親会社所有者帰属利益 | △10.61億円 | 11.95億円 | 58.20億円 |
1Q進捗率=2026年4〜6月実績÷2027年3月期会社通期予想。単純進捗であり、四半期の季節性や案件検収時期を調整した評価ではありません。2026年3月期は訂正公表後の会社掲載実績を使用。IFRS営業利益と、BTC評価損等を調整した会社独自のNon-GAAP営業利益は混同していません。
2029年3月期|どの事業が利益を稼ぐのか
| 事業セグメント | 売上収益 | 営業利益 | 利益率 | 売上構成比 |
|---|---|---|---|---|
| コンサルティング | 242.23億円 | 84.78億円 | 35.0% | 65.3% |
| ヘルスケア | 60.00億円 | 30.00億円 | 50.0% | 16.2% |
| ネイル | 44.50億円 | 7.29億円 | 16.4% | 12.0% |
| AI | 24.17億円 | 8.46億円 | 35.0% | 6.5% |
| 投資&アドバイザリー(I&A) | 0円 | 0円 | — | 0.0% |
| 連結合計 | 370.90億円 | 130.53億円 | 35.2% | 100.0% |
数値は第3次中期経営計画に記載された計画値。事業別と連結数値は会社開示の区分に従っています。I&Aは事業停止を意味せず、未確定収益・BTC損益等を数値目標に算入しない方針によるゼロ表示です。
事業別の達成施策
コンサルティング
総合コンサル・専門コンサル・アウトソーシングの3層構造を展開。医療機関ネットワークを活用し、AIプロダクト併用を進める。計画期間では「コンサル+AIツール」から「コンサル+AIプロダクト」へ移行し、継続課金収益(ARR)の拡大を図る。
ヘルスケア
500院超の医療機関ネットワークに対して既存商材・提携済み商材を展開。2029年3月期は売上60億円、営業利益30億円を計画。未承認のヒアルロン酸製剤・ボツリヌストキシン製剤は中計の数値前提に含めない。
AI・AX事業
AIスコアリング、業務自動化「axon」、採用支援、メディカルコスメCRM、医療資材発注の5製品を独立セグメント化。導入社数の拡大、継続課金、複数製品のクロスセルを推進。売上高の2期間CAGR目標は+77.40%。
ネイル事業
FASTNAILの店舗採算可視化、研修標準化、出店拡大を進める。2026年3月期末73店舗を起点に、2027年3月期末80店、2028年3月期末100店、2029年3月期末130店を計画。収益基盤と顧客データの蓄積を担う。
2027〜2029年の実行ステップ
コンサルティング180.23億円、ヘルスケア40億円、AI7.68億円、ネイル39.61億円の売上を見込む。AIを独立報告セグメントとして本格始動。
連結売上300.10億円、営業利益103.72億円を目指す。FASTNAIL100店舗体制を計画し、AI売上を14.77億円、ヘルスケア売上を50億円に引き上げる。
コンサル+AIの継続課金を拡張。ネイル130店舗、ヘルスケア売上60億円、AI売上24.17億円を目指し、全社の営業利益率35.2%を計画。
開示された主な達成リスク
契約解約・縮小、更新時の値下げ、競合への切替えは、売上の過半を占めるコンサルティングのリカーリング収益を下押しする可能性。
導入遅延、継続課金の解約、顧客単価の未達、競争激化やAI技術進化によるプロダクト陳腐化がリスク。
薬事承認の遅延、規制変更、取り扱い医療機関数や医療機関当たりの取引高の減少、提携先との関係変化が収益計画を下押しする可能性。
コンサルタント・AIエンジニア・医療専門人材・ネイリストの獲得や定着が遅れれば、案件遂行力と出店計画に影響。
M&A成立時期やPMI、暗号資産価格変動、個人情報・業務データの管理体制等の不確実性を開示。会社はBTC関連損益と未確定M&A収益を計画から除外しています。
中期計画を評価する際の確認ポイント
コンサル売上の継続性
年間契約の更新率、解約率、案件残高、売上計上のタイミングが実際に計画を裏付けているか。
利益率35%への到達
2027年3月期1Q実績の営業利益率は約28%。中計の利益率想定に向けて改善が続くか。
AI売上の立ち上がり
導入顧客、課金額、ARRの実績が計画上の成長率に見合うか。
ネイル店舗の採算性
店舗数だけでなく既存店稼働率、客単価、人件費、1店舗当たり利益を確認。
第3次中期経営計画は、旧計画の大幅な下方修正を伴う一方、暗号資産・未確定投資収益を外して事業ベースの数字に組み直した点が特徴です。2029年3月期の目標達成には、コンサルティング事業の大規模な継続収益と、ヘルスケア・AIの計画どおりの収益成長が不可欠です。2027年3月期1Qは増収増益ですが、通期利益計画への進捗は21.6%にとどまっています。
資料・一次情報
1. コンヴァノ「中期経営計画の改定に関するお知らせ」(2026年5月15日/全34頁)
2. コンヴァノ公式「事業別業績」:2026年3月期の訂正後実績・IFRSとNon-GAAPの相違
3. コンヴァノ発表「2027年3月期 第1四半期決算」(2026年8月14日)
4. コンヴァノ発表「保有する暗号資産の売却完了」(2026年8月13日)
注:2026年8月10日に暗号資産の売却を完了した旨も会社が公表しています。将来の業績予想・中計目標は会社の見通しであり実績ではありません。本HTMLの進捗率・比較率は会社開示値を基に算出。株価および株式併合調整後のEPSを十分に照合できないため、株価割安度の試算は掲載していません。

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